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1 ![]() ダイナースカード会員誌、「シグネチャー」最新号の特集は、「美食王国、山口」。 この数年、何度も通っている山口の知られざる食の魅力をご紹介しています。 名産の「ふく(山口では福にあやかり、ふぐをこう呼びます)」はもちろん、 フレンチ、江戸前寿司、イカの活き造りなど、旬の美食を厳選。 この冬、ぜひ訪れていただきたい温泉自慢の名宿も登場です。 書店売りされないので、すべての方に読んでいただけないのが恐縮ですが、 お手元に送られてきましたら、どうぞ、ページをめくってみていただければと思います。 撮影は、多方面でご活躍される五十嵐隆裕さん。 リリカルでしたたるような、シズル感あふれる氏の写真をたっぷりと盛り込み、 山口の食の豊かさを感じとっていただけると思います。 12月13日には、岩国錦帯橋空港も開港、山口への旅のゲートウェイが増えます。 ぜひ、この冬は美食探訪で、 おいでませ、山口へ。
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by naoko_terada
| 2012-12-02 10:11
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![]() 公私共に、仲良くさせていただいている、 山口県のライフさんが運営する、北欧雑貨の店ベルフルールにて、トークイベントが行われます。 光栄にも、その第一回目のゲストとして参加させていただきます。 旅をイメージしたお料理を作ってくださるのは、塩山舞さん。 みなさんとの参加型の楽しい時間にしたいと思っています。 山口のお近くのみなさん、お時間あればぜひ、お越しください。 <実りの秋 ベルフルール企画 ―旅は美味しいー> 日時 9月15日(土)18:30〜 場所 ベルフルール 会費 2,000円(ドリンクは別途500円) 参加ご希望の方は、電話にてお申込下さい。(083−972−4556) ところで、ライフ代表の藤井一郎氏は、実はとってもすごい人。 バング&オルフセンを日本に持ち込んだ人であり、平成23年度 経済産業省 ものづくり日本大賞「優秀賞」を受賞した、空気を清浄する香炉、リュースを開発。 山口デンマーク協会代表でもあり、とにかくアイデアと情熱の人。 でも、決してビジネスマターで動いている人ではありません。 リュースの原点である、白金を使った商品を自分でひとつ、ひとつ手で作っては店に並べるような、実直さのかたまり。お金よりも、モノを作り、ヒトをつなげることだけに情熱を注いでいます。 ステイタスや、年齢などで人を比べることもなく、とにかく誰にでもオープンで、フェアな視点を持っている。 私が惚れ込んだのもそこ。 そして、そんな一郎氏を支えるのが家族。 仲良しで、お人好しで、心根よし。 気持ちのいい愛すべき、友人一家です。 周辺にお住まいの山口のみなさんも、ベルフルールにはまだ来られたことのない方もいらっしゃるでしょう。 今回は店舗まるごと開放らしいので、ぜひ、遊びに来ていただければ嬉しいです。 最後に、今回のイベントの発起人でもある、末廣亮平氏のコメントをご紹介します。 末廣氏は、山口宇部出身。イケア神戸とアクタス神戸の代表をされていた方で、現在、ライフ顧問に就任されていらっしゃいます。 では、ベルフルールでお会いしましょう! 三十数年前、 当時では考えられない法外な値段と突き抜けたデザインのデンマークのオーデイオ B&O(バング&オルフセン)を持って東京に居た僕のところに藤井一郎はやって来ました。 彼のデンマーク人生はそこから始まり、デンマークハウスを輸入販売し、デンマーク協会を作り、デンマークの家具、雑貨を扱い、極めつけは長男を12歳でデンマークへやってしまうのです。 その彼が持てる力を結集して建てたのがベルフルールです。 山口の田舎の山の中に確固たる主張を持って存在し、見る人を引き入れ心地良い空間の正しき形を感じさせてくれるのです。 ここにはその居心地良さに引かれて、多くの才能豊かな人達が集まります。 そのタレント豊かな人達がこの空間を生かそうと、僕の念願でもあった年間を通したイベント企画に力を貸してくださることになったのです。 記念すべき第1回目は、世界を知りつくし、まさに世界で活躍されるトラベルジャーナリスト寺田直子さんの楽しいお話とその中に登場する国の数々の料理を独自のレシピで作り、時には海外の顧客のところまで出向いて料理されるシェフ、塩山舞さんのコラボが実現することになりました。 友人、藤井一郎の作り出した空間の隅々をいつもとは少し違った角度から見て頂けると思うと僕自信ワクワクしています。 一人でも多くの方に興味を持ってお越し頂けたらの思いでお知らせ致します。 末廣亮平
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by naoko_terada
| 2012-08-28 20:44
| トラベル
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山口県のみなさまオンリーとなりますが。。。 明日、7月6日(金)エフエム山口のMorning Street 朝9:35~ ロンドン五輪開催間近! ということで、最新ロンドン&オリンピック情報をお話しさせていただきます。 二週にわたってなので、次回は7月13日(金)予定。 パーソナリティは山口の朝の顔、大和良子さん。 お時間あれば、お聴きください♪
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by naoko_terada
| 2012-07-05 17:12
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![]() 先月号の仙台に続き、 東北応援の第二弾として青森を連載中のUOMO「わがままコンシェルジュ」にてご紹介。 一部の沿岸部をのぞき、 地震による直接的な被害が少なかった青森県も、 観光の風評被害で大きなダメージをこうむった場所のひとつ。 わたしたちが訪問した6月末は、 JRによる「青森県デスティネーション・キャンペーン」中で、 新青森まで再開を果たした東北新幹線を利用した観光客の方々の姿も。 とはいえ、場所によっては戻りが遅れているところも少なくありません。 震災後、風評被害というものは避けて通れないものだと思っています。 一定の期間はじっと耐えるしかないものです。 それでも、少しずつ観光客は戻ってきます。 旅館、ホテルや地元の観光施設は、 そのタイミングを見据えて、少し先を考えることが必要です。 また、旅するわたしたちも、いつが旅行にはベストのタイミングなのか。 それを知りたいと思っています。 まだ、行くのは早いのか。 行くとしたら、どうやって行くのか。 新幹線は、道路は問題ないのだろうか。。。 などなど。 UOMOの連載では、実際にわたしたち取材チームが現地を訪れ、 実感した経験からアップデートした情報を掲載しています。 さらに、今号は、観光審議委員として観光促進のお手伝いをさせていただいている山口県の個性あるプロダクト、リゾートなどが偶然にも一挙大集合! ![]() スーパークールな姿と、華やかで透明感あるフレーバーさが際立つ、日本酒 ohmineや、 瀬戸内海、1日1組だけのハイダウェイ、小屋場 只只。 連載の「エグゼクティブの愛用品」には、究極の旅アイテム、GENELEC TANAKA modelが登場。 今月のUOMO、情報満載です♪
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by naoko_terada
| 2011-07-27 13:57
| 東北応援!
