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カテゴリ:トラベル( 279 )
トゥクトゥクに乗ってシェムリアップから悪名高きトンレサップ湖へ①


カンボジア・シェムリアップから、この日は遠出。
郊外にあるトンレサップ湖へ日帰りで行ってみました。

トンレサップ湖は実は悪名高い場所。
クルーズに乗ると法外なチップを要求されたり、湖上生活する貧しい子供たちのためにこちらも高額な食糧を買わせようとするなど観光客がカモにされることがあります。

ということなのであまりにも悪徳すぎるようだったらクルーズにも乗らず、帰ってこようと。
そんな気軽な感じでちょっとしたドライブ気分で出発です。

この日のドライバーは昨日、アンコールワット遺跡めぐりでチャーターをお願いした運転手さん。
おって書きますが、この方がとーーーっても親切で誠実な方でした。
なので、トンレサップ湖行きを昨日、ホテルに送り届けてくれたときにお願いしていたのです。
ホテルから行って帰ってきて15ドル。
この値段は言い値。わたしもねぎっていません。

トンレサップ湖までは1時間半程度とのこと。
快晴の朝、トゥクトゥクに揺られてスタートです。

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シェムリアップの市街地をどんどん進む。
ひとりでの貸切りトゥクトゥクは風が抜けて快適、らくちん。

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しばらく行くと田園風景に変わっていきます。

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こんな感じで田んぼの間に点在するのは、ハンモックをつるした休憩スポット。コーラなど飲みながらハンモックで涼める、という趣向です。

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1時間半ほどで湖沿いに来ました。
ドライバーが、「ノー・ウォーター」と指さす。
そうなんです、わたしが訪れた5月は乾期とのこと。雨季ならばこの家々も湖に浮かぶそう。
ちなみに5月あたりは一番暑い時期で、観光客の少ないオフシーズンでもあります。

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とりあえずクルーズ乗り場へトゥクトゥクで向かいます。
船着き場から見ても、あきらかに水位が低いのがわかります。

トンレサップ湖は「伸縮する湖」といわれ、雨季には1万2000平方キロメートルの面積に広がり、深さも12メートルを超えるそう。それが乾期になるとわずか250平方キトメートルに縮小。数位はなんと1.5メートルに。実際、今回もかなり沖合でも子供たちが裸で水につかって遊んでいるのを見ました。

さて、どうしましょうかねぇ。

クルーズの受付に行くとあんまり人相のよからぬ男性が英語で話かけてくる。
クルーズ料金を聞くと2時間で30ドルだという。

水位も低いし、水上生活の風景はほかでも見ているので、このままシェムリアップに引き返してもいいけどなぁ、とぼーっと考える。でも、戻ってもホテルはすでにチェックアウト済み(この夜に帰るため)だし。

せっかくなので乗りますか。

「オーケー」
わたしがそう言って30ドルを渡すとさっとそれを手にしたおじさんはこう言った。
「今は乾期なので、大きな船では水上村まで行けない。途中から村人がこぐ小さなボートに有料で乗らないとダメだ」
なに、それ。お金払ってから言うこと?
「じゃあ、それはいくらなの?」と聞くと、村人の船だから自分にはわからないととぼける。
ひどいね、詐欺ですね。

こうなってきたらどんな手口で観光客からお金を取ろうとするのか逆に興味がわいてきました。
韓国人の学生グループたちがきゃあきゃあ盛り上がっている横をすり抜けてボートに乗り込みます。

2時間、30ドルのクルーズの開始ですよ。
by naoko_terada | 2016-06-25 23:13 | トラベル | Trackback | Comments(0)
バリ島 久しぶりのクタ滞在で思うこと
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バリ島に来ています。

到着が遅めだったこともあり、最初の滞在は久しぶりのクタ。
ビーチ沿いにはデザイン系のしゃれたホテルが増え、新しい大型ショッピングモールもできるなど、開発は進んでいます。
かつて、「ヤシの木以上高い建物は建ててはいけない」という不文律がバリ島にはありましたが、これもゆるやかになかったことになりつつあります。

