ハッピー・トラベルデイズ:ホテル&リゾート
2020-02-08T20:44:52+09:00
naoko_terada
トラベルジャーナリスト寺田直子の、ちょっと心やすらぐ旅だより。
Excite Blog
建築倉庫ミュージアム「クラシックホテル展」内覧会に参加してきました
http://blog.excite.co.jp/naoterada/29911067/
2020-02-08T20:44:00+09:00
2020-02-08T20:44:52+09:00
2020-02-08T20:41:59+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
ホテル好きの皆さんにぜひ、行ってもらいたい企画展が本日からはじまりました。
建築倉庫ミュージアムで開催されている「クラシックホテル展 -開かれ進化する伝統とその先-」
開催前日、ひとあしお先に内覧会にうかがいました。場所は天王洲アイル駅から徒歩数分。潮の香りがかすかにする港湾エリア。いつもは羽田へのモノレールで上から眺める場所です。
日本のホテル黎明期の12のクラシックホテルが全面協力。展示空間はそれほど広くはないのですが貴重な資料、展示物、写真などがで構成されていて、ホテル好きにはたまりません。マスコミ向けのプレスツアーではチーフキュレーターの古後友梨(こごゆうり)さんから直接、同展のコンセプト、見学ポイントなどをお話しいただきました。
今回、展示されているホテルは以下のとおり。
・日光金谷ホテル
・富士屋ホテル
・万平ホテル
・奈良ホテル
・東京ステーションホテル
・ホテルニューグランド
・蒲郡クラシックホテル
・リーガロイヤル大阪
・雲仙観光ホテル
・山の上ホテル
・京都ホテルオークラ
・学士会館
ちなみに全国20ほどのクラシックホテルにお声がけをしたそうです。帝国ホテルなどが入っていませんが、展示に関する撮影などタイミングがあわなかったとのことでした。
見どころはいろいろあります。
まずは初公開となる、現在改装中の箱根・富士屋ホテルの工事中の写真。目をひきます。
リニューアルオープンしたばかりの山の上ホテルの1936年当時のヴォーリーズの設計図も。
ホテル好きならすぐわかるクラシックホテルの代表格の模型。
また、各ホテルの総支配人や料理長、建築家などゆかりの方々の撮りおろしインタビューも非常に興味深い。ホテルそれぞれの個性が見えてきます。
実際にホテルが所蔵する椅子が配置され空間を楽しむ演出も。リーガロイヤル大阪「リーチバー」や、さわると幸せになるといわれるホテルニューグランドの天使の椅子も鎮座しています。どれも自由に座ることができるので、それぞれのホテルに想いをはせながら座りごこちを比べてみます。
年表もホテル好きには楽しいですね。それにしても万平ホテル前身、旅籠 亀屋のぶっちぎりの独走がすごいです。笑
小さなこだわりも随所に。ぜひ、キュレーターのみなさんのこだわりを読み解いてみてください。今月23日、来月21日と関連イベントも開催されるので参加するとクラシックホテルの魅力、同展のコンセプトがさらに理解できると思います。
お隣の展示室Bでは高山明/Port B による「模型都市東京」も同時開催。こちらも東京からインターナショナルな空間を舞台にした「模型」としての表現がユニーク。実際に見てその発想を体感してもらいたく写真はあえてなし。
ふたつのエキシビションは5月31日と長期で開催されます。入場料が一般3100円、大学生・専門学校生2000円とちょっとビックリする金額なので、誰にでもお薦めとはいきませんが、ホテル好き、建築に興味のある方ならぜひ。私も再度、ホテル好きたちと一緒に行こうと思っています。帰りは向かいにあるT.Y.Harbour でビールですかね♪
クラシックホテルの魅力をあらためて感じた一日でした。
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ヤフーニュース「一生に一度は滞在してもらいたい」プロ目線で選ぶ今年のベストホテル
http://blog.excite.co.jp/naoterada/29857079/
2019-12-31T19:35:00+09:00
2019-12-31T19:35:28+09:00
2019-12-31T19:35:28+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
ヤフーのオーサーとして今年最後の記事を公開しました。
「一生に一度は滞在してもらいたい」プロ目線で選ぶ今年のベストホテル(国内編)
ひとつ前が、こちら。
「一生に一度は滞在してもらいたい」プロ目線で選ぶ今年のベストホテル(海外編)
記事のほうでじっくり書いていますが、答え合わせをすると国内のベストホテルはハレクラニ沖縄 、海外はラッフルズ・シンガポール を選んでいます。
ハレクラニ沖縄はまだ開業して半年ほどですが、新しい沖縄のラグジュアリーを牽引する存在だと思いました。
とにかくロケーションとデザイン性がステキです。ロビーからの水平線の美しさは泣きたくなるほど感動的でした。
シンガポールのラッフルズはアジアを代表するクラシックホテルですが、2年半をかけたリニューアルからの再開でした。
さすが、と思わせるエレガンスの極致。色あせない優美さが素晴らしかった。
往年の宿泊ゲストの写真を飾ったアーカイブコーナーも復活。以前の総支配人にインタビューした際、英国エリザベス女王は「まるで我が家のよう」とくつろいだそう。若かりし頃のデビッド・ボウイも楽し気です。
そして驚いたのが名物シンガポールスリングが変わったこと!これは記事をどうぞお読みください。
まもなく2019年が終わります。
海外でリフレッシュされている方、実家で家族と団らんの方、都心で仕事をしたりといつもと変わらない時間を過ごしている方など、さまざまいらっしゃることでしょう。
どこにいても、どんな思いでも。
みなさんが心おだやかに年を越し、2020年を迎えることを願っています。
来年も元気に会いましょう。
みなさんにすばらしい一年が訪れますように。
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最高の広報ウーマンがおしえてくれたこと
http://blog.excite.co.jp/naoterada/28351606/
2018-06-06T08:00:00+09:00
2018-06-06T09:09:07+09:00
2018-06-05T23:04:17+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
今からもう30年前のこと。フリーランスになる前に少しだけ小さな編集プロダクションにいました。
そこはガイドブックなど旅関係の仕事が多く、今の私の原点でもあります。
当時、そこが某ホテルの小冊子の作成を請け負っていました。
ある日、最新版のための取材をまかされることに。
小冊子でホテルのシェフに教わるクッキングレシピのページがあり、その撮影と取材を担当することになったのです。
取材当日、カメラマンと一緒に浦安へ。
迎えてくれたのがホテルの広報担当の女性でした。
キビキビと働く彼女にまだ20代後半のわたしは気おくれするばかり。
撮影のためゲストのいないアイドリングタイムのレストランへ。
シェフにお話しを聞き料理の撮影を行い、とすべて順調。
取材中盤、メモをしっかり書き写すためわたしはレストランのテーブル席に座り、メモを取り始めました。
すると、広報の女性がこう言いました。
