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1 ![]() あいかわらず自然体で個性あふれるキョンキョンが表紙。 GLOW8月号。 この企画のお誘いがあったときは、本当にうれしくて興奮しました。 うしろのほうのわずか4ページですが、 テーマは「GLOW世代にもブーム到来!鉄道の旅が楽しい!」。 鉄道ジャーナリストの渡部史絵さんとわたしの対談形式で、最新の観光鉄道ニュース、鉄道旅の魅力、女性ならではの楽しみ方などがぎっしり詰まっています。 ななつ星、北陸新幹線、現美新幹線など魅力的なコンテンツが次々に登場し、じわりじわりと女性のファンも増えている鉄道の旅。普段から旅のひとつのスタイルとして楽しんでいるわたしとしては待ちに待った企画。インタビュアNさん、編集担当者Yさんをまきこんでの楽しい対談となりました。 先日、偶然発見した「寺田駅」とのツーショットもちゃっかり掲載してもらい、満足、まんぞく。 ドラマチックなロケーションの中、全国を快走する人気鉄道の情報もバッチリ。 ぜひ、ご参考にしてください。
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by naoko_terada
| 2016-06-27 07:00
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カンボジア・シェムリアップから、この日は遠出。 郊外にあるトンレサップ湖へ日帰りで行ってみました。 トンレサップ湖は実は悪名高い場所。 クルーズに乗ると法外なチップを要求されたり、湖上生活する貧しい子供たちのためにこちらも高額な食糧を買わせようとするなど観光客がカモにされることがあります。 ということなのであまりにも悪徳すぎるようだったらクルーズにも乗らず、帰ってこようと。 そんな気軽な感じでちょっとしたドライブ気分で出発です。 この日のドライバーは昨日、アンコールワット遺跡めぐりでチャーターをお願いした運転手さん。 おって書きますが、この方がとーーーっても親切で誠実な方でした。 なので、トンレサップ湖行きを昨日、ホテルに送り届けてくれたときにお願いしていたのです。 ホテルから行って帰ってきて15ドル。 この値段は言い値。わたしもねぎっていません。 トンレサップ湖までは1時間半程度とのこと。 快晴の朝、トゥクトゥクに揺られてスタートです。 ![]() シェムリアップの市街地をどんどん進む。 ひとりでの貸切りトゥクトゥクは風が抜けて快適、らくちん。 ![]() しばらく行くと田園風景に変わっていきます。 ![]() こんな感じで田んぼの間に点在するのは、ハンモックをつるした休憩スポット。コーラなど飲みながらハンモックで涼める、という趣向です。 ![]() ![]() ![]() 1時間半ほどで湖沿いに来ました。 ドライバーが、「ノー・ウォーター」と指さす。 そうなんです、わたしが訪れた5月は乾期とのこと。雨季ならばこの家々も湖に浮かぶそう。 ちなみに5月あたりは一番暑い時期で、観光客の少ないオフシーズンでもあります。 ![]() とりあえずクルーズ乗り場へトゥクトゥクで向かいます。 船着き場から見ても、あきらかに水位が低いのがわかります。 トンレサップ湖は「伸縮する湖」といわれ、雨季には1万2000平方キロメートルの面積に広がり、深さも12メートルを超えるそう。それが乾期になるとわずか250平方キトメートルに縮小。数位はなんと1.5メートルに。実際、今回もかなり沖合でも子供たちが裸で水につかって遊んでいるのを見ました。 さて、どうしましょうかねぇ。 クルーズの受付に行くとあんまり人相のよからぬ男性が英語で話かけてくる。 クルーズ料金を聞くと2時間で30ドルだという。 水位も低いし、水上生活の風景はほかでも見ているので、このままシェムリアップに引き返してもいいけどなぁ、とぼーっと考える。でも、戻ってもホテルはすでにチェックアウト済み(この夜に帰るため)だし。 せっかくなので乗りますか。 「オーケー」 わたしがそう言って30ドルを渡すとさっとそれを手にしたおじさんはこう言った。 「今は乾期なので、大きな船では水上村まで行けない。途中から村人がこぐ小さなボートに有料で乗らないとダメだ」 なに、それ。お金払ってから言うこと? 「じゃあ、それはいくらなの?」と聞くと、村人の船だから自分にはわからないととぼける。 ひどいね、詐欺ですね。 こうなってきたらどんな手口で観光客からお金を取ろうとするのか逆に興味がわいてきました。 韓国人の学生グループたちがきゃあきゃあ盛り上がっている横をすり抜けてボートに乗り込みます。 2時間、30ドルのクルーズの開始ですよ。
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by naoko_terada
| 2016-06-25 23:13
| トラベル
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![]() 「ふわっとやさしい暮らし&おしゃれマガジン!」がコンセプトのリンネル。 そのメッセージらしく、「とと姉ちゃん」でブレイク中、自然体が魅力の高畑充希さんが表紙の8月号。テーマは「自分らしい旅の道具と旅の服 ナチュラルな旅で見つける幸せ時間」。 鶴田真由さんの「幸せを探すブータンの旅」や、モデルのKanocoちゃんによるオーガニックでかわいいハワイ特集などストーリーのある旅記事から、参考にしたい&手に入れたい旅に最適なファッション、小物、バッグなどの情報もたっぷり。 わたしは、「旅上手さん12人の”わたしの旅”自慢」のページで「少し背伸びする大人の一人旅」をご紹介させていただきました。 旅の達人のみなさんの海外だけではなく国内のとっておきがちりばめられた一冊。 次回の旅行の参考にしてみてください。 あ、リサ・ラーソンの保冷バッグ3個セットのふろくもステキですよ♪ Bon voyage