とはいえ、路地に入ればシャリンシャリンと鈴の音を響かせてドッカル(馬車)が走り、小売店がぎっしりとクタらしい風情も残っています。
路地を走るバイクの音がなぜか心地よく思えるのもバリ島らしい。

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そんなクタで久しぶりにこちらを訪れました。2002年、観光客を中心に202名が犠牲になったボム(テロ爆発事件)現場に建てられた慰霊碑です。場所はクタのメインストリート、レギャン通り。
完成時はまぶしいほど真っ白でしたが、14年の歳月を経て風化したように見えます。知らずに通り過ぎる観光客も多いでしょう。

当時からバリ島のガイドブックを作っていた私は今でもあの時のバリ島の哀しみを思い出します。

事件から約2ヶ月後、現地のホテルの招へいで視察に入りましたが、現場はいまだ焦げ臭く生々しい傷跡を残し、そして周囲の店はすべて閉まり、観光客はまったくいませんでした。

あの当時、バリ島のホテルの動きは迅速でした。
主要ホテルのGMが中心となり、すぐに日本の観光メディア、旅ライター向けの視察ツアーを立ち上げたのです。
「ページ数の確約も、内容もまったく気にしません。とにかく今のバリ島を見て、その思いを記事にしてください」と。

また、バリ島のホテル全体の安全性が確信できなければ観光客は戻ってこない、という認識からホテル間の情報共有を行う組織が発足。その中心となったのもインターナショナルなホテルチェーンのGMたちでした。彼らは人的・経費的に危機管理能力の薄い地元ホテルへの啓もう、情報提供を惜しみなく行いました。あのときのGM、ホテリエたちに、「人を安全に守る場所」としてのホテルの意義を強く感じたものでした。

彼らの行動の背景にはバリ島という稀有な場所の存在もあったように思います。

バリ島にはバンジャールと呼ばれる相互扶助システムが古くから続いています。日本でいうところの「結(ゆい)」のようなものですね。困っているときは互いに助け合うという意識がとても強くあります。2012年、バリ島の棚田などの景観が世界遺産に登録されましたが、バンジャールのひとつである水田を維持するための互助制度「スバック」の文化的価値が認められてのことでした。

さらに、バリ人の概念に「Tri Hita Karana(トリ・ヒタ・カラナ)」といものがあります。

これは「神・自然・人」がそれぞれ調和しあい世界を構築ししているという考えで、それゆえにテロ行為により怒りや憎しみ、哀しみでバランスを失ったバリ島の秩序を保つために、ホテル関係者が思いを共有し、助け合ったことは自然な行為だったのかもしれません。

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慰霊碑には202名全員の名前が刻まれています。

爆破で、わたしたちのガイドブックで紹介予定だった店も犠牲にあいました。
ちょうど色校時というタイミングでの事件。笑顔のバリニーズのスタッフの写真が載った校正紙を前に、涙しながら差し替えの指示を出したことは決して忘れることができません。

そんなさまざまな当時の記憶が、開発が進み、にぎわうクタの喧騒の中で呼び起されました。


フロリダでの銃乱射、シリア、トルコなど世界各地でテロ行為が続いています。

あれから14年、私たちは何を学んできたのでしょうか。
by naoko_terada | 2016-06-13 17:43 | トラベル | Trackback | Comments(0)
新宿・伊勢丹「フランスウィーク」で「フランスの美しい村」セミナーを今週末開催します

在日フランス関連団体と在仏フランス企業が「アール・ド・ヴィーヴル(フランス式生活美学)」に焦点をあてたイベント、「ボンジュールフランス」が昨日からスタートしました。今年は第2回め。

東京の協賛スポットで食、アート&カルチャー、ライフスタイルなどさまざまな角度のイベントがこの期間開催されます。

その一環としてただいま、新宿・伊勢丹では「フランスウィーク」を開催中。
今週16、17日両日、新宿伊勢丹6階セミナー会場で11:00~11:45。「フランスの美しい村」のセミナーを行います。参加は無料、どなたでもお越しいただけます。