「そのテーブルはゲストをお迎えするためにスタッフが一生懸命きれいにセッティングしたものですよ。あなたが使うものではありません」
正確にどう言われたのかは覚えていませんがニュアンスとしてはこんな感じ。
それを聞いてとっさに立ち上がり、「すみません!!」とわたし。
心の中では、「なにこわーーーい。。」
でも今なら痛いほどわかります。
完璧に美しく整えられたテーブルや客室、ベッドにはどれほどの目に見えない裏方のスタッフのみなさんの労力がかかっているか。
当時はホスピタリティなどという言葉も知らないわたしでしたが、それからはホテルでの取材時には撮影で必要でないかぎり何も触らない動かさないということを心がけるようになりました。ベッドに寝たり、ソファに座るなんて言語道断!笑
つけたライトは消す、開けたカーテンはきちんと閉めるなど退出時にもとのままに戻すことを常にこころがけます。きちんとしたホテルは撮影後は再度、清掃をいれますがそれは別問題。取材対象のホテルへの、さらにはスタッフへの敬意をあらわしたいとの思いからです。
あのときわたしを叱ってくださった女性広報の方。お名前も忘れてしまいましたが、最高の広報ウーマンだったこと今ならよくわかります。
最近、ホテルの取材にうかがうと広報担当者はわたしよりも年下ということがほとんど。
そんな彼ら彼女たちに、「今回の取材撮影はよかった!」、そう思ってもらえるようにいたいと思っています。
それもすべてはアナタから。
あのとき叱ってくれたことに、心から感謝しています。
※写真はロンドンのサヴォイホテル。麗しきモネスイートです。この最高に美しい部屋もベッドメイキングのスタッフたちによって整えられているわけですね。
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氷瀑(ひょうばく)ライトアップが圧巻!奥入瀬渓流リゾートで雪と氷と温泉と美食②
http://blog.excite.co.jp/naoterada/28016869/
2018-01-22T07:00:00+09:00
2018-01-19T22:18:16+09:00
2018-01-19T22:18:16+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
2日めも無料のアクティビティで冬の奥入瀬を満喫します。
1日7回、バスでの冬の奥入瀬渓流ガイドツアーが催行されます。前の晩、ライトアップツアーで訪れた名所を今度は明るい時間に観賞。夜のうちに雪が積もりさらに固く凍った氷柱や氷瀑。夜と異なる白銀の世界はまたそれも魅力。両方を見ることで奥入瀬の大自然を体感することができます。
奥入瀬渓流ホテルのすべての客室にビクセンのルーペが置かれています(部屋の備品なので持ち帰りは厳禁ですよ!)。これもアクティビティスタッフのアイデア。滞在中は自由に使用でき、ツアー参加中、雪の結晶や苔にできたツララのさらにその内部の気泡を眺めたりが楽しいっ(笑)。小さな世界にひそむ美しさ、不思議さ。冬の奥入瀬の自然のなんと饒舌なことでしょうか。もう少しアクティブに氷瀑を楽しみたい場合は氷瀑スノーシューツアーがあります。ガイド同行でこちらも無料です。
さらに雪の散策を満喫したいのであれば、蔦沼スノーシューハイキングがおすすめ。こちらは有料でひとり2160円~。ブナ林の中をスノーシューをはいてハイキング。やさしいブナのシルエットと純白の雪のコントラストが本当に美しい。
冬の寒さをじっと耐える苔類などの説明も。持参したルーペがここでも活躍してくれます。
防寒・防水ジャケットやスノーブーツの貸し出しもあるので気軽に参加しているゲストがたくさんいらっしゃいました。
マイナスの外気温の外でのアクティビティを終えて、「ラウンジ森の神話」へ。岡本太郎氏による高さ8.5メートル、重さ5トンのブロンズ製暖炉チムニーはホテルの象徴。大きな窓ガラスに向かったテーブルとソファ。混みあう夏の時期よりも空間を楽しんでもらいたいと暖炉を囲むようテーブルの位置を移動し、よりゆったりとした配置にしているそうです。
私が予約したパッケージにはラウンジの特製スイーツと湧水珈琲の無料特典が。ということでお願いしたのが「幸福林檎のミルフィーユ」。注文を受けてからスライスするしゃきしゃきリンゴにさっくりパイ生地のサンド。湧き水で淹れた湧水珈琲と共にゆっくり味わいます。薪の香りと冬景色もまたごちそう。
エコ活動にも積極的な奥入瀬渓流ホテル。翌日の清掃不要の場合、写真のエコロジーカードをドアノブにかけておくとお礼として売店で利用できる1000円の金券をくれます。ミネラルウォーターをくれたり、500円程度の金券に交換できるエコリゾートは知っていますが1000円は太っ腹。コーヒーブレイク後、売店を物色。ちょうど失くしていて欲しいと思っていたティッシュペーパー入れがあったので即決。青森県のクラフト、裂き織り(さきおり)のかわいいタイプ。値段は1080円。得しちゃいました。
夕食前にはスパを予約。外部のサービスですがとてもお上手でした。予約時間前には温泉に入念に浸かり、体を温めておきます。お願いしたのは60分のボディ。慢性的な肩こり持ちなので肩まわりを丁寧に。適度な強さのストロークでいつのまにか寝てしまっていました。翌日、肩こりはもですがもみほぐしてもらった足がスッキリ軽くなっていて感激。
そして2日めの夜のハイライト。昨晩とは異なるメインダイニング「奥入瀬」で「西洋膳処 奥入瀬」と名づけられたコースメニューをいただきます。前菜、スープ、サラダ、魚、お肉などデセールを入れて9品。日本人好みの洋食と会席を融合させた料理長オリジナルの内容。もちろん青森県産の食材がたっぷり使用されています。
あわせるお酒はお薦めという日本のワイン、日本酒の4種類のペアリング。
まずは前菜。ウニと人参のムース、ホタテのカダイフ揚げ、パテドカンパーニュなど。ロゼワインとあわせます。
次に出てくるのがオニオングラタンスープ。これおいしかった~。熱々なのでゆっきり味わいます。はふはふ
冬が旬のブリと根菜のサラダ、タラの白子のフリット、ブイヤベースと続きます。小ポ―ションですが少しずつお腹がいっぱいに。あ、東京から取り寄せているという焼きたてパンがおいしいのでつい食べてしまいますのでご注意を。
ペアリングの日本酒、本来は八仙なのですが昨晩、同じものを飲んでしまったことを告げると豊盃に代えてくれました。どちらも青森を代表するお酒です。
メインは牛ほほ肉の赤ワイン煮とステーキ。お肉をふたつの料理で楽しむ趣向です。
そしてシメがひと口欧風カレー。「ひと口分だけ!」と頼んだら本当にひと口くらいのボリュームでありがたい。欧風ですがピリッとスパイシー。このあとにデセールが続き、もう満腹、満足。場所柄、ご年配のお客様のご利用も多いはず。ナイフとフォークに加えてお箸も用意されていました。日本人好みの洋食テイストを取り入れた料理の数々もお箸でいただけるものがほとんど。りんごキッチンのブッフェとあわせて楽しみたいダイニングオプションでした。
今回は2泊しましたが、奥入瀬は1泊ではもったいないとあらためて実感。冬場はふたりで宿泊すれば1泊2食付でひとり1万円台~とリーズナブル。しかもご紹介したように各種アクティビティも無料です。ただしスキーシーズンでもあるので週末や2月の旧正月などは海外からのお客さまも増えると予想されるので予約はお早めに。
わたしが滞在した日はやや暖かく、本格的な氷瀑を見るまでには至りませんでした。なので、あともう一度。厳冬の時期に再訪したいとチャンスを狙っています。
冬の奥入瀬で、氷瀑が待っていますよ!
