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Every cloud has a silver lining ~光はやがて訪れる~
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Every cloud has a silver lining.

「苦あれば楽あり」などと訳されますが、直訳すると「すべての雲には銀色の裏地がある」。Lining(ライニング)は裏地のことです。洋裁をされている方ならよくご存知でしょう。

つまり、写真のように今は見えていないけれど雲のむこうには輝く太陽がある。やがてそれが現れるから、もう少しの辛抱ですよ。悪いことの後には光がさすから。そうおしえてくれます。

コロナ禍の続く中、自宅で自粛しながら窓の外の風景や空をよく眺めます。新緑やそよ風が気持ちのいいこの時期、夕方のあかね雲も美しく映えます。

こういう時間が実はとても尊いのだな、と感謝するこの頃。シルバー・ライニングを見つめながら、やがて太陽が顔を出す瞬間を静かに待ち望みます。




# by naoko_terada | 2020-05-31 18:00 | 新型コロナ | Trackback | Comments(0)
文字は心の記号 STAY HOME ~Letters from home~

緊急事態宣言が延長されましたね。

家での自粛がもうしばらく続くことを考えると心が折れそうになります。

そんな中、ステキな動画を知りました。
以前からSNSの隠れファンだった大阪の看板物書きサインズシュウ さんや、ドイツ在住のタイプディレクター小林章さんが世界中の「文字を創る仕事をしている」仲間のみなさんと合作した動画です。

参加者は、上記のお二人の他に

・John Downerさん(サインペインター&タイプデザイナー)アメリカ
・恵美ゴードンさん(レターカッター)イギリス
・下田恵子さん(カリグラファー)イギリス
・土井遼太さん(タイプデザイナー)日本
・板倉賢治さん(看板物書き)日本
・中村征宏さん(タイプデザイナー)日本

そして題字は下田恵子さんによるカリグラフィーとのこと。
※上記のお名前はサインズシュウさんのツイッター情報から抜粋させていただきました。


アーティスト、職人たちの手によって生まれる文字の美しさと重み。
その過程を愛おしみ、一字一字にこめられた思いをかみしめていくと、Stay Homeという言葉が浮かびあがり、心に刻まれるようです。

文字は記号。
そして、それは心の記号。

心に重みを受け止めて、今少しのStay Homeを。

# by naoko_terada | 2020-05-05 18:24 | 新型コロナ | Trackback | Comments(0)
わたしと本&図書館の出会い
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一冊の本が手元に送られてきました。
書名は「歌と語りのブックトーク 私の読書活動の流れ」
著者は山花郁子さん。児童文学者であり、長年、子どもたちの読書活動に貢献されていらっしゃいます。

実は郁子さんとはご近所さんでした。
さらに実家のすぐ向かいにある図書館の司書をされていました。調べたらそこができたのは1971年(昭和46年)。わたしが9歳のときです。

そう、彼女こそわたしに本を読む楽しさを教えてくれた人なのです。
当時は今のように規制・管理が厳しくなく、わたしは目の前に住んでいるという特権から閉館後にもあたりまえのように館内に入り込んでは仕事をする郁子さんにまとわりついていました。そんなわたしを郁子さんは優しく受け止め、たくさんの良書を選んでは教えてくれました。
その頃のことが「歌と語りのブックトーク 私の読書活動の流れ」で触れられています。
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図書館で借りてきた本を広げて、わたしは世界冒険や偉人伝、ものがたりなどの世界を探訪しました。図書館が目の前という幸運な偶然が、多種多様な本と触れ合う機会を与えてくれ、郁子さんというすばらしいメンターがわたしを本を読む子どもにしてくれました。結果、ありがたいことに文章を書く仕事につながったわけです。

自宅での自粛で、子どもたちもご両親もストレスが増す一方。
そんな中で、読書がひとつの楽しみになればと願っています。電子書籍もですが、紙の本も手に取って選んでみてほしいと思います。装丁、紙の質感、重み、めくるときの指の感覚。
一冊の本を作る背景には作家だけではなく編集者、デザイナー、校正者といったプロたちの有形無形の仕事があります。それをぜひ、味わいながら読んでもらいたい。

本の先に未来を夢見て。




# by naoko_terada | 2020-04-19 18:00 | わたしのこと | Trackback | Comments(0)
アロハを心に ~Share Aloha~
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想像もしなかった状況が続き、私自身、それまでの人生観、価値観がまったく意味をなさないにことに愕然とし、不安に思い、毎日を家で過ごしています。きっと多くのみなさんがそんな思いでいると思います。

上の写真はもう10年、いえ、もっと前かもしれません。
なにしろポジフィルムなんです(スキャンしてアップしています)。ずっと私の仕事用デスクの前にポジ袋(なつかしい!)に入れたままクリップで止めてあります。
ガイドブックの取材でハワイ島を訪れたときに撮ったと記憶しています。
気持ちが落ち込んだり、かさついたりしたときになんとなく見ては、「アロハ」とつぶやいてみます。
お守りみたいな存在ですね。