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by naoko_terada
| 2016-06-23 06:58
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![]() 2016年5月に行ったカンボジア・シェムリアップで滞在したホテルが思いのほか、心地よかったのでご紹介です。名前はヴィクトリア・アンコール・リゾート&スパ。 クラシックなムードで目の前がロイヤルガーデンというロケーション。ナイトマーケットまではトゥクトゥクで5分ほど(片道2ドル)、国立博物館まで徒歩5分と、静かな環境です。 ![]() ![]() フロントもシックな雰囲気で個人的に好きなスタイル。2003年開業で、2014年にクラシックさはそのままに改装が行われています。 ![]() ![]() 客室はこんな感じ。 ガーデンビューのスーペリアルームを予約していましたが、中庭に面したプールビューのデラックスにアップグレードしてくれました。外には広いバルコニー。ただ、広さ、デザインなどはスーペリアもデラックスも一緒のようです。ガーデンかプールビューかの違い。 ![]() ![]() バスルームはいたってシンプル。シャワーの水圧は文句なし。 感心したのは清潔さ。すみずみまできちんと清掃が行き届き、とても心地よい。床がウッドフローリングなのですが、この手のタイプはホコリぽかったり、ワックスでべたつくことが多いのですが、ここは違いました。磨きこまれた床は素足で歩いてもまったく気にならないきれいさ。かわいらしいタイル装飾も好感度アップ。バスルームの水回りもていねいにクリーニングが施され、滞在を快適にしてくれました。 ![]() ![]() 中庭に広いプールがありレストラン、スパがそれを取り囲みます。シェムリアップの中心にありながら熱帯のガグリーンが豊かでリゾート感もたっぷり。昼間はほとんどのゲストがアンコールワットの遺跡見学に出ているためプールもデッキチェアもほとんど独占状態でした。 ![]() ![]() 夕方になるとさらにググッといい雰囲気に。 ![]() ![]() プールサイドのオープンエアのダイニングL’Escaleへ。フランス語で「寄港地」という意味。カンボジアの料理だという鶏肉ミンチにさまざまなハーブが入った軽めのメニューを注文。さっぱりさわやかで美味しかったです。 ![]() ![]() 伝統音楽がゆるやかに流れ、それもまた心地いい。 演奏をやめずにこちらを見つめる彼女と、遺跡で見たたおやかなアプサラの彫刻がシンクロします。 オフシーズンということでゲストが少なかったこともあるかもしれませんが、ホテルのスタッフはみなフレンドリーでサービスも丁寧。日本人女性のゲストリレーションもいらっしゃったので安心感もありますね。3泊しましたが、とても満足。シェムリアップに行った際はまた利用したいと思うほど気に入りました。 そうそう。宿泊者用の25%オフのスパのクーポンをいただき、マッサージをお願いしましたが手頃な値段でなかなかよかったです。帰りが深夜のフライトだったのでチェックアウト日の夕方にスパを予約。観光して戻ってからマッサージ&シャワーでリフレッシュ。着替えをして空港へというスケジュールを組んでみました。 今年9月1日からはANAがプノンペンへの直行便を就航。カンボジアが身近になるのもうれしいニュース。 カンボジア、楽しいですよ。 さらにいくつかお薦めスポット&情報をおって公開していきますね。
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by naoko_terada
| 2016-06-15 23:48
| ホテル&リゾート
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![]() バリ島に来ています。 到着が遅めだったこともあり、最初の滞在は久しぶりのクタ。 ビーチ沿いにはデザイン系のしゃれたホテルが増え、新しい大型ショッピングモールもできるなど、開発は進んでいます。 かつて、「ヤシの木以上高い建物は建ててはいけない」という不文律がバリ島にはありましたが、これもゆるやかになかったことになりつつあります。 とはいえ、路地に入ればシャリンシャリンと鈴の音を響かせてドッカル(馬車)が走り、小売店がぎっしりとクタらしい風情も残っています。 路地を走るバイクの音がなぜか心地よく思えるのもバリ島らしい。 ![]() そんなクタで久しぶりにこちらを訪れました。2002年、観光客を中心に202名が犠牲になったボム(テロ爆発事件)現場に建てられた慰霊碑です。場所はクタのメインストリート、レギャン通り。 完成時はまぶしいほど真っ白でしたが、14年の歳月を経て風化したように見えます。知らずに通り過ぎる観光客も多いでしょう。 当時からバリ島のガイドブックを作っていた私は今でもあの時のバリ島の哀しみを思い出します。 