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![]() ![]() 偶然にも同時に発売です。 まず、VOGUE 3月号はモード全開。 扉の文字なんてアニマル柄ですから。 その中で、今年のファッショントレンドとシンクロした旅デスティネーションをご紹介。 エキゾチック&リゾートなページは、 旅の最新情報とあわせて今年、手に入れたい マストハブなファッションアイテムが登場です。 そして、 『ブラック・スワン』が話題のナタリー・ポートマンの清楚な表情が印象的なELLE 3月号は、ずばり「新しい旅へ!」。 毎年、この時期に登場する人気の特集です。 こちらでは羽田空港の国際化にあわせ、羽田から行く、 最旬デスティネーションをフューチャー。 ビーチライターの古関千恵子ちゃんも一部、取材・執筆をしています。 また、新しいホテルブランド紹介はホテル好きなら必読です。 現在、アメリカドルが1ドル=約82円、ユーロなら1ユーロ=約112円。 空前の円高の今はまさに海外旅行にベストなタイミング。 現地に行くと、その恩恵をつくづく実感します。 目前の春休み、あるいは早めのGW計画。 考えてみてはいかがですか?
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by naoko_terada
| 2011-01-30 00:16
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![]() ![]() オウプナーズで連載中の「旅賢人の麗しきホテル選び」の第三回目が更新されました。 今回は、オーストラリア・ヴィクトリア州のシャトー・イェリング・ヒストリック・ハウス・ホテル。プレミアムワインの生まれ故郷であるヤラ・ヴァレーに位置する、その名前のとおり、クラシカルな歴史的ホテルです。 ダイナミックでワイルドな大自然のイメージが強いオーストラリアですが、 ヴィクトリア州は州都メルボルンを中心にしっとりと落ち着いた雰囲気が大人好みのデスティネーション。 すばらしいワインと共に美食の宿をご堪能ください。
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by naoko_terada
| 2011-01-29 21:42
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わたしもメンバーである、オーストラリアが好きな人たちによる有志のクラブ、
「クラブオーストラリア」主催、クイーンズランド州政府観光局協賛による、 チャリティイベントを開催します。 日本ではあまり詳しく報道されていませんが、 オーストラリアの洪水災害被害拡大が甚大です。 かつてシドニーで暮らし、被害地周辺にも多くの友人が暮らすわたしとしても、 このイベントを積極的にサポートさせていただきます。 すでに、仕事でおつきあいのあるホテル、リゾートの皆さんなどからもご賛同をいただき、 イベント当日に行うオークションのためのスーパーゴージャスな商品のご提供をいただきました。 本当に感謝いたします。 当日はわたしも上記のオークションのプレゼンテータを務めます。 内容もホント、めちゃくちゃ豪華です♪ ぜひ、ご参加のうえ、一緒に楽しい時間を過ごしたいと思います。 詳細は以下です。 【日時】:2011年1月28日(金)午後7時半(7時開場)~午後9時半(10時閉館) 【会場】:東京都新宿区西新宿7-14-6 西新宿第2高橋ビル3F 【参加費】:1,500円 (簡単なスナック、飲み物のみご用意しております。) ※ドリンク類、食べ物などはBYOでお持ち込みが可能ですので、どうぞご自由にお持ち込みください。※ご参加いただくだけで、参加費の一部が洪水募金に寄付されます。 【定員】:50名 【主催】:クラブオーストラリア 【協賛】:クィーンズランド州観光公社 【協力】:キングフィッシャーベイリゾート&ビレッジ(フレーザー島) クレストツアーズ(ゴールドコースト) どきどきツアーズ(ケアンズ) ダイヤモンドビッグ社 (地球の歩き方) ザ・ペニンシュラ東京 星野リゾート シャングリ・ラ ホテル 東京 Been There Done That 実業之日本社 (わがまま歩きオーストラリア、わがまま歩きツアーズ オーストラリア) ケアンズトロピカルズー&ナイトズー クゥール・エボーテ ※現在ご協賛いただく企業、団体も募集しております。 