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氷瀑(ひょうばく)ライトアップが圧巻!奥入瀬渓流リゾートで雪と氷と温泉と美食①
http://blog.excite.co.jp/naoterada/28004439/
2018-01-16T07:00:00+09:00
2018-01-16T09:44:08+09:00
2018-01-16T01:00:26+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
すべてが凍るこの時期、奥入瀬に行ってきました。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルが9年ぶりに冬季営業をはじめたのが昨年12月。現場スタッフの「冬の時期の奥入瀬の魅力を伝えたい」という思いが実現した形になります。
この数年、青森県の観光促進のお手伝いをしていたことから真冬の奥入瀬・八甲田に来たことがあり、そのときに「厳しいけれどほかにはない雪体験は実に魅力がある」と感じていました。観光客に来てもらうためには客室数が多い、奥入瀬渓流ホテルが冬季営業することは重要なこと。それだけに再開の発表はとてもうれしいものでした。
スキー場がある八甲田と異なり、奥入瀬の魅力は雪と氷のおりなす自然景観こそがキラーコンテンツ。そのためには冬の奥入瀬を楽しむ仕掛け、アクティビティが必要です。
そのアクティビティの目玉が、「氷瀑ライトアップツアー」。
氷瀑とは滝が凍った状態のこと。それをゲストだけのためにライトアップするという趣向。国立公園の奥入瀬渓流沿いは人工的な照明は一切なく。ゲストを乗せたバスと並走して特殊な照明を搭載した車が数分間、光のショーを見せてくれます。「馬門岩」「千筋の滝」「雲井の滝」「三乱の流れ」の4スポットに停車。ブルー、パープル、赤と幻想的に色を変えて映し出される氷瀑や氷柱としんと静まり返った雪の世界。数分だけライトアップされる奥入瀬の表情に魅入ってしまいます。
見上げる枝もアートのよう。
このアクティビティですが、なんと宿泊ゲストは無料!まだトライアル的な要素もあるため、今年は無料で提供しています。代わりに参加者のみなさんの意見を聞きたいので、体験された方はぜひご感想をスタッフに伝えてあげてください。
ちなみに氷瀑ライトアップツアー。十和田市も開催していますがこちらは有料(大人1000円~)。運行がホテルとは逆の十和田市側からスタートするため見学ポイントも異なります。詳細はこちらへ。
休業中は客室や大浴場などのアップグレードに費やされているため、快適さはググッと向上していました。特にお部屋。以前の和室のイメージを刷新。スタイリッシュに居心地のいい空間に生まれ変わっていました。上の写真のこちらは2015年に誕生した「渓流和室」。窓の外は奥入瀬川のせせらぎ。そこに向かって置かれているのが「渓流ごろんとチェア」と名づけられたカウチ。ここはお二人でもいいですがひとりでこもるのにもちょうどいい空間。
同じようなスタイルで洋室仕様なのがモダンルーム。
露天・半露天風呂付きの特別室。わたしが滞在したのはこちらの半露天風呂。もちろん温泉です。一見、内風呂のようなのですが。。
こんな感じで窓を思いっきり全開すると半露天に。まさに渓流の音を聞きながらの雪見風呂を好きなときにいつでも堪能できる贅沢さ。柔らかいお湯は湯あたりもせず、飽きません。
「渓流ごろんとチェア」で読書をしながら、雪を眺め、温泉に浸かる。少し遅めのお正月休み、と思い自分を甘やかします。
温泉大浴場も昨年、リニューアル。冬露天の醍醐味として、「氷瀑の湯」と名前も変わりました。その名前のとおり、渓流に面する大露天の壁面を氷瀑にみたてる演出が。わたしが滞在した1月上旬はまだそれほど雪も寒さもおだやかで氷瀑もささやかでしたが、スタッフによると見頃は2月上旬あたりとのこと。写真のようなドラマチックな空間でぬくぬく温泉浴が楽しめるという趣向です。
※写真はサイトから借用しました。
今回は2連泊。初日のディナーは「青森りんごキッチン」。青森といえば、なんといってもりんご。りんごのモチーフ、インテリアだけではなく料理にもりんごが多用されています。
リンゴを用いたメニュー以外にもお刺身や、青森名物のばら肉とタマネギを甘辛く炒めたバラ焼きなど和洋メニューがそろいます。
熱々で提供するのが大きなホタテのグリル。隣ではローストビーフをシェフが盛り付けています。
お供は奥入瀬ビール。このあとは日本酒ですね。
ゲストに人気のデザートが、こちら。アップルパイ。中にリンゴのコンポートが入った生地をさっくりと焼き上げています。熱々のアップルパイを食べ、濃厚なソフトクリームをひとくち。サイズ感もちょうどいい。
「青森りんごキッチン」は朝食ブッフェもすごかったです。
しぼりたてのりんごジュースや目の前で焼くりんごのパンケーキ。今年は野菜が高騰しているけれどパリッとしたみずみずしいサラダもたっぷり。わたしはなんとなく和食の気分だったので、こうなりました。
ごはんは少なめにしたのですけどね。笑 ついあれこれのっけてしまいました。食べ過ぎ。
岡本太郎の「太郎かっぱ」に笑われてしまいました。
続く
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freesia連載 「日本のエーゲ海」で発見!絶景&美食のリゾート
http://blog.excite.co.jp/naoterada/26593040/
2017-01-29T20:00:18+09:00
2017-01-29T20:00:17+09:00
2017-01-29T19:36:38+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
女性向けオンラインサイトFreesiaで続けている連載が更新されました。
心も身体もきれいになる旅へ by 寺田直子
今回は、「日本のエーゲ海」で発見!絶景&美食のリゾート。
実は牛窓という地名はうっすらと聞いたことはあったのですが、場所までは把握せず。
訪れる前日まで知りませんでした(反省...)。
取材で倉敷に連泊していたのですが、それもちょっともったいないと思い。
岡山、瀬戸内海周辺の情報を宿でいろいろと検索しているうちに出てきたのが牛窓。
名前のユニークさと「日本のエーゲ海」という響きのミスマッチがおもしろく感じ、「では、どこか泊まるところは」とさらに探っていくうちに見つけたのが、今回記事でご紹介したホテル・リマーニだったのでした。
※上の写真はステーキブレックファストで味わった熟成肉。いやぁ、しびれました。
リゾートの詳細は記事で読んでいただければおわかりかと思いますが、とにかくお値打ちなコスパの良さもありますが、私が感心したのがスタッフのみなさん。ホテルマンとしての教育がキチンとされていてそれでいて、リゾートらしいゆるやかさもある。外国人スタッフも多くインターナショナルな雰囲気。