事件から約2ヶ月後、現地のホテルの招へいで視察に入りましたが、現場はいまだ焦げ臭く生々しい傷跡を残し、そして周囲の店はすべて閉まり、観光客はまったくいませんでした。 あの当時、バリ島のホテルの動きは迅速でした。 主要ホテルのGMが中心となり、すぐに日本の観光メディア、旅ライター向けの視察ツアーを立ち上げたのです。 「ページ数の確約も、内容もまったく気にしません。とにかく今のバリ島を見て、その思いを記事にしてください」と。 また、バリ島のホテル全体の安全性が確信できなければ観光客は戻ってこない、という認識からホテル間の情報共有を行う組織が発足。その中心となったのもインターナショナルなホテルチェーンのGMたちでした。彼らは人的・経費的に危機管理能力の薄い地元ホテルへの啓もう、情報提供を惜しみなく行いました。あのときのGM、ホテリエたちに、「人を安全に守る場所」としてのホテルの意義を強く感じたものでした。 彼らの行動の背景にはバリ島という稀有な場所の存在もあったように思います。 バリ島にはバンジャールと呼ばれる相互扶助システムが古くから続いています。日本でいうところの「結(ゆい)」のようなものですね。困っているときは互いに助け合うという意識がとても強くあります。2012年、バリ島の棚田などの景観が世界遺産に登録されましたが、バンジャールのひとつである水田を維持するための互助制度「スバック」の文化的価値が認められてのことでした。 さらに、バリ人の概念に「Tri Hita Karana(トリ・ヒタ・カラナ)」といものがあります。 これは「神・自然・人」がそれぞれ調和しあい世界を構築ししているという考えで、それゆえにテロ行為により怒りや憎しみ、哀しみでバランスを失ったバリ島の秩序を保つために、ホテル関係者が思いを共有し、助け合ったことは自然な行為だったのかもしれません。 ![]() 慰霊碑には202名全員の名前が刻まれています。 爆破で、わたしたちのガイドブックで紹介予定だった店も犠牲にあいました。 ちょうど色校時というタイミングでの事件。笑顔のバリニーズのスタッフの写真が載った校正紙を前に、涙しながら差し替えの指示を出したことは決して忘れることができません。 そんなさまざまな当時の記憶が、開発が進み、にぎわうクタの喧騒の中で呼び起されました。 フロリダでの銃乱射、シリア、トルコなど世界各地でテロ行為が続いています。 あれから14年、私たちは何を学んできたのでしょうか。
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by naoko_terada
| 2016-06-13 17:43
| トラベル
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![]() さわやかな初夏を思わせる快晴の今日、 京都・菊乃井さんへおじゃましました。 ![]() 丁寧なおでむかえをいただき、中へ入ると、 おお、見慣れたサロンクバヤ姿のCAがお出迎え。 そうです。 今回はシンガポール航空の記者会見。 2016年は「日本・シンガポール外交関係樹立50周年(SJ50)」。それを記念して、シンガポール航空のインターナショナル・カリナリー・パネルのひとりである菊乃井の村田吉弘氏が、7、8月の2ヶ月間限定の「SJ50記念メニュー」を考案。そのお披露目だったわけです。 ![]() 列席者のみなさんも豪華。 村田氏、京都府副知事の城副健陽氏、シンガポール政府観光局長・柴田亮平氏、シンガポール航空日本支社長・デビッド・ラウ氏、北アジア地区リージョナルバイスプレジデントのリム・ウイー・コック氏など。 また、今回の料理にあわせて搭載されるのはサントリー自社畑100%のブドウを使用した「登美の丘」。サントリーインターナショナル株式会社国産ブランド部長の木村靖彦氏もご参加。 ![]() ![]() 村田氏が手がけたのは日本初シンガポール行きのスイート、ファースト、ビジネスクラスの機内食(一部ナイトフライトの便では提供されません)。 選んだ食材は黒毛和牛。京都牛「みやび」をはじめ、山形、近江、飛騨、三河などの和牛を使ったオリジナルなひとさら。スイート/ファーストクラスはいちじくソース、ビジネスクラスは大和煮に。一見、洋風に見えますが、バター、クリームは一切使用せず、岡崎の八丁味噌、太白ごま油、だしといった日本料理らしい調味料を活かしています。 京都牛「雅(みやび)」は京都府産高級和牛肉で実は初輸出先がシンガポール。今では90%が海外輸出されるため、日本ではなかなか味わうことができない「まぼろしの肉」とのこと。試食させていただきましたが、お箸で食べられる柔らかさ。そこに村田氏渾身のコクのある味噌だれ。ミシュラン三ツ星の菊乃井によるメニューは味わいたい逸品に仕上げらています。 SJ50限定のメニューは今年だけのスペシャル。7、8月にシンガポール航空の上級クラスに搭乗される方は登美の丘と共にぜひ、チョイス。 機上で味わってみてください。
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by naoko_terada
| 2016-06-04 01:53
| エアライン
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![]() 筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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