【イベント内容】:チャリティーイベントでは募金活動とともに、現地の洪水最新状況とクィーンズランドの魅力をたっぷりお届けします。オーストラリアへの旅行をお考えの方にはとっておきの現地情報もお伝えする予定ですので、ぜひご参加ください。当日はスカイプをつないで現地からの生中継も予定しております。 さらに今映画『ソーシャルネットワーク』の公開で話題となっているフェイスブックを始め、ソーシャルメディアって何?という素朴な疑問にお答えするソーシャルメディアの第一歩を知るミニセミナーも同時開催予定。 その他、チャリティーオークション、ラッフルなどのお楽しみイベントなど、盛りだくさんの内容でお届けします。 ※チャリティーオークション&ラッフルでは、売上金はすべて、QLD洪水復興支援の救済金として募金させていただきます。 <現在ご協力いただいている賞品> ●QLD州の世界遺産フレーザー島のエコリゾート ペア宿泊券+往復フェリー乗船券 ●QLD州の世界遺産ゴールドコーストのエコツアーペアご招待券 ●QLD州の世界遺産ケアンズのエコツアーペアご招待券 ●QLD州ケアンズ動物園 ファミリーパス(大人2名、子供2名)を2組ご招待 ●ザ・ペニンシュラ東京より 1.Peterディナー(1組2名様): 3品ディナーコース+コーヒーあるいは紅茶付(21,252円相当) 2.ヘイフンテラスディナー(1組2名様): ディナーメニューコース+中国茶付(39,640円相当) ●星野リゾートより以下の運営施設の2名様宿泊券(1泊2食付き) 1.リゾナーレ(6万円相当)、 2.舘山寺温泉 花乃井(5万円相当) 3.タラサ志摩(6万円相当) 4.玉造温泉 華仙亭 有楽(5万円相当) ●シャングリラ東京より 1.デラックスルーム 宿泊券 (1泊1室2名様ご利用、朝食付き) (78,580円相当) 2.CHI「氣」スパ トリートメント券(「陽(yang)」 CHIエナジャイザー 1時間45分 (28,000円相当) ●最近話題のおもしろい旅ツール。 Been There Done ThatからBTDTのグローバル版とJapan checklist を数冊 ●オーストラリアのガイドブック 地球の歩き方、わがまま歩き、わがまま歩きツアーズ ●エコツーリズム関連書籍 ●オーストラリアのワイン ●クールエボーテの化粧品二種類(30,000円相当) など、、、。 【お申し込み】:メールかfacebookで下記までご連絡ください。 開催日時が迫っておりますのでご参加いただける方は、メールで件名に、『1月28日チャリティーイベント参加』とご記入の上、お名前、連絡先(電話番号、メール)参加人数をお知らせください。 また、参加費[1500円]は当日会場でお支払いください。 なお、BYO(Bring your own)ですのでお飲み物、食べ物などの持ち込みは歓迎です。またチャリティーオークションにご出展いただける方も事前にその旨お知らせください。 【メール申し込み先】:ca-qld-flood-charity@hotmail.co.jp 【電話でのお問い合わせ】:080-4131-4068 (イベント専用電話)or 090-7821-9095(担当:高橋) なお、当日はご都合が悪く、ご参加できなくても募金でご協力いただける方は、以下にお振込ください。今回のチャリティー募金と一緒にまとめて現地に送金させていただきます。 【クラブオーストラリアに洪水救済募金の専用口座】 ゆうちょ銀行 ☆ゆうちょから振り込む場合(口座間振替) 無料 【記号】10040 【番号】59407671 口座名:クラブ・オーストラリア ☆他銀行から振り込む場合 【店番】008 【預金種目】普通預金 【口座番号】5940767 口座名:クラブ・オーストラリア 【募金の詳細】 http://www.facebQLDook.com/ca.floodaid?v=info 皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。
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by naoko_terada
| 2011-01-25 09:49
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この数日間、このお二人の記事のおかげで、驚愕のブログアクセス数とリツイート数に!