それを形にしているのが、日系ハワイアンのGMケネスさん。世界の一流ホテルでの経験を持つ本物のホテルマン。ルーツが瀬戸内の豊島という縁もあり、ホテルリマーニのGMに着任されたそうです。
東京に戻ってからしばらくしてケネスさんからメールが届きました。
Aloha, Terada-san,
お元気ですか?
牛窓は相変わらず、静かな村です。
寺田さんに書いていただいた素晴らしい記事を見ました。
ありがとうございます。
我々はホテル リマーニを売るというより、岡山の牛窓の素晴らしさをもっと多くの人に知ってもらえるよう努力しております。
牛窓に来られた人皆が、岡山にこのような場所があったのか驚いてます。
もっと牛窓の素晴らしさを多くの人に知ってもらえるよう、寺田さんのお力を頂けますよう、よろしくお願いします。
また再び、近いうちに牛窓でお会いできる日を楽しみにしてます。
ありがとうございます。
Mahalo!
Ken
このときは1泊の滞在でしたが、牛窓を愛する人たちがいる時空間は心地よく、何よりも私に癒しを与えてくれました。さらに牛窓にはさまざまな個性的な人、場所があることも教えてもらい、次回はそんなみなさんのこともご紹介できればと思っています。
日本でまたひとつ、通うべき場所、会いにいきたい人たちとのご縁。
旅する喜びは今年も続きそうです。
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独自サービスで納得!クチコミランキングで人気のホテルシェラリゾート白馬
http://blog.excite.co.jp/naoterada/26493663/
2016-12-22T01:30:00+09:00
2016-12-22T12:24:04+09:00
2016-12-22T01:30:22+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
ホテル シェラリゾート白馬をご存知でしょうか。
トリップアドバイザー「トラベラーズチョイス 人気ホテル トップ 25 - 日本 2016」で19位。
同じく、「外国人に人気の日本のホテルと旅館2016」ではホテル部門で圏外から18位にランキング。
並みいる高級ホテルの中で、ポンと白馬のリゾートがランクインするのを不思議に思っていました(失礼!)。
その人気はどこにあるのか?
一度、泊まってみたいと思っていたのですがやっとこの秋に実現。
いろいろ考えた末、白馬までは高速バスで行くことに。
新宿のバスタから白馬駅までの運行。
所要約5時間。
長いかな、と思ったけれどこれが思った以上に快適。女性専用シート、トイレも完備のバスで、途中トイレ休憩に2度ストップ。都心からゆっくりと里山の風景に変わっていく気配を車内から眺めていて飽きませんでした(途中、寝てしまったし。笑)。
無事、白馬駅に到着。
ここからはリゾートの送迎をお願いしました。
訪れたのは11月初旬。
紅葉のはじまった中、リゾートにチェックイン。フロントでは暖炉が温かく出迎えてくれました。
お部屋のカテゴリーはシンプルです。庭に面したグランドダブルルームか逆側のグランドツインルーム。そしてファミリー向けのスイートルーム。私は今回、グランドダブルルームを予約。結構、広いです。最先端の施設ではありませんが、きちんと清掃がされ、心地のいい空間です。
時間も早かったので敷地内を散策。
本当にみごとな秋晴れ。サクサクと枯葉を踏みしめながら絶景の紅葉と自然に囲まれ、なんとも爽快。ちょうどガーデナーのみなさんが冬支度をしているところでした。
驚いたのはこのあたりでもクマが出るとのこと。ということであまり遠くにはいかず(フロントでクマ除けのスズを貸し出しています)、それでも自然に癒されます。
実はこの日、楽しみにしていた大浴場が不備があり使用できませんでした。
でも、4つの個性的な貸切り風呂があり宿泊客は時間制で無料で借りることができるのです。私はすぐ入れるという五右衛門風呂へ。こんな大きな羽釜風呂は初めて。じっくり熱めのお湯に浸り、普段のストレスもすっきり。いやいや極楽です。
そして施設探索。
まずはラウンジ。リラックスできるチェア、カウチがいい塩梅で配置され、BGMはクラシック。外の緑を愛でながらのんびりと読書をしたり、自由に利用できるドリンクでブレイクしたりと楽しまれているゲストがちらほら。みなさん、リゾート遊び上手です。
夜はぐっと照明が落とされ、いいムード。
そして夜は白ワイン、赤ワインが用意され、なんとこれも無料。食前、あるいは食後に楽しむことができます。
そう、ここいろんな無料サービスがあるのです。
一番、玄関前にある無料のフードサービス。タイ風グリーンカレー、ちまき、熱々の田舎汁。これが終日、味わえるのです。そのボリューム感は無料サービスを超越したもので驚きました。
また、こんなしかけもあったり。
パソコン常備もありがたいですが、イスにそっと置かれたブランケットにゲストへの心配りを感じます。
自販機の値段も良心的。
夕食は半年前から予約をして楽しみにしていた秋の特別和食。
<採れたて山の幸+地野菜+新鮮な海の幸を、田舎のおばあちゃんの味付けでこしらえた和食コース >というのがコンセプト。山菜や地場野菜、料理長が日本海まで買い出しに行ったという鮮魚、信州プレミアム牛などローカルな食材をアレンジした白馬らしい創作和食です。地元のお年寄りや主婦の方に秘伝を教えてもらって2年間に渡る試作を重ねてきた自信作。おいしくないわけがありません。自家製のお豆腐から、どれもこれも滋味あふれしみじみおいしい。地元のお酒と共にゆったり、じっくり。
朝食はブッフェ。
炊きたてのごはんがおいしかったです。
そして印象的だったのが、朝食終了間際にもかかわらずステーションの調理料理がたっぷりと用意されていたこと。ギリギリに行くとほとんど残りもののよう、というところも少なくないだけに感心しました。
そして私が特にすごいなと思ったのが、玄関横にあるオフィスがガラス張りだったこと。普通、隠すところ丸見え。でも、それゆえにフロント周辺の動きが読めることと、オフィスにいても見られているという緊張感をスタッフに与えるはず。これを課すということはそれなりにスタッフにモチベーションがなければできません。きっと、ここではリゾートとスタッフの信頼関係がしっかりできているのではないでしょうか。結果、それがゲストへの細やかなもてなしにつながっている。
新しいわけでも、最高級のラグジュアリーではない。けれど、心地よくどこかホッとする。それがホテルシェラリゾート白馬の真骨頂だと確信しました。さまざまな無料サービス、しかけも。「いろいろと試行錯誤を重ねてこうなりました」。そんな肌ざわりを感じる独自性はほかにはない大きな魅力となっています。
滞在中も多くのリピーターのゲストがいらっしゃいました。これこそ愛されている証拠。クチコミランキングも納得です。
チェックアウトの際は、大浴場の不備をあらためてフロントが謝罪。
そして、「ほんの少しですが」と、地元でとれたばからの新米の小さな包みがゲスト全員に手渡されていました。
