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ホテルブランド物語
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9月10日、角川書店から新書「ホテルブランド物語」が出ます。

一流と呼ばれるホテルのホスピタリティ、哲学とはどういうものか。
ペニンシュラ、ザ・リッツ・カールトン、フォーシーズンズ、アマンリゾーツなど世界トップクラスのブランドを含めた18のホテルブランドを誕生、歴史、ビジネスマインド、人材教育などさまざまな角度から丁寧に紹介しています。
サービスの原点といえる「おもてなしの心」はどうやって生まれるのか。
ビジネス書として読んでいただくのはもちろん、自分好みのホテル選びの参考書としてホテル好きな方にもぜひ、手にとってみていただきたい一冊だと思っています。

企画からほぼ一年、多くの時間を取材にかけてきました。
トップクラスのホテルのGM(総支配人)とのインタビュー、スタッフとの出会い。
仕事とはいえ、多くの魅力あるホテルマンたちとの一期一会は、とても心に残る思い出であり、貴重な経験を与えてくれました。

今回、なかでもこだわったのが、ホテルの裏側の取材。
キッチンやランドリー、GMのオフィス、社員食堂など。普段見ることのないホテルの内側にこそブランドごとのこだわり、職場環境への取り組みがあることも実感しました。

カラー新書らしくビジュアル的にも力を入れ、43軒のホテルをカラーで紹介。ホテルカタログとしても役立つように考えてみました。

自分の本、というよりも多くのホテル、ホテリエたちの「一流」としてのこころざしの高さがこの本を作りあげたのだと思っています。
新しい外資系ホテルが続々、誕生して「東京ホテル戦争」などと言われていますが、そんなネガティブな発想は必要ありません。
より、ホテルとしての高みをめざすすばらしいチャンスが訪れたのだと思ってほしい。
そして、我々ゲスト側も世界の一流ホテルブランドを選ぶ楽しさを心から満喫したいもの。

ますます、ホテルが好きになる。

そんな思いをこめた、一冊です。
by naoko_terada | 2006-08-27 21:41 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(14)
ゴーギャンの、タヒチ
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タヒチ

これほど、甘美な響きを持った場所はないでしょう。

世界中のハネムーナー憧れのパラダイス。
世紀の美女、ニコール・キッドマンもハネムーンで訪れ、話題になったばかり。
一度は訪れたい、トップクラスのリゾートスポットです。

でも、わたしのタヒチの印象は、「終焉の地」。

なぜなら、わたしが最初に降りたったのは、水上リゾートが立ち並ぶボラボラ島でもモーレア島でもなく、マルケサス諸島。
そう、画家ゴーギャンが晩年を過ごし、今も眠る場所。
首都パペーテからは飛行機で3時間半。
距離にして1300kmも離れたフレンチポリネシア領最東端に近いマルケサス諸島は、その先は、はるかガラパゴス諸島までさえぎるものの一切ない、南太平洋の絶海の孤島群。
リーフに囲まれたボラボラなどの目もさめるような美しいブルーラグーンの代わりに、出迎えてくれるのは急峻な岩肌から落ち込んだダイナミックな海岸線とディープブルーの海。
ドラマチックな秘境の原風景が、タヒチの奥深さを教えてくれます。

そんなマルケサス諸島の中心が、ヒバオア島。
ゴーギャンが眠る共同墓地もここにあります。

わずか数軒の店舗が並ぶだけの村を望む高台。そこを車であがっていくと墓地へとたどりつきます。
正面には島の海岸線と、眼下に点在する村の家々。誰が置いたのか、ゴーギャンの墓の前には枝から無造作に手折ったプルメリアの花が。

波乱万丈とひとことで言うにはあまりにも激しい人生を送ったゴーギャン。
失意と貧困の中で死を迎えた彼ですが、牧歌的で平和な島の風景を眺めていると、この場所こそが彼の人生を物語っているように思えてきます。
故郷を遠く離れてはいるものの、100年以上経た今でも、彼の軌跡をたどるためはるばると訪れる人たちがいる。それほどまでに強烈な印象を人に与えるゴーギャンという生き方。

先日、ボストンへ行った際、ボストン美術館で見たのが、ゴーギャンが遺書がわりに描いたといわれる大作、

『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』

ゴーギャンの大胆にして鮮やかな、でも、苦悩をにじませた作品を見ていると、マルケサスの陰影のある島影と深く濃い海の青さが目に浮かんできます。

現在、ゴーギャンのもうひとつの代表作『かぐわしき大地』が東京国立近代美術館で開催されている「モダン・パラダイス展」に出展されています。
こちらはタヒチ滞在初期のもので、豊穣と生命力あふれる美しい楽園が描かれています。