連日、アクセス数3万越え、リツイートは7000に迫る勢い(笑)。 昨日、打ち合わせであったエキサイトの旅コンテンツ担当者が、 「この数字、怖すぎます。。。」と。 HOTワードでは、ブログランキング1位、「大英博物館」「聖☆おにいさん」もランキング2位、3位に。さすが、祝福されしマンガ。 神ワザです。 ま、私が現場で思った、「へ?」という思いがみなさんに伝播しただけのことですね。 で、せっかくなので、その疑問を解決すべき、 大英博物館におうかがいしようかと思っています。 トラベルジャーナリストだし。 現在、英国政府観光庁を通じて博物館側のコンタクト先を打診中です。 質問としては、 「なぜ、この作品を選んだのか」 「誰が選んだのか」 「一部、解説文が意訳だと思うが、誰が翻訳したのか」 このへんですよね。 もし、これ以外でこの件に関して聞きたいことがある方は、 お手数ですがリツイートかコメントしていただきますか。 ナイスな質問がありましたら、それもあわせて聞いちゃいましょう。 あ、「テルマエロマエ」も知ってるか聞いてみます♪ ちなみに英国政府観光庁の人間も「おにいさん」愛読者でした。 ヴァージン アトランティック航空のT女子から一巻め、借りたそうです。 英国とヴァージンに祝福あれ(笑)。 ![]() リツイートやコメントにもありましたが、この「日本」の展示室、なかなか素晴らしい(笑)セレクションしてます。スポンサーは三菱商事。 土偶の横に、「土偶ファミリー」というマンガ。 ![]() 大英博物館を舞台にした「大英博物館の大冒険」も。 ![]() ![]() マンガ以外では、森村 泰昌のセルフポートレート集の 「へプバーンとしての私」 これは、「女性観の変遷」のような扱い。 女性じゃないし。 とはいえ、日本の展示室には国宝級の美術品、学術品もしっかり展示されています。 なんといっても無料でこれだけの一級の展示物を見られるのは貴重。 今後、イギリスに行かれる方はぜひ、大英博物館の訪問を計画してみてください。 ロゼッタストーンもミイラもすっとばして、まずは「日本」コーナー詣でを! ※大英博物館の入館は多くのロンドンのミュージアムや美術館と同じく無料です(特別展は有料)。ただ、博物館の運営をはじめ、発掘調査や史跡、遺物の保存などさまざまな活動の多くを寄付でまかなっています。博物館の入口正面には大きな透明の募金ボックスがあり、寄付を募っています。ポンド以外の外貨でもOK。また、オンラインで随時、寄付を受け付けているほか、より大英博物館と親しむためのメンバーシップ制度もあります。 みなさま、ぜひ、サポートをよろしくお願いいたします。
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by naoko_terada
| 2011-01-21 08:46
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![]() 本日発売の週刊文春のグラビアで、 フィリピンの幻想的なホタルの写真記事を執筆しています。 撮影は昆虫を中心とした自然写真の大家、海野和男氏。 氏が毎日アップしている「小諸日記」では、ここ数日、フィリピンでの取材時の様子がすばらしい写真と共につづられています。 今回の記事は週刊文春への持ち込み企画。 実現した経過には、なかなかおもしろいエピソードがありますので、おってお知らせしたいと思います。 まずは、お手にとってご覧ください。 今まで見たことのないような圧倒的な写真です。 そして、ぜひ、フィリピンをご訪問ください。 どなたでも感動のホタルの木を簡単に見ることができますので。
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by naoko_terada
| 2011-01-20 10:13
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![]() 本日から、東京フォーラムにて日本初のラグジュアリー・トラベルマート、 「ブロッサム・ジャパン」がスタートしました。 「ブロッサム・ジャパン」は、富裕層向けの高級志向のホテル、旅館など、 日本のラグジュアリー・トラベルをけん引する各施設、企業が参加。 世界中から来日した富裕層をクライアントに持つエージェントたちとの商談を行います。 メディアも国内外から参加。 昨日のプレオープニングでは、「ブロッサム・ジャパン」を立ち上げたキーパーソン、 ジェイ・マーティン氏や、星野リゾートの星野社長などが登壇。 日本のラグジュアリー・マーケットについてのトークセッションなどが行われました。 同時通訳は入りますが、 やはりこのくらいの国際的なイベントになれば英語が共通言語。 星野社長はさすがですね、英語でのセッションを実にみごとにこなしていました。 ![]() そして、夜は赤坂のANAインターコンチネンタルホテルでのパーティ。 美味しいお酒に食事をしつつ、 やはりどの瞬間もビジネスへとつながるのがこういったパーティの常。 