今度は家族を連れてこよう。
そんなふうに思ったリゾートです。
お世話になりました。
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クラシックさと清潔感が◎ カンボジア・シェムリアップ「ヴィクトリア・アンコール・リゾート&スパ」
http://blog.excite.co.jp/naoterada/25916056/
2016-06-15T23:48:00+09:00
2016-06-16T09:35:55+09:00
2016-06-15T23:47:44+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
2016年5月に行ったカンボジア・シェムリアップで滞在したホテルが思いのほか、心地よかったのでご紹介です。名前はヴィクトリア・アンコール・リゾート&スパ。
クラシックなムードで目の前がロイヤルガーデンというロケーション。ナイトマーケットまではトゥクトゥクで5分ほど(片道2ドル)、国立博物館まで徒歩5分と、静かな環境です。
フロントもシックな雰囲気で個人的に好きなスタイル。2003年開業で、2014年にクラシックさはそのままに改装が行われています。
客室はこんな感じ。
ガーデンビューのスーペリアルームを予約していましたが、中庭に面したプールビューのデラックスにアップグレードしてくれました。外には広いバルコニー。ただ、広さ、デザインなどはスーペリアもデラックスも一緒のようです。ガーデンかプールビューかの違い。
バスルームはいたってシンプル。シャワーの水圧は文句なし。
感心したのは清潔さ。すみずみまできちんと清掃が行き届き、とても心地よい。床がウッドフローリングなのですが、この手のタイプはホコリぽかったり、ワックスでべたつくことが多いのですが、ここは違いました。磨きこまれた床は素足で歩いてもまったく気にならないきれいさ。かわいらしいタイル装飾も好感度アップ。バスルームの水回りもていねいにクリーニングが施され、滞在を快適にしてくれました。
中庭に広いプールがありレストラン、スパがそれを取り囲みます。シェムリアップの中心にありながら熱帯のガグリーンが豊かでリゾート感もたっぷり。昼間はほとんどのゲストがアンコールワットの遺跡見学に出ているためプールもデッキチェアもほとんど独占状態でした。
夕方になるとさらにググッといい雰囲気に。
プールサイドのオープンエアのダイニングL’Escaleへ。フランス語で「寄港地」という意味。カンボジアの料理だという鶏肉ミンチにさまざまなハーブが入った軽めのメニューを注文。さっぱりさわやかで美味しかったです。
伝統音楽がゆるやかに流れ、それもまた心地いい。
演奏をやめずにこちらを見つめる彼女と、遺跡で見たたおやかなアプサラの彫刻がシンクロします。
オフシーズンということでゲストが少なかったこともあるかもしれませんが、ホテルのスタッフはみなフレンドリーでサービスも丁寧。日本人女性のゲストリレーションもいらっしゃったので安心感もありますね。3泊しましたが、とても満足。シェムリアップに行った際はまた利用したいと思うほど気に入りました。
そうそう。宿泊者用の25%オフのスパのクーポンをいただき、マッサージをお願いしましたが手頃な値段でなかなかよかったです。帰りが深夜のフライトだったのでチェックアウト日の夕方にスパを予約。観光して戻ってからマッサージ&シャワーでリフレッシュ。着替えをして空港へというスケジュールを組んでみました。
今年9月1日からはANAがプノンペンへの直行便を就航。カンボジアが身近になるのもうれしいニュース。
カンボジア、楽しいですよ。
さらにいくつかお薦めスポット&情報をおって公開していきますね。
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クラウンプラザ チャンギエアポート・シンガポール滞在③
http://blog.excite.co.jp/naoterada/25729778/
2016-04-29T23:35:00+09:00
2016-04-30T00:33:48+09:00
2016-04-29T23:34:53+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
やや放置プレーにしてしまいましたが、つづき。最後です。
今回はラウンジアクセスを頂戴しました。
あまり活用できませんでしたが、これがなかなか。
エントランスの雰囲気、すぐ横がジムとプール。
中は変則的な空間ですが、奥行きがありまずますの広さ。
そして、フード&ドリンクプレゼンテーションがかなりの充実。インド系かスリランカ系と思われるスタッフがてきぱきと采配。
窓の外にはプールが広がり、リゾート感たっぷりです。
たとえば子供たちが泳いで遊んでいるのをラウンジから見守ることもできます。
ラウンジで一杯だけワインをいただき、広報の方とロビーで待ち合わせ。館内を見せてもらいます。こちらはスポーツバーbar'75 。1970年代のポップアートがテーマとのこと。カジュアルに軽く飲むには最適です。
そしてオールデイダイニングのアズールAzur。朝、ランチ、ディナーとインターナショナルなブッフェが充実。シンガポールという場所柄、チキンライスといった名物も登場、バリエーション豊かです。
そして、エアポート空港ならではのサービスがBreakfast to Go. 事前予約でテイクアウトスタイルの朝食をフロントで受け取れるというもの。早朝、出発する際などチェックアウトと同時にピックアップ。移動中に食べられるというもの。コーヒー、ジュース、フルーツ、デニッシュ、サンドイッチなど内容も選べます。忙しいビジネスマンはもちろんお子さん連れにもいいかもしれません。
2015年ワールド・ベスト・エアポート・ホテル・アワードを受賞した、クラウンプラザ チャンギエアポート・シンガポール。今までご紹介した施設&サービスの充実度ももちろんですが、評価の高さの理由のひとつにサスティナブルな取り組みがあります。
インターコンチネンタルホテルグループは独自にIHG Green Engage™ システムを各ホテルに課しています。以下、サイトから抜粋。
IHGにとって環境への配慮はとても大切なことお客様にとっても、ホテルを運営する側の私たちにとっても非常に重要な要素です。環境意識の高いお客様には、せひ同じ価値観を共有するホテルにご滞在いただきたい。そんな願いのもと、IHGでは環境保全をサポートするシステムを導入しました。 それがIHG Green Engage™ システム。ホテルによる環境保全の取り組みをオンラインで一元管理する画期的なシステムです。このシステムを導入すれば、各ホテルが環境に与える影響を個々に測定し、管理できるようになります。 このシステムでは、電力消費量、水の資料量、廃棄物の排出量を削減し、環境に与える影響を低減するための「グリーンソリューション」を200以上提供しています。各ホテルがその中から好きなソリューションを選択して導入できます。