村の魅力、どうやって行くかなど役立つ情報をお話しさせていただきます。
あいにくのお天気のようですから、ぜひ伊勢丹のインドアでフランスのエッセンスを味わってはいかがですか。

お待ちしま~す♡
by naoko_terada | 2016-04-14 03:57 | トラベル | Trackback | Comments(0)
リトアニア・カウナス 2015年夏、「命のビザ」 杉原千畝記念館 訪問記
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「日本のシンドラー」と讃えられる杉原千畝さんのことを知ったのは、奥様の杉原幸子さんが書かれた「六千人の命のビザ」を読んだことがきっかけでした。

第二次大戦中、日本政府にそむきユダヤ難民に日本へのビザを発給し続けた外交官・杉原千畝氏。これによって命を救われた人は6000人にのぼり、彼らの子供、孫たちをあわせると今や25万人にのぼると言われています。ちょうど先週、杉原氏をモデルにした映画『杉原千畝 スギハラチウネ』も公開されましたが、危機的な状況の中、人道的な行いをした杉原氏は日本人として唯一、イスラエルから「諸国民の中の正義の人」として表彰されています。

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その杉原氏が外交官として赴任し、ビザを発給した場所がリトアニアのカウナス。旧日本領事館が現在、杉原記念館になっています。今年、8月中旬に長年の念願をかなえ訪問しました。

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バルト三国のひとつ、リトアニアのお隣ラトビアの首都リガを長距離バスで7:00に出発、リトアニア首都ヴィリニュスに着いたのが10:55。快適でネットワーク充実のLUX Expressで料金は片道27ユーロ。
ヴィリニュスのバスターミナルのすぐ向かいにヴィリニュス駅があり、ここからカウナスまで電車で移動します。でも、まずはスーツケースを預けましょう。駅の左側地下に入っていくとコインロッカーがあります。

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普通サイズで1ユーロ。ナント日本語対応!小銭がない人は横にスーパーがあるのでくずせます。

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ヴィリニュス~カウナス間は所要約1時間10分。料金は片道4.63ユーロ。清潔だし、きれいな車両です。地元のおばあさんと相席になって、のんびりと移動します。検札があるのでキップはなくさないでくださいね。

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お昼過ぎ、カウナス駅に到着。のどかなムードで、なんともさわやかな青空。駅から記念館までは徒歩圏内なので歩き出します。歩いていく場合、ぜひグーグルマップで場所を確認することをおすすめします。グーグル上ではDiplomatai uz gyvybe, Sugiharos fondasという名前で博物館のアイコンが示されています。

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駅を背に通りを右に歩いていきます。少し人通りがなくさびしいのですが、こんな方もいたり。ラトビア、エストニアのバルト国と比較して素朴、質素という印象です。

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やがて森の中を抜ける階段があり、ここをのぼります。私は昼間だったのでこの裏道的な一番近いルートを選びましたが、ちょっと不安になりますね。場合によってはひとつ手前のK. Būgos gatvė通りから行くこともお薦めします。森を抜ける道で駅から10~15分。近いです。

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階段を登りきるとこんな小高い場所に出ました。鉄道線路がよく見えます。電車、来ないかな。

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そこから住宅街を歩いていくと、ありました。杉原千畝記念館、かつての日本領事館です。

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ベルを押すと温かい目をした男性がドアを開けてくれました。マネージャーのラムナスさんでした。入館料3ユーロを支払うとまず、杉原千畝さんの生涯をつづったビデオを見せてくれました。

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館内、というか旧日本領事館は思っていたよりも小さなスペースでした。中心となるのは執務室。ここで杉原さんが「命のビザ」を発給し続けたのかと思うと感無量。胸にあついものが込み上げます。

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ラムナスさんが、「これがビザです」と見せてくださったのはコピーされたもの。ビザの原本は自分、あるいは自分の家族の命を救ったものだからでしょう。ぼろぼろになっても誰も手放さないのだといいます。