ウィットに富んだ会話、適度なジョーク、そして名刺が飛び交います。 ![]() ![]() そして、本日、テープカットと日本らしく鏡割りでのオープニングセレモニーが行われ、 オフィシャルにイベント開始。 ![]() イベント中、各企業ごとのブースでアポイント制の商談が行われます。 日本を外国の旅行者にセールスするのがインバウンド、 そして、海外を日本の旅行者に売るのをアウトバウンドと呼び、今回はその両方のマーケットをビジネスにする企業が参加。 アマンリゾーツも参加中です。 この「ブロッサム・ジャパン」は金曜まで開催されます。 すべて登録制なので一般の方が入ることはできませんが、 開催中、世界中の富裕層相手のバイヤーが東京フォーラムのある有楽町をはじめ、 東京に滞在します。 タイトなスケジュールなので、なかなか自由な時間はないかもしれませんが、 デパートや飲食店を訪れることはあるでしょう。 そんな彼らが、手厚いもてなし、心からのホスピタリティを感じることがあれば、 彼らのクライアントにレコメンドするかもしれません。 プライベートジェットで飛び、宿泊はすべてプレジデンシャルスイート。 一回の旅行で数千万円を使うような正真正銘の富裕層です。 ビジネスチャンスは日常に潜んでいます。 今週、東京はそのチャンスに満ちていそうですよ。
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by naoko_terada
| 2011-01-19 18:42
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ただいまロンドンです。
ロイヤルウェディングを4月に、オリンピックを2012年に控え、 活気あるムードのロンドン。 今は冬のセールのファイナル時でもあり、 観光客、ローカル共にショッピングに夢中です。 今回はアジアのメディアと一緒のプレスツアー。 わたしだけひと足、早くロンドン入りをしたので、みんなとジョイントする前に、 ひとりでロンドンを散策&視察。 ![]() で、向かったのが大英博物館。 ありがたいことにロンドンの主要な博物館の大半は入場無料。 大英博物館もそのひとつです。 ![]() ピラミッドの収蔵品や、古代ローマ、ギリシャ時代の遺品、 ロゼッタストーンにエジプトのミイラなど。 世界各地のナショナルトレジャー級の収蔵品が展示される世界最大の博物館のひとつ。 一日では時間が足りない、人類の軌跡の集大成です。 特別展は有料ですが、通常の展示室はすべて無料。 写真だって、一部を除き誰でも好きに撮影可能。 ガラスで囲われたり、ロープで仕切られたれしない展示品も多く、 紀元前の遺物でさえも、手に触れる近さで見学できます。 こういうところ、やっぱり英国はすごいなぁ、と思います。 アジア地区の展示コーナーもあり、二階の一番奥が「日本」の展示室。 久しぶりに行ってみました。 ![]() 青銅器、はにわ、鎧、国宝の仏像などがおごそかに鎮座し、 そのさらに奥には北斎の版画、浮世絵などが。 そして、さらにその奥に行くと。 ん? ![]() え? ええ? おお~っ! いやぁ、目を疑ってしまいました。 なんと、ブッダとキリストの初のコラボレーション、 偉大なる傑作、『聖☆おにいさん』が展示されているではないですか! 中村光、すげー。 ![]() 大英博物館ですから、きちんと解説付きです。 ご丁寧に立川の狭いアパートで共同生活をしている、と書かれています(笑)。 立川のみなさ~ん、 ブッダとキリストが「奇跡」を起こした世界で唯一の町として、 世界遺産登録するなら今ですよ~。 『聖☆おにいさん』を愛読するわたしとしては非常に嬉しいことではありますが、 かの偉大なる手塚治虫の『ブッダ』ではなく、なぜ、これが? と思う気も。笑 大英博物館。 おそるべし。
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by naoko_terada
| 2011-01-15 09:28
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![]() ブータン4日目。 この日は、ブータンに2ヶ所あるろうあ学校のひとつを訪問。 ここはウマパロが独自で支援する学校です。 ウマパロの新任GMのジョルジュさんも同行します♪ ウマパロから車で40分ほど。 どこかで見た場所だなぁ、と思ったらアマンコラの近くと判明。 校庭の背後には、7314mの霊峰チョモラリが顔をのぞかせ、 子供たちを見守っています。 ![]() ![]() ![]() ![]() このろうあ学校が開校したのは、2003年。 わずか3人の生徒だけで始まりました。 その後、ワンチュク王妃列席のもと、新しい校舎が親切され、 7歳から15歳の男子生徒12人、女子生徒10人が入学しています。 ボーディングスクール、つまり寄宿制の学校で、 子供たちはここで生活を共にしながら学んでいます。 二階建ての校舎に、学年ごとのクラスが並び、 活気ある授業風景です。 