IHG Green Engage™ システムでは、各ホテルの達成目標となる4段階の認証レベルを設けています。レベル3以上を達成すれば、エネルギー消費量を最大25%削減できます。
IHGでは、全ホテルにレベル1を満たすことを求めています。
クラウンプラザ チャンギエアポート・シンガポールでもヘッドシャワーを節水仕様に全室代えたことで、水道使用量を削減。また、食べ物のゴミを最小限に抑えたり、リサイクルを徹底するなど積極的にエコ活動を行っています。
さらに、客室で使い残った石けんをリサイクルして新しい石けんにリメイクするプログラムでは、家庭に事情のある地元の女性たちを雇用。彼女たちがスキルを身につけることを指導しています。
スタッフのためにはベッドメイキングをラクにするために、持ち上げる工夫をベッドに用いるなど雇用者の利便性、働く環境にも取り組んでいるとうかがいました。
ここに限らずゲストが見えない部分でもより、地元に貢献し、地球環境に配慮するのもホテルの義務。それを前向きに行っていることにホテル企業としての建設的な姿勢を感じます。
次回は今回、泊まれなかった空港ランウェイ側を狙って。
また、泊まりにいこうと思っています。
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クラウンプラザ チャンギエアポート・シンガポール滞在②
http://blog.excite.co.jp/naoterada/25338153/
2016-02-14T23:59:00+09:00
2016-02-08T13:05:13+09:00
2016-02-08T13:05:13+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
クラウンプラザ チャンギエアポートの客室はエアポートホテルという性質上、ツインかダブルかなどの違いはありますが、基本はデラックスルームとスイートルームというきわめてシンプルなカテゴライズ。
大きく異なるのが、エアポート側か眼下にプールをのぞむ内側かということ。
ここで、痛恨のきわみ。
当然、エアポート側をリクエストしていたのですが、な、なんと満室。最近は特に「空港側」を指定するゲストが多いそう。エアライン好きが増殖中なの?ああ、残念すぎます。。
それでも気を取り直して、お部屋のチェックです。入口手前にラゲージを置くスペース。
気に入ったのはテレビの下に設けられたシームレスなスペース。スーツケースはもちろん、手持ちのバックなどを置くのに便利でした。
備品の収納もよく考えられています。しまえばスッキリ見えません。
バスルームはかなり大胆なデザイン。スイートも含め全室このモチーフが用いられています。女性好みのようにも思えますが、ビジネスマンの男性のみなさんはどうでしょう。ガラスウォールはロールスクリーンが降りるようになっています。
窓からはプールとヤシの木。トロピカルなムードです。もちろん、これもステキな景色なのですが、やっぱり飛行機が発着するのが見たかった。。これはリベンジするしかないですね。
次はクラブラウンジなどその他のサービスをご紹介です。
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クラウンプラザ チャンギエアポート・シンガポール滞在①
http://blog.excite.co.jp/naoterada/25338106/
2016-02-10T00:00:00+09:00
2016-02-08T12:42:07+09:00
2016-02-08T12:42:07+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
サムイから日本へ。
今回はシンガポール経由でしたが、これが予想以上に快適でした。
現在、日本からサムイへの直行便がないので通常だとバンコク経由を選ぶと思います。
ただ、そうするとバンコクで入国をしなくてはならず、これが結構、こんだりするのです。なにしろタイ全土へ移動する人たちがこの入国審査ブースにいっきに集中するのですから。以前はまったく列が進まず搭乗時間ぎりぎりだった経験もあります。
それがシンガポールからだと出入国はいずれもサムイで。サムイ島で降りる人たちだけなのでかなーりスムース。シンガポール航空ならシンガポール~サムイ間も姉妹エアラインのシルクエアーを利用すれば荷物もスルーでいきます。
もうひとつシンガポール経由にした理由が、ホテル。
クラウン プラザ チャンギ エアポート宿泊が今回のもうひとつの目的です。スカイトラックス2015年ワールド・ベスト・エアポート・ホテルに選ばれたホテル。以前から泊まりたかったのです。
まずはチャンギ空港のターミナル3(T3)をめざします。
クラウン プラザ チャンギ エアポートはT3に直結。T3方面への長い連絡通路で進みます。ホテル名も出ているので簡単です。
連絡通路を抜けると正面にエレベータがあります。ホテル名を示す案内がないですが、これで1階へ。
ちなみに周辺にはファーストフードやカジュアルウェアの店舗などがゆる~く営業。
1階で降りると左側にホテルへのエントランスがあります。
近未来的なエントランスを歩いていくと、レセプションフロアに出ます。待ち合わせのためのソファも多く広いです。さすが眠らないチャンギ空港のエアポートホテル、24時間いそがしそう。
ユニークなのはソファがパパイヤやスイカなどのトロピカルフルーツをイメージしているところ。シンガポールらしいですね。かわいい。フライト発着案内も完備です。
チェックインをして客室フロアへ。廊下はオープンエア。ちらりちらりと飛行機やターミナルを結ぶスカイトレインが見えます。エアライアン好きにはたまりません。
次はお部屋を紹介しましょう。
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サムイ島 インターコンチネンタル サムイ バーンタリンガム リゾートへ Vol.5
http://blog.excite.co.jp/naoterada/25336438/
2016-02-07T21:40:00+09:00
2016-02-07T21:41:23+09:00
2016-02-07T21:39:22+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
タイ・サムイ島での最終日。
雨季特有のどんよりとしたくもり空。
午前中にリゾートをチェックアウトするのですが、その前に念願のアクティビティを。
そうです。
ムエタイレッスンです。
タイ風ボクシングのムエタイ。最近はエクササイズとして女性にも人気だとか。
今回はスポーツチームのスタッフに基本を教えてもらいました。
お手本をまねてパンチをくりだしますが、普段、使わない筋肉を使うので見た目以上にハード。
「こうやるのさ」とばかり、ビシバシ、パンチ&キックをきめるスタッフ。