生と死を描き続けた、ゴーギャン。

いかに死ぬか、ということは、つまりはどう生きたか、ということ。

8月の終わりは、ふと、こんなことを考えさせる時期ですね。
by naoko_terada | 2006-08-23 02:26 | トラベル | Trackback(6) | Comments(10)
夏は、みうラバ!
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夏休み、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

以前、ブログで紹介した葉山の取材。

それが、ガイドブックになりました。
テーマは三浦半島、キーワードは、みうラバ!
みうラバ!って、何?
そう思ったら、ぜひ、書店でパラパラっと見てくださいませ。

三浦というと逗子、葉山などにスポットがあたりがちですが、横須賀や城ヶ島、観音崎など、ローカルだけど、実にしみじみと味わいのあるエリアも広がる場所。
今回、わたしはほんのちょっとのお手伝いだけでしたが、とてもいいガイドブックに仕上がっています。

何がいいか、というと、編集スタッフの本造りに対するこだわり、取材先の方々、店、場所に対する愛情がタップリと注がれているから。
ガイドブックというと時間と予算との勝負なので、残念ながら思い入れを持たない編集姿勢、内容となっているものが多いのが現状。
みうラバ!は、できうる範囲で最大限に心をこめた丁寧な仕事がなされています。
編集者という「職人」の手仕事。

この、みうラバ!
グルメ、お宿情報や観光アクティビティなどが紹介されているのは、もちろん、
三浦半島の歴史、自然、文化、そしてトリビア的な話題も満載。
レジャー客はもちろん、ぜひ、三浦半島に暮らす方々に読んでいただきたい。
「自分たちの住む場所って、なかなかステキじゃない」
と、思っていただけたら嬉しいです。

ちなみにわたしのお薦めは、
葉山の文化遺産とでもいえる、宮家、文豪、名士たちのレトロな旧別荘をめぐる葉山別荘ツアー
宿泊は、若きオーナーがこだわる小坪海岸のモダンな隠れ宿、凛花
そして、浦賀水道を望む開放感たっぷりの露天風呂がすばらしいスパリゾートでもある観音崎京急ホテル
グルメなら、鴨居漁港前の鴨鶴さんのアツアツのタコ釜飯に、文化人御用達の名寿司店、大繁(だいしげ)の穴子寿司。

8月も後半戦、ちょっと気持ちいい三浦半島の夏を見つけにいってみませんか?
by naoko_terada | 2006-08-15 21:57 | トラベル | Trackback | Comments(10)
新生カオラック、癒やしのリゾート 〜サロジン②〜
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ゲストルームも秀逸ですが、サロジンの真骨頂が、グラマラスなプール。

25mの広さを持つプールは、真昼の社交場。
ベストスポットは、水に浮かぶわずか3つの、「アイランド・パビリオン」。
天蓋付きで、昼間はシーブリーズにゆれる純白のシェードがかけられ、おこもり感が。
ここでゲストは日中、ずぅっと戯れ、甘美なバカンスに浸りきります。
夜は写真のように、ライトアップされてクールな印象に。

サロジンにはレストランが、ふたつ。

ひとつはイチジクの古木の下にある、「フィカス」。
すぐ脇のハス池を望むテラスと、エアコン完備の室内。
朝食、ランチ、ディナーと楽しめるオールデイダイニングで、
ちょっとおしゃれをしていきたい、スタイリッシュな空間が演出されています。

もうひとつは、ビーチを目の前にする、「ジ・エッジ」。
こちらはビーチバーも兼用していて、モダンなプレゼンテーションのタイ料理が中心。
欧米人向けの味付けなので、スパイシーな本場の味をご所望ならオンリクエストを。
タイ人シェフがばっちりお好みの味に仕上げてくれます。

そして、期待のスパ「パスウェイズ」。

エントランスを入ると、写真のようなデイベッドが。
トリートメントの後、温かいジンジャーティーをいただき、波の音を聞きながら、うとうと。
まさに至福の時間です。
スパメニューはアロマ、アーユルヴェーダ、タイとバリエーションも豊富。
おすすめはオリジナルの、ロイヤル・オリエンタル・マッサージ。
タイヨガとアロマオイルマッサージを組み合わせたもので、これがかなりいい。
整体のようなタイマッサージと異なり、ゆっくりとストレッチをするような感覚が新鮮。
セラピストはゲストとの相性もあるかと思いますが、
今回の担当者はわたし好みの深くやや強めのプレッシャーをうまく駆使して、
ベリーグッド!
ナチュラル仕様の潮風が通り抜ける半オープンエアのスパルームも、気持ち良い。
くわえて愛らしいタイ人スタッフやセラピストたちの笑顔が、心をとろけさせます。

この秀逸なリゾートのオーナーが英国人のケンプ夫妻。

長くタイで暮らしていた夫妻が、念願のリゾート開業の地として選んだのがカオラック。
昨年、2005年1月の開業を間近にして、津浪に遭いましたが、
「リゾートを造ることが自分たちの使命」との思いから再建を決意、
およそ9ヶ月の期間を経て、2005年10月にオープン。
その間、スタッフを解雇することなく、地元の人たちの生活を支えました。