もちろん会話ではなく、使用するのは手話。 それでも、子供たちの熱気は伝わってきます。 ![]() 授業はすべて英語です。 その理由は、ブータンの学校では英語での授業が義務づけられていること。そして、手話にせよ幅広く他者とコミュニケーションが図れるようになることが子供たちにとって大切である、との考えによるからです。地方によって言語形態が大きく異なるブータンでは、英語を身に付けることが社会とのコミットに最も有効なわけですね。 ブータンの国語であるゾンカ語で教えるのはその後。 ![]() ![]() ![]() 図画の授業は、JICAから派遣されていた日本人女性が先生として教えていました。 ブータンを旅していると、いろいろな場所でJICAの方をお見かけします。 海外でこうして活躍している日本人方を見ると、とても頼もしく思います。 アンパンマンもブータンで人気者? キティちゃんは、みんな大好きです。 ウマパロでは、一度、生徒をホテルのプールに招待しました。 プールで泳ぐなんてブータンの子供たちにとっては初めての経験。 泳ぎ遊んだ後は、おいしいランチをいただいたようで、 楽しい思い出が忘れられないよう。 そのときの様子を絵に描いています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 授業風景の見学の後、 併設されたベーカリーと作業所を見せてもらいました。 ろうあの子供たちは学校を卒業した後、 仕事を見つけ、生活を安定させていくのが課題です。 高学年になると、パンを焼いたり、工芸品を製作するなどの実習を通じて、スキルを磨いていきます。製作されたものは、寺院や土産物屋などに納品し、収入を得ます。 最後、校長室で温かい紅茶と、生徒たちが焼いたクッキーをいただきます。 これが、素朴な甘さでとても美味しい! 同行したウマパロのGM、ジョルジュが、 「クッキーや工芸品など、ろうあ学校の生徒たちの作品としてリゾートのブティックで販売してはどうでしょう」 なんてナイスな提案! 私も、一緒にいたウマパロのガイドもいちようにうなずく。 もちろん先生たちも。 この学校ができるまで、 ブータンにはろうあの子供たちを教育する場所はありませんでした。 家族とのコミュニケーションもとれないような子供たちは、 お荷物であり、単純な労働力としかみなされないことも多かったと言います。 子供たちが平等に教育を受けられる環境を整えると共に、 バランスを持った観光開発によりホテルやレストランなどでの雇用の機会も増えます。 わたしたちがブータンを旅したその先に、そんな未来があるとステキですね。 ![]()
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by naoko_terada
| 2011-01-09 00:37
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3月11日公開の映画『ツーリスト』。 主人公はご存じ、アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップ。 あれ、初共演かしら? パリ、ヴェニスを舞台にしたサスペンスで、 美しき二都市の魅力もたっぷりと満喫できそうです。 予告編を見ると、ちょっとジョニー・デップが太り気味なのが気になるところ(笑)ですが、 アンジーの華麗なファッションはさすが、と思わせる妖艶さ。 ハニートラップにかかるのもしょーがないか。 こういう旅心を喚起する映画は好きですねぇ。 楽しみ!
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by naoko_terada
| 2011-01-06 09:08
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![]() ![]() ![]() ブータン滞在3日目。 この頃になると、標高2000メートル前後という環境にも体が順応してきます。 ということで、この日はちょっとハード。 標高3500メートル超えの場所に位置する尼僧院キラ・ゴンパを訪問です。 ここがマスターカードが行う社会貢献プログラム、Purchase with Purposeのブータンでの支援先で、約30人ほどの尼さんたちが暮らしています。 昨日のネプの僧院は目の前まで車で行けましたが、 キラ・ゴンパは約1時間ほどの登山が課せられます。 同行者はウマパロの私の専属フィールドガイドのヤンキとドライバーのジャミン。 それにウマパロのオフィスの女性スタッフが一緒。 僧院までの道はこんな感じ。 松の香り漂う森の中を日差しを浴びながらゆっくりと歩き出したのですが、 これが思いのほかキツイ。 というか、めちゃくちゃキツかった(笑)! 天気がいいので忘れがちですが、ほぼ富士山の9合目に近い標高。 ちょっと歩くだけで心臓はバクバク、足もまったく動かない。 途中、愛らしい高山植物も見かけますが、 正直、ゆったりと楽しむ余裕もない。 