まったく無理。
「しょうがないなぁ」と笑われてしまいました。。
1時間のへなちょこムエタイレッスンを終えて、一度、部屋に戻りシャワーを浴びます。
出発まで時間があったのでリゾート内のヒルサイド部分を散策します。雲間からさす朝の光がリゾート敷地内の木々をきらめかせます。アジアのリゾートのこの瞬間がとても好きです。
ヒルサイドはこんな感じで熱帯の森に囲まれた中にヴィラが点在します。ビーチフロントのヴィラやメイン棟の部屋がカップルや女子旅向けならば、こちらヒルサイドはファミリーに大人気。理由は2ベッドルームあるいは3ベッドルームのレジデンススタイルだから。今回、お部屋を見せてもらいたかったのですが、まったく空きがないという人気ぶり。
そして、ここがポイント。
ヒルサイドには5つのプールが点在し、どのヒルヴィラに滞在してもすぐ近くにプールがあるように考慮されています。5つのプールはオレンジ、イエロー、パープル、ブルー、レッドの色分けがされています(風水かしら?)。こちらはレッドとなるSonthaya Pool。
これは見た通り、ブルーのDara Pool。
グリーンですが、これはイエローのTawan Pool。
一番奥のヒルトップにあるパープルのNapa Pool。こちらは周囲のヴィラ専用になっているようで立ち入り禁止でした。なので、チラ見。なんとなくパープルカラーのような。
5つめのChantra Pool。ホントはオレンジカラーのはずなんですが、これもグリーンでした。苦笑
このシステム、とても感心しました。
ヒルサイドに滞在するゲストの多くはファミリー。子供たちをプールで遊ばせるためにいちいち長い階段をつかってビーチまで行く必要がないのはありがたいことです。
そして、ビーチフロント周辺に泊まるゲストの多くはカップルやハネムーナー。子供たちの姿が少ないビーチフロントのプールでのんびりと二人だけの世界に浸れるというわけ。
実にクレバー。
さて、あっという間の滞在。
リゾートの車で空港へと向かいます。
久しぶりのサムイ島。開発が進むほかのアジアンリゾートと比べてまだまだ素朴さが残る雰囲気にすっかり癒されてしまいました。リゾートも想像以上に心地よく、女子ひとり旅にも楽しめることを実感。
インターコンチネンタルのスタッフのみなさん、お世話になりました。
次は心機一転、シンガポールでトランジットを兼ねて気になっていたホテルをチェックです!
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サムイ島 インターコンチネンタル サムイ バーンタリンガム リゾートへ Vol.4
http://blog.excite.co.jp/naoterada/25277296/
2016-01-18T01:10:48+09:00
2016-01-18T01:10:44+09:00
2016-01-18T01:10:44+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
愉悦のスパのあとにやってきたのが、エアー・バー。
インターコンチネンタル・サムイのアイコン的なロケーションを独占するとっておきの場所です。
本来はとびっきり贅沢なサンセットが堪能できる場所ですが、残念ながらちょっとくもり空。そのためか、ゲストもまだ少なく、とっておきの席をゲットです。
普通ならジントニックか泡をオーダーするところですが、今日は趣向を変えておすすめのカクテルをチョイス。その名もサムイ・サンセット・カクテル。地元のラムを使っているとのこと。
うしろのバーでさっそくスタッフがシェイカーで作りだします。奥にあるのがレセプション棟。この上からも絶景サンセットがのぞめます。
サムイ・サンセット・カクテル。さわやかなパイナップルジュースとグレナデンのグラデーションがきれい。夕日は見えませんが、刻々と表情を変える水平線と空を見守りながら味わいます。心地よい潮風に吹かれ、最高に気持ちがいい。近くのラブシートではカップルがロマンチックなムード。当然ですね。
ゆっくりとあたりが暮れはじめると、少しずつゲストが集まり出しました。リゾートの夜はこれからですね。暗くなるにつれてエアー・バーのライトも色を変化させながらきらめきます。
カクテルを味わいながら、リゾートのゆるやかな時間に身をゆだねる心地よさ。
もう少し、このメロウな気分を楽しみましょう。
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サムイ島 インターコンチネンタル サムイ バーンタリンガム リゾートへ Vol.3
http://blog.excite.co.jp/naoterada/25218600/
2015-12-28T19:09:00+09:00
2015-12-28T19:09:58+09:00
2015-12-28T19:08:17+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
さて、ごはんの次に楽しみなのが、リゾートでのスパ。
ここ、インターコンチネンタル サムイ バーンタリンガム リゾートのスパは、Baan Thai Spa by Harnn(バーン・タイ・スパ・バイ・ハーン)。オーガニックな天然植物由来の上質なスパプロダクトで知られるHARNN(ハーン)の直営。こだわりの空間とトリートメントに期待も高まります。
スパがあるのはリゾートの山側のそれも、一番上。
熱帯の森の中を歩いていくのもいいですが、リゾートスタッフにカートで連れていってもらいましょう。
タイ建築のスパ棟に入ると、柔らかなフレグランスが香り、タイ人スタッフがワイと呼ばれる両手を胸の前であわせる歓迎の礼を示してくれます。チークウッドのフローリングにアンティークな調度品、ベンジャロン焼きのオブジェなどムードもたっぷり。
まずはウェルカムハーブドリンクをいただきながら、問診票に記入するいつもの通過儀礼。今日はもう取材もないし、ミディアム程度のプレッシャーでリラックスモードでいきましょうか。
今回、わたしがお願いしたのが180分間のシグネチャートリートメント、トロピカルサムイ・パッセージ。
トリートメントルームは4室のプライベートルームに1室のタイマッサージ専用ルーム、そしてこの写真のカップルスイートが1室。今回は特別にひとりですがこの部屋を使わせてもらいました。その理由というのが...。
こちらのカップルスイートに備わったバルネオバスです。
バルネオとはドイツ語で温泉の意味。ドイツではバルネオセラピー=温泉療法という概念で温浴が健康促進に活かされています。
バーン・タイ・スパのこの施設は、真ん中のブルーの陶器から良質のハーブを加えた蒸気がふきあがります。それをたっぷりと吸い込み、あわせて体を温めるというハーバルスチームをトリートメント前に受けます。時間にして約15分。これが思っていた以上に体を浄化させ、内臓から温められ不思議な爽快感。サウナのロウリュのようなものですね。最高に気持ちがいいです!