ラムナスさんが続けます。
「ミスター杉原は二千数百ものビザを書きました。ひとつのビザで子供たちなど家族も日本通過許可を得ることことができました。ほら、このビザには子供の名前があるでしょ。だから、結果的に6000人ものユダヤ人難民を救うことができたのです」


そもそも「命のビザ」とはなんでしょう。

ドイツ・ナチスのユダヤ人迫害が激しくなった第二次世界大戦時、ヨーロッパから脱出しアメリカなどへ移住するためには途中で通過する国の通過ビザが不可欠でした。そこで、多くのユダヤ難民がカウナスの日本領事館にビザを求めて殺到したわけです。それが始まったのが1940年7月18日の早朝。

押し寄せる難民に同情しながらも、外交官個人の裁量では決められない規模の大きさに杉原氏は日本へ電報を打ち、ビザ発給を申し出ます。そこにはこうありました。

「人生上、どうしても拒否できないこと」
「満たしていない発給条件を領事が最適と認めれば許可すること」
「あくまで通過ビザであるために最適と考えられる日本での滞在日数であること」

しかし、日本政府からの答えは、
「渡航条件を満たさない者には、通過ビザといえども発給してはならぬ」

当時、日本は日独伊三国同盟を模索していたため、難民へのビザの発給がドイツ(ナチス)との関係を悪化させることになると判断したのです。
また、日本の通過ビザには最終受け入れ国の許可が必要でした。当時、ユダヤ難民に対し入国ビザを出す国はほとんどなかったのですが、これを解決したのがもうひとりの人道的功労者、オランダ名誉領事であったヤン・ツバルテンディク氏でした。カリブ海にオランダ領のキュラソーがありますが、ここは税関もなく入国審査も必要ないということに気づき、最終受け入れ国をオランダ・キュラソーとした「キュラソービザ」を発給。これを手にした難民たちは杉原氏のいる日本領事館に駆け込み、通過ビザを求めたのでした。

外交官として本国からの命に従うか、それとも目の前で困っている人たちに手をさしのべるか。悩んだすえ、杉原氏はビザ発給を決意します。彼の手記にはこう記されています。

「苦慮の挙句、私はついに人道主義、博愛精神第一という結論を得ました。そして妻の同意を得て、職に忠実にこれを実行したのです」

それが1940年7月29日。そこから日本領事館が閉鎖された8月25日、リトアニアを出国した9月5日まで。休む間も惜しんでビザを発給し続けました。最後はカウナス駅で列車が出発する直前まで手書きでビザを発給し、車窓から放るように手渡したといわれています。

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もうひとつの部屋には奥様やお子さんたちの写真が飾られています。杉原氏は1986年、心臓病で86歳でこの世を去ります。奥さまの幸子さんは2008年に他界。

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柔らかな光と美しい住宅街の眺め。75年前、ここから眺めた先にはすがるように「命のビザ」を求めた多くの人たちの姿があったとは悲しいかな、想像できません。私が訪れたのが8月16日。まさに75年前のその頃、領事館閉鎖を目前にこの場所で毎日18時間、杉原氏はビザを出し続けていたのです。結果、2193通のビザが難民の手に渡り、日本を通過して亡命を成し遂げたのです。

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カウナスには領事館閉鎖後、リトアニア出国までを過ごしたメトロポリスホテルなど、杉原氏ゆかりの場所が残されています。今年2015年9月4日、「命のビザ」発給75年を記念してメトロポリスホテルとカウナス駅に杉原氏の功績をたたえるプレートが取り付けられたばかりです。

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記念館見学後、歩いてまわったカウナスは美しく、豊かさを感じる街並みでした。それもすべて杉原氏やツバルテンディク氏といった心ある人たちの尽力があってこそ。

杉原氏はこうも語っています。

「彼らは人間で、助けが必要だった。喜ばしいことは、自分の中にその助けを与える決定をする力を見出したことである」

"They were human beings and they needed help. I am glad I found the strenght to make the decision to give it to them."