数日前、ハワイ観光局が「Share Aloha」というタイトルの動画をインスタで公開しました。
※日本語バージョンができたのでそちらも張り付けておきます。




「アロハは、こんにちはやサヨナラ以上のものです。
アロハは愛であり、つながりです。
それが今、私たちには必要です。

アロハスピリットは私たちの中にあります。
みなさんと再び、ハワイでお会いするその日まで。
わたしたちの心は繋がっています。
アロハを心に。
そして、あなたも同じ思いをシェアすることを」

毎日、ネットやマスメディアから刻々と流れる情報や数字を眺めていると、
どうしても批判や文句、怒りの声をあげてしまいそうになります。
もちろん市民として、それも大切な行動ではあります。でも、あまりにも感情的になり、とがった気持ちが社会や他者に向いてしまうことはコントロールしたい。

アロハは、日常で気軽に使うあいさつであり、思いやりであり、元気でいようね、というメッセージだと思います。

これからしばらくは、予測できない日常が続きそうで心が折れそうになるけれど、その気持ちはみんなが抱えているもの。

だから、アロハを心に。
少しだけおだやかに、ゆっくり深呼吸をして生きていこうと思っています。

みんなにも、Share Aloha♡





# by naoko_terada | 2020-04-12 20:00 | 新型コロナ | Trackback | Comments(0)
新しい世界へ向かうために。バリ島、静寂のニュピに思う
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3月25日はインドネシア・バリ島の元旦であるニュピ(Nyepi)です。
インドネシアはイスラム国家ですが、バリ島はバリ・ヒンドゥーという独特の宗教観を持っています。たとえれば日本の八百万(やおよろず)の神の感覚に近いでしょうか。自然界など万物に神が宿るといった意識があります。

そのニュピですがウク歴とサカ暦というバリ・ヒンドゥー独特の暦を読み合わせて決まるため、毎年、日にちは異なります。今年は今月25日。毎年変わりますが、必ず新月となります。

ニュピの大きな特徴はバリ島全体が静寂に包まれることです。
一切の生産性のある行為は厳禁、観光客も含めバリにいる人たちはニュピの一日は終日、家の中にこもります。すごいのはニュピの日はデパートもレストランも一斉にクローズなのですが、なんと空港までも閉鎖。ガルーダなど国内線、国際線ともにすべてのエアラインは運航が停止されます。さすが、神々の島バリ。宗教行事のほうが経済活動よりも大事なわけです。

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私も今まで二度、ニュピの日に滞在した経験があります。
観光客の場合、バリ島での滞在は認められますが外出は禁止、ホテルやリゾートにこもることになります。ホテルやリゾート側も最低限の施設のみ営業をすることが許可され、そのためのスタッフもいます。ただ、ビーチ沿いのバーやオープンエアのレストランなど外部に見えるような場所はNG。宴会場を食事の会場にしたりと通常とは異なります。
最近はこもっていてもネットやゲームができたりするので、ニュピ限定でネット環境もシャットダウン。ただ、今年はコロナウイルス問題があるため緊急用にネット利用ができるそうです。

上の写真はウブドでニュピを体験したときのもの。外がどんな状況か滞在していたリゾートからこっそりのぞいてみました。ここには映っていないのですが、村の青年団のような人がパトロールをしていました。見つかるとめちゃくちゃ怒られるので、パシャリと一枚、誰もいないモンキーフォレスト通りを撮影して退散です。
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リゾート内の敷地はオープンエアでしたが、外部から隔離されているのでゲストは歩くことが許されていました。でも、誰もいない。普段ならゲストの笑い声や、遠くバイクの音や子供たちの遊ぶ声などが聞こえてくるのにそれも一切ない。不思議な感覚です。

そして、気づいたのです。
いつも涼やかな音をたてていたレセプション脇の噴水も音がしていないことに。そう、噴水も電動ポンプで動かしていたのでした。
熱帯の自然だと思っていた空間も、実は人工的な演出だったわけです。本来の自然な環境は、もっと繊細でひそやかなものなのだとニュピのこの日、教えられた気がしました。
人工的な音、環境にいかに慣れてしまっていたことか。
鳥の透き通る鳴き声の美しさ、足元に影を落とす熱帯の葉ずれのささやき、自分の歩く足音など。小さな、けれど饒舌に語り掛ける存在のなんと美しいことか。

そして、夜。
月の出ない漆黒の新月では、星々で埋めつくされた夜空は美しく荘厳にきらめきます。人口的な音がまったくない空間ではその存在感は増幅され、声にならないほどに圧巻です。

ニュピの静寂の一日を経て、バリ島では新しい一年が始まります。新月のニュピは再生の瞬間であり、それを私たちに教えてくれる日なのだと感じました。

現在、新型コロナウイルスが世界中でまん延、感染を防ぐため海外とのアクセスは遮断、外出禁止、営業停止などが各国で行われています。ものすごく不安です。でも、この未曾有の体験は私たちに何かを示唆し、どこか試されているようにも思えます。

自分と見つめあい、社会と共によりよき新しい世界を作る。
今、それが求められているのかもしれません。

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# by naoko_terada | 2020-03-25 07:00 | その他 | Trackback | Comments(0)





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