滞在中、夫妻と一緒にディナーを共にしながら復興について語り合う機会が。
わたしが以前から伝えたいと思っている「被災後の支援としてのツーリズムの意義」について、おおいに共感していただき、
あらためて、カオラックに観光客が戻ることの重要さを確認しあいました。

タイへのリスペクトとして断念することなく、リゾートを再建したケンプ夫妻。
そして、実はその想いに打たれ、日本でのPRと予約業務を請けおうことにしたのが、
サンヨーインターナショナルのD社長。
彼が、「ぜひ、サロジンを訪れてみてください。決してセールストークではありません。それがカオラックのためになるのです」との熱い思いを発信。
それに触発されて、急きょ、今回の取材となったわけです。

カオラックへの多くの人たちの思い。

この輪を結ぶ、最後の「きずな」が、観光客のみなさん。

実際にカオラックへ行き、サロジンに滞在する。
それは、地元へお金を落とし、現地の人たちの生活基盤を支えることを意味します。

カオラックは再建に向け、さまざまな工事が進められています。
今年の年末には続々と新リゾートがオープンする予定。

自分たちができる範囲での行いが、希望となる。
こんなにステキなことはありません。

新しいカオラックに出会いに、行ってみませんか。



※サロジン日本の予約・問い合わせ サンヨー・インターナショナル03-3461-8585
by naoko_terada | 2006-08-09 15:29 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(8)
新生カオラック、癒やしのリゾート 〜サロジン〜
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更新、ずっとサボっちゃいました。

前回でご報告したように、タイ・プーケットとカオラックへ。
今回の目的は、カオラックに登場した新しいスパ・リゾート、サロジンの取材。

ここ、ものすごく良いです。
久しぶりにいい空間、空気感を持ったリゾートに出会い、感動気味です。
オープンは昨年、2005年10月。
すでに「コンデナストトラベラー」誌の「ホットリスト2006」にも選ばれ、
欧米ではじわり、じわりと話題になってきているよう。
日本人ゲストはほとんどいませんが、ブレイク必至。
アジアン・リゾート好きなら、とにかくマスト・ステイの1軒です。

まず、秀逸なのがゲストルーム。
「ガーデン・レジデンス」、「プール・レジデンス」と「ザ・サロジン・スイート」の3タイプが。
写真は「プール・レジデンス」のもの。
外に、プランジ・プールとサラと呼ばれるタイ風の東屋(あずまや)が備わります。
シンメトリーな室内はシンプルですが、とても上質。
磨きこまれたチークのフローリングが素足に心地良く、快適です。

そして、ベッドボードの後ろが、なんともラグジュアリーなバスルームに。
ルームといっても、仕切りは一切なし。
天井からもれる、柔らかい自然光に包まれて目覚める朝。
あるいは、温かなキャンドルに浮かぶ、ロマンチックな夜。
カップルでこそ楽しみたい、濃密で美しい時間が待っています。

アメニティはリゾート・オリジナル。
Jukuと名付けられたタイのホームスパの特注で、シャンプー、
コンディショナーのほかにボディミスト、虫除けリキッド、ジンジャー入りソープなどが、
スタイリッシュな容器でプレゼンテーション。
気に入ったら、リゾートのブティックで買うこともできます。
しかも、これがまた安くて、シャンプーが40バーツ(約120円)、
ボディローションが80バーツ(約240円)!

さらに、嬉しいのがその充実した設備&サービス。

室内はハイスピードインターネット回線完備で、しかも使用は無料。
ミニバー内にはもちろん有料ですが、シャンパン、生ハム、チーズのセレクション。
サイドテーブルにはこれも無料の、リゾートで焼いているパンやタロチップなどが、
それに、たっぷりの本数のミネラルウォーターにコーヒーメイキングセット。
好きなフルーツのリクエストが可能なフルーツバスケットは毎日、差し替えてくれます。
備え付けのBOSEのCDプレイヤーのためには、さまざまなジャンルのCDの貸し出しも。
バスローブは薄手のタイプとテリーローブの2種類。
ブラックとホワイトと色が異なるので、相手のものと自分のを間違えることもありません。

滞在した際、「あると嬉しいな」というアイテム、アメニティが揃い、パーフェクト。
ここまで充実したサービスは、そう、アマン並み。

と、こうやって書いていると話は尽きません。
次回は、スパやダイニングの情報を、そして、
この麗しいリゾートを生んだオーナー夫妻のタイへの愛情とリスペクトをお伝えします。

※サロジン日本の予約・問い合わせ サンヨー・インターナショナル03-3461-8585
by naoko_terada | 2006-08-07 03:26 | ホテル&リゾート | Trackback | Comments(10)





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