少し歩いては息を整え、いざとなれば引き返す気持ちではいるものの、 こんなに動けないものかと愕然としてしまいます。 ![]() ![]() ![]() とにかくゆっくりゆっくりとカメのようなのろさで登り続け1時間近く。 やっと尼僧院が見え始めてきました。 手前で携帯をかけているのはウマパロのオフィスの女子。 余裕たっぷりでくやしい。 ここからの斜面づたいの登りがさらに厳しくって、もうゼイゼイ。 返事もできません。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() そしてついに、僧院の建物の手前まで到着。 おそらく1時間半近くかかってここまで登ってきました。 ふり返るとパロの谷と集落がはるか眼下に広がります。 達成感で、すこぶる気分がいい。 ここまで来ると太陽がものすごく近いように感じるのは気のせい? さらに進むとマニ車のある小さな舎が。 回転させた分の徳を積むというマニ車をまわしていたのは、なんともかわいらしい老尼僧。ガイドが話しかけると、どうやら80歳を過ぎたキラ・ゴンパ最高齢の尼僧のおひとりらしい。ニッコリと微笑むお顔で出迎えてくださり、やっとひと息ついた気持ちになってきました。 ![]() ![]() ![]() それにしても、ものすごい場所に建てたものです。 キラ・ゴンパは瞑想の場として9世紀初頭に建立された僧院で、一度、火災で焼失し、25代目大僧正(ジェ・ケンポ)によって再建。1986年に尼僧院になりました。 現存する尼僧院の中で最も古い7つの尼僧院のひとつです。 断崖の岩肌にへばりつくような建物は、寺院と尼僧が暮らす生活の場が混在し、祈りを捧げる人たち誰もを快く迎えます。 ![]() ![]() ![]() ![]() 挨拶をして中に入れていただきます。 寺院の中は撮影禁止。 バターランプ用のバターを供え、五体倒地をして祈りを奉げます。 尼僧たちが暮らす空間には小さなストーブと、布団、食器棚だけ。 天井にはヤクでしょうか干し肉が。 お肉も食べるのかしら。 その横には台所。 もちろんガスはないので薪で火をおこします。 手前のカップはわたしたちのため。 湧いたお湯で温かい紅茶を淹れてくれ、 米を乾燥させて砂糖とバターをちょっとからめたお茶うけまで出してくれました。 砂糖をたっぷり入れた紅茶が、疲れた体に沁み入ります。 ![]() ![]() ![]() わたしたちのお世話をしてくれたのは年長の尼さんたち。 海外からの見学者も少なくないので、写真に撮られることも多いそうですが、やっぱり恥ずかしそう。おだやかな表情が印象的です。 昨年、12月末まで行われていたマスターカードの社会貢献プログラム、Purchase with Purposeではこのキラ・ゴンパに日用品、衛生用品を寄贈します。 プログラムの詳細は、オウプナーズの連載、旅賢人の麗しきホテル選びで紹介していますのでごらんになってください。 滞在中、わたしはひとつの質問を投げかけました。 「なぜ、Purchase with Purposeの支援先をキラ・ゴンパにしたのか」 もちろん過酷な生活環境ではありますが、僧侶として生きるために自分で選んだ道です。 貧困と戦うわけでもありません。 ほかに支援する場所があるのではないのか。 ふと、疑問に思ったのです。 それに対して、プラグラムを担当するウマパロのスタッフは、 「たしかに彼女たちが自ら選んだ生き方ではありますが、数十年前と比べて暮らしにも変化があります。昔は砂糖を使うことは少なかったものですが、今では甘いクッキーを食べることもあり、虫歯が多くなりました。歯ブラシや歯磨きは必需品となり欠かせません。また、国からの援助が最近カットされ、日用品を購入するのも困難になっているのが現状です。ですから、Purchase with Purposeの支援はとても重要です。彼女たちを支援するのは、ブータンの歴史を守ることそのものでもあるのです」 ![]() ![]() 話をうかがい、ひと休みをさせてもらい、 そろそろ下山の時間です。 日影の場所が急速に冷えてきました。 太陽も傾き出します。 挨拶をして、もと来た道を戻ります。 途中、行き倒れ状態のような人の姿! 下から登ってきた尼僧たちです。 頭に大きな袋を乗せています。たぶん米などの食糧でしょう。 これを日課としているのでしょうから、頭が下がります。 ふもとまでは30分ほど。 最後にもう一度だけふり返り、キラ・ゴンパの気高い姿を目に焼きつけてみます。
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by naoko_terada
| 2011-01-04 00:43
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![]() 筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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