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今年だから、また始めます。ブログ再開
なんと1年3ヵ月ぶりのブログ更新です。

みなさん、お元気ですか?
私は相変わらず物書きとして、旅を続けています。

この数年、年齢的(あ、57歳になりました)にいろいろと人生の方向を考える出来事が多く、それにともなって仕事への思いや旅への熱量などもゆるやかに変化してきています。

私はそれを人生の成長だととらえています。
留まることなく前へと進んでいくための変化。
自ら望むというよりも年齢という時間軸が今回は背中を押しています。

このブログを再開するのもそのひとつ。
これから変わっていくであろういろいろなことを記録として残したいのと、誰もがいつかは対峙する「年齢」、「老い」などの課題について私がどう受け止めたのか。何かしらヒントになることがひとつでもあれば、との思いもあります。
もちろん旅の話も欠かせません。

近況報告としては3年前に出した「フランスの美しい村を歩く」が、新しい書籍「増補版 フランスの美しい村を歩く」として10月に出版されます。新たに5つの村の紹介が加わります。6月にはその取材のためにフランスのノルマンディー地方などを訪問。記録的な猛暑を体験しました。また、人生初のレンタカー車のパンクを体験!地方の小さな村からさらに郊外というなんともな場所で遭遇して真っ青になったり。
そのあたりの顛末もそのうち書いていきますね。

ということで、どうぞよろしくお願いいたします。

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# by naoko_terada | 2019-09-01 19:17 | その他 | Trackback | Comments(0)
最高の広報ウーマンがおしえてくれたこと
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今からもう30年前のこと。フリーランスになる前に少しだけ小さな編集プロダクションにいました。
そこはガイドブックなど旅関係の仕事が多く、今の私の原点でもあります。

当時、そこが某ホテルの小冊子の作成を請け負っていました。
ある日、最新版のための取材をまかされることに。
小冊子でホテルのシェフに教わるクッキングレシピのページがあり、その撮影と取材を担当することになったのです。

取材当日、カメラマンと一緒に浦安へ。
迎えてくれたのがホテルの広報担当の女性でした。
キビキビと働く彼女にまだ20代後半のわたしは気おくれするばかり。

撮影のためゲストのいないアイドリングタイムのレストランへ。
シェフにお話しを聞き料理の撮影を行い、とすべて順調。
取材中盤、メモをしっかり書き写すためわたしはレストランのテーブル席に座り、メモを取り始めました。

すると、広報の女性がこう言いました。

「そのテーブルはゲストをお迎えするためにスタッフが一生懸命きれいにセッティングしたものですよ。あなたが使うものではありません」

正確にどう言われたのかは覚えていませんがニュアンスとしてはこんな感じ。
それを聞いてとっさに立ち上がり、「すみません!!」とわたし。
心の中では、「なにこわーーーい。。」

でも今なら痛いほどわかります。
完璧に美しく整えられたテーブルや客室、ベッドにはどれほどの目に見えない裏方のスタッフのみなさんの労力がかかっているか。

当時はホスピタリティなどという言葉も知らないわたしでしたが、それからはホテルでの取材時には撮影で必要でないかぎり何も触らない動かさないということを心がけるようになりました。ベッドに寝たり、ソファに座るなんて言語道断!笑
つけたライトは消す、開けたカーテンはきちんと閉めるなど退出時にもとのままに戻すことを常にこころがけます。きちんとしたホテルは撮影後は再度、清掃をいれますがそれは別問題。取材対象のホテルへの、さらにはスタッフへの敬意をあらわしたいとの思いからです。

あのときわたしを叱ってくださった女性広報の方。お名前も忘れてしまいましたが、最高の広報ウーマンだったこと今ならよくわかります。
最近、ホテルの取材にうかがうと広報担当者はわたしよりも年下ということがほとんど。
そんな彼ら彼女たちに、「今回の取材撮影はよかった!」、そう思ってもらえるようにいたいと思っています。

それもすべてはアナタから。

あのとき叱ってくれたことに、心から感謝しています。

※写真はロンドンのサヴォイホテル。麗しきモネスイートです。この最高に美しい部屋もベッドメイキングのスタッフたちによって整えられているわけですね。



# by naoko_terada | 2018-06-06 08:00 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(0)
商店建築 保存版!一冊丸ごと ホテル大特集
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対象が同じでも媒体が異なれば、まったく違うアプローチになるものです。

今回は久しぶりに商店建築に寄稿。一冊丸ごとホテル特集の巻頭で「ミレニアル世代が牽引する”ライフスタイルホテル”」というタイトルで最近、急速に広まってきている「ライフスタイルホテル」をひもといています。表紙は繊細な演出が施されているシャングリ・ラ・シンガポールのレセプション。本当に美しい。