シグネチャートリートメントのトロピカルサムイ・パッセージの特徴はココナッツを使うこと。まず砕いたココナッツの実でスクラブ、その後、硬く焼いた殻をくりぬき、そこに温めたお湯を詰めたものでゆっくりとストロークをかけて凝り固まった筋肉をときほぐしていきます。
最後の仕上げに純正のココナッツオイルをつかってじっくりとマッサージ。スチームで温めた体はトリートメント効果の効きめも高く、もうとろとろ。。セラピストもポイントを的確につかみ、緩急いれてのマッサージはかなりのもの。これは連日通いたいレベルです。
たっぷり3時間、とろとろになったボディはふっくらと柔らかく、そして驚くことにまだ発汗。ハーブスチームの効果を実感します。
ラウンジに移動して温かいハーブティ。これはハーンのオリジナル。ホワイトマルベリーをローストしたハーブティーをチョイス。そこにカモミール&ラベンダーのハーブオイルを一滴たらしていただきます。あわせるのは香ばしいバナナチップス。お茶やオイルなどのハーンのプロダクトはリゾートのブティックで購入も可能。私も仕事先の女子たちにあげるためにいくつか買って帰りました。
ほっとひと息ついて、心身のリフレッシュを楽しみながらも時計をちらり。
もう少しゆっくりしていきたいところですが、あわただしくチェックアウト。急いでカートを呼んでリゾートのメイン棟へ行ってくれるように頼みます。
そう、ここでのトワイライトタイムを逃すことはできませんからね。
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サムイ島 インターコンチネンタル サムイ バーンタリンガム リゾートへ Vol.2
http://blog.excite.co.jp/naoterada/25176065/
2015-12-13T20:34:00+09:00
2015-12-13T20:40:55+09:00
2015-12-13T20:34:05+09:00
naoko_terada
ホテル&リゾート
インターコンチネンタルサムイ バーンタリンガム リゾートに到着して最初のお仕事ミッションはGMとのランチ。
場所はレセプションフロア階下にある海を臨むアンバー。朝食からディナーまでのオールデイダイニングで、洗練されたタイ料理とフュージョンメニューが味わえます。
オーダーはGMにお任せしました。
まず、最初に登場したのは定番のトムヤムクン。具だくさんでさわやかな酸味と辛さは、ちょっと欧米人向けかな。上品なお味です。
メインは人気だというマッサマンカレー。こっくりとろみは強め。ココナッツミルクとスパイスの絶妙なまろやかさはさすが。おいしい。
GMが、「ココナッツウォーターは飲んだことがありますか?」と聞いてきた。
あるけれど、正直そんなに好きではないです、そう答えると。
ニッコリと笑って、「ぜひ、うちのを飲んでみてください。驚きますよ」
はい、驚きました。ビックリ。
こんな美味しいココナツウォーターは飲んだことがありません。
なにやらわざわざ厳選したものを運んできているそう。みずみずしく滋味のある甘みはじんわり染み入れます。これはマストでぜひ、トライしてもらいたい逸品です。
また、朝食も特筆したい充実内容でした。
インターコンチネンタルはバリ島もそうですが、朝食がなかなかいいのですよね。
特にパンは毎日、リゾート内で焼き上げるとあってどれも香ばしくおいしい。種類も豊富です。
あとで調理場を見せてもらったのですが、どんどんパンやデニッシュ、ケーキなどを焼いていました。
マンゴーは季節ではなかったのでまずまず。でも、たっぷり食べられるのは南の国のリゾートの特権。焼きたてワッフル、メイソンジャーに入ったヨーグルトなどをあれこれと少しずつ。
ヌードルステーションでバーミーナムをオーダー。アンバーの料理長が持ってきてくれました。麺を選べるので春雨にしたらボリュームたっぷりすぎに。
いやぁ、お腹いっぱいです。
ファミリーフレンドリーなリゾートなので、幼児用のお皿類もそろっています。また、メープルシロップもトロリとかけやすいように温めるなど、細かいサービス、工夫がされているところに好感が持てました。
ついでにディナーもご紹介。
これは、アペタイザーのワサビ・プロウン。エビのフリッターですが、ワサビが加えられていて見た目よりパンチのある味。ダイスカットされたマンゴーソースをからめるとエキゾチックな風味が口に広がります。
インターコンチネンタルホテルズグループはCulinary Journey(食をめぐる旅)というガストロノミープラグラムを世界展開中で「食の親善大使(Culinary Ambassador)」に選ばれた7名のシェフのオリジナルメニューをアジア、中東、アフリカ地域のインターコンチネンタル系列のホテルやリゾートで提供。このワサビ・プロウンはそのひとりシンガポールのモダンチャイニーズのサム・レオンシェフのレシピです。
お供はタイのワイン、モンスーンバレー。すっきりさわやか。
ディナーのメインはシェフのおすすめのBBQポーク。豚の首回りの肉を醤油、ニンニク、コリアンダーとオリーブオイルのタレでじっくりと焼き上げた香ばしくも味わい深いひとさら。上にはたっぷりのクレソンとヤングアスパラガス、脇にはアボカドディップとクラッシュしたカシューナッツ。これはもう、美味しくないわけがありません。
ということで、アンバーはオールデイで使えるレストランなのでした。
あ、外にはテラス席があります。いつもゲストで混んでいたので写真は撮っていませんが、水平線をのぞむ気持ちのいい空間なので、おすすめです。
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