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![]() 「角打ち」って、ご存知でしたか? 実は、立ち飲みのこと。 北九州に多いのだそうですが、酒屋でくいっと一杯、飲むことや、 立ち飲みの店舗のことを称するそうです。 知りませんでした。 日本は、深いですね。 なぜ、知ったかというと、 山口宇部空港の2階に、この「角打ち」があるから。 名前は、「角打 鍋島」。 「南風荘」という福祉施設が、施設のみなさんの自立支援を目的に、 昨年から開業。 責任者のTさんが、観光審議会の委員のおひとり、ということで顔を出したわけです。 東京でも立ち飲みは人気ですが、空港内とは斬新。 搭乗ゲートへのセキュリティチェックのすぐ、横。 ここで、かる〜く一杯飲みつつ搭乗アナウンスを待つことができます。 ![]() ![]() まずは、山口の地ビール、その名も「萩ちょんまげ」でおつかれさま。 アンバーなペールエールは、英国風ビールでなかなか。 写真はビンですが、ジョッキの生があり600円。 そして、山口の名酒を。 あの、「男山」を造る名酒造、「永山本家酒造場」の「貴」をいただきます。 端麗にして、深い。 グラスで500円、つまみは、かまぼこなど山口の名産が。 食べきりサイズで150円。 スタッフも初々しい接客で、がんばっています。 会議を終え、午後早めの飛行機で東京へ戻る前、 ひとりで飲んでいると、横にとても小柄で品のあるおばあちゃんが。 「あら、こんな所ができたのですね」 福祉施設の自立支援なのですよ、とお教えすると、 「じゃあ、何かいただきましょう」と、ミニソフトクリームを所望。 ジョッキでビールを飲むわたしと、立ちながらのおしゃべりが始まりました。 ここで、生まれ、ここでお嫁に行ったこと。 昔はこのあたりは、海だったこと。 子供も孫も都会に暮らしていること。 ニコニコと、ミニソフトをゆっくりと味わいながら、 初対面のわたしにさまざまなことを話してくれます。 今日は、子供の誕生日なので、大好物の山口のういろうと、 かまぼこを空港の土産店で買って、託送してきたのよ、と嬉しそう。 山口宇部空港の周辺は、大型スーパーなどはありません。 空港の近くにある鉄道は1時間に1本程度。 みな、車を利用して行動します。 でも、この日のおばあちゃんのようなお年寄りにはおっくうなはず。 空港までは、お買い物カートをころがして、ゆっくり歩いて10分ほどだそうです。 彼女にとっては、空港がスーパーやデパート代わりなのです。 たしかに、食品やお弁当などもあり、なるほど便利です。 ちょっとシャレた小物や衣類を扱うブティックや、銀行のATMもあります。 そして、飛行機が発着する空港は、 遠くにいる子供や孫たちとの最も近い場所。 この土地しかほとんど知らない彼女にとっては、 新しい空気を感じ、出会いをもたらす存在なのではないでしょうか。 この日、わたしと出会ったように。 もっと、周囲の人に活用してもらえる地方空港。 便利でもあり、県外の人との出会い、地元同士の出会いを生み出す空港。 山口宇部空港には無料の駐車場があり、隣接して広い芝生の公園もあります。 セキュリティの問題もあるでしょうが、 現存の施設、空間を活用すれば、多くの人に喜んでもらえるような気がします。 東京行きのアナウンスが流れ、 残念ながら、おばあちゃんとお別れ。 「良いですね、こんな場所ができて。良い出会いをいただきました」 丁寧にわたしにお礼の言葉を重ねるおばあちゃん。 また、会いましょうね、と手をふってお別れ。 ちょっとほろ酔いのわたしは、人肌の出会いにも酔いながら、 どんな空港になれば、あのおばあちゃんがもっと喜ぶのだろうかと、 そんなことを考えてみたのでした。
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by naoko_terada
| 2009-04-05 18:42
| 日本
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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