それにしても内容充実。厳選した国内外の最新ホテルを網羅していますが、何がすごい、というか楽しいかというとホテルごとに客室やメイン施設の図面が紹介されていること。一般誌のホテル特集がソフトのサービス面などをメインに紹介するのに比べ、もうぐぐっとハード&スペック寄り。さすが建築のプロのための専門誌です。
デザイナー、建築家がどういった思い、コンセプトで空間を組み立てたのか。無機質な図面から有機的な立体空間、さらにはそこに宿っているホテルの哲学、アーティストの美学を読み取ることのなんと楽しいことでしょうか。

それにしても泊まりたくなる新しいホテルが日本にも増えました。
この一冊を参考に建築的視点でホテルを見るのも楽しいですよ。





# by naoko_terada | 2018-06-04 08:00 | 掲載メディア | Trackback | Comments(0)
ラディカル・オーラル・ヒストリー 保苅 実 岩波書店から待望の文庫化
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「ども、はじめまして、ほかりみのると申します。」

この書き出しから始まる異例な学術書「ラディカル・オーラル・ヒストリー」。単行本として世に出たのが2004年9月。著者である学者、保苅実氏は脱稿から数日後、療養中のメルボルンでガンのため33歳という若さで亡くなります。
その彼の生涯をかけた研究の集大成がこの、「ラディカル・オーラル・ヒストリー」です。オーストラリアの先住民族アボリジニのコミュニティでのフィールドワークを通して見えてきた世界観、それは現代を生きる私たちにこそ必要な共有、わかちあい、相互理解を示唆します。
後ろのカバーページにはこうあります。

「近代知の権力性を超えて、異なる他者と対等に繋がり合う――困難な問いを、楽しさと喜びに満ちた挑戦として鮮やかに描き出す。」(解説=本橋哲也)

わたしは保苅さんと会ったことはありませんでした。ただ、オーストラリアつながりでなんとなくいつか会えるんじゃないかと思っていました。結局、亡くなる前に会うことはかなわなかったのですがさまざまなご縁があり、今では「保苅実記念奨学金」を立ち上げ、「保苅 実とつながる会」を運営するお姉さまの由紀さん、そしてご両親お二方ともつながりました。まさにBeing Connectedです。

単行本が出版されてから多くの共感、つながりが国内、海外から生まれました。基金もユキさんの地道な活動と多くの方の尽力で毎年、若き学者たちへの奨学金として活用されています。詳細は上記の「つながる会」をごらんください。
単行本は入手困難なこともあり、再販の希望も多かったそうです。それが、今回、岩波書店から文庫という形で出版されることになりました。学術書といっても保苅さんのまるで友だちへ語りかけるようなカジュアルな文体は難解ではありません。偶然ですが今年3月に出版されたStudio Voice Vol.412 には今福龍太氏による「保苅実というオーラル・ヒストリアンの痕跡」という寄稿が。こちらも保苅 実という学者を知りたい方は必読です。

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うしろのページには今回、生じる著作権料はすべて「保苅 実とつながる会」の活動費に充てられる。とあります。奨学金基金への充当のほか、本書をより広く知ってもらうための活動に使われることと思います。
それはまさに保苅 実氏の想いを世に問うことにほかなりません。

帯に書かれた言葉。

<他者>の歴史に耳を澄ます

同書が生まれてから14年経った今も、そのメッセージは色あせていません。



# by naoko_terada | 2018-05-21 08:00 | その他 | Trackback | Comments(0)
ELLEオンライン「今、旅すべきサスティナブルステイを厳選」
ELLEオンライン「今、旅すべきサスティナブルステイを厳選」_b0053082_20442307.jpg
最近、海外の最新ホテルやリゾートの取材でまず出てくるのが、いかにそこがサスティナブル(持続可能)な環境を整え、保全しているかということ。逆にいうと今やサスティナブルな空間作りは新しいホテル、リゾートとしてあたりまえになってきているということです。

上記はOnomichi U2も手がけた建築家・谷尻誠さんも参加したオーストラリア・キャンベラのホテル「オヴォロ・ニシ」。廃材を使った階段フロアがホテルの象徴になっています。

そんなサスティナブルな現状をひもとき、おすすめのリゾート&ホテルを特集したのが、
ELLEオンラインの「今、旅すべきサスティナブルステイを厳選」です。

積極的に環境問題、社会貢献を促す姿勢のホテル、リゾートを選ぶこと。それも支援のかたちです。
この夏、どこかに行こうと思っていたら。
こちらをチェック&参考にしてみてください。

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プーム・バイタン(シェムリアップ)

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1ホテル・ブルックリンブリッジ。客室内にある飲料水設備
(ペットボトル使用を排除)




# by naoko_terada | 2018-05-15 16:00 | 掲載メディア | Trackback | Comments(0)





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