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ヴィリニュスに戻るため、再びカウナス駅へ。あのとき、列車の窓からさし出された最後の一枚のビザを手にした人はどんな思いだったのでしょうか。また、すべての人を助けることができなかった杉原氏の思いとは。

ここから出発する自由を与えられている幸せに感謝すると同時に、私の中にも誰かを助ける力がささやかながらあることを信じ、これから見出していこうと思ったのでした。

※記事内の史実は記念館で購入した杉原千畝ガイドブックを参照しています。
by naoko_terada | 2015-12-06 23:29 | トラベル | Trackback | Comments(0)
サムイ島 インターコンチネンタル サムイ バーンタリンガム リゾートへ Vol.1
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久しぶりのサムイ島へ。目的は、こちら。インターコンチネンタル サムイ バーンタリンガム リゾートへの訪問でした。雨季にかかる直前、少し不安定な気候でしたが、到着したときは美しい青空と海が出迎えてくれました。

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島の北東にある空港から、西南の海岸線にあるリゾートまでは送迎の車で約45分。プーケットよりも素朴な雰囲気は相変わらず、ヤシの木の密集する山間をヌケながら、到着です。
ちなみに今回はバンコクではなく、シンガポール経由で。シンガポール~サムイ間をシルクエアが運航していて、所要約1時間50分。帰路、シンガポールでちょこっと寄り道の目的もあったのですが、思っていた以上に快適でした。

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フロントは解放感たっぷりの半オープンエア。海をのぞむ席に座ってチェックイン。ウェルカムドリンクは涼しげなロゼーラのジュース。最近、これを出すリゾートが増えていますね。さわやかな酸味が好きです。

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フロントをふらりと歩きまわっていたら、あ、ありました。リゾートのアイコン的存在のインフィニティプールとサーラ(東屋)。そう、このリゾート自体は開業20年ほどのサムイ島の老舗。2012年に大々的な改装を施してインターコンチネンタル傘下に。その前のリゾート時にも何度も取材で来たことがあるのですが、このプールはその頃からあったもの。懐かしい。

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今回のお部屋はプレミア・オーシャンビュー。67㎡のゆとりの広さ。写真では少しわかりづらいですが、タイとしては珍しい白を基調に、少しアーリーアメリカンといいますか、カリブ海あたりのリゾートのような。そんなみずみずしい雰囲気に感じました。ベッドは最高にすばらしい寝心地でした。ピローがいっぱいでうれしい。笑

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ベッドの上にはこんなギブアウェイ。ポーチの中には歯ブラシやコームなど、バスルームアメニティが入っています。このほかバスローブ、スリッパも完備。でも、艶々と磨きこまれたウッドフローリングだったので裸足が気持ちよく、スリッパはあまり使いませんでした。

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バルコニーからの眺望は、どーんとこんな感じ。文句なしのオーシャンビューです。先ほどまでは晴れていたのに、少し曇ってきましたね。

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バスルームも広々。ユニークなのは、レインシャワーとバスタブのスペースが一体化しているところ。ベッドボード上のフレンチウインドーを開ければ自然光が入ります。


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このほか、ハネムーナーに大人気なのがビーチフロントプールヴィラ。円形のスパバス、プランジプールなどを備えロマンチック。ビーチやパブリックのプールに面しているのでヴィラからそのままアクセスできるのも人気の理由です。

長期滞在やファミリーにはリゾートの後ろ側、山の斜面に作られた1~3ベッドルームのパビリオンスイートやファミリーヴィラが人気とのこと。残念ながらこちらは満室で見ることはできませんでした。

というところで、そろそろランチ。
なんと、同伴してくださるのはGM...(汗!)
by naoko_terada | 2015-11-09 01:31 | トラベル | Trackback | Comments(2)
オウプナーズ「美食大陸オーストラリア、美食とワインをめぐる旅へ」 Spin Off ビクトリア州メルボルン編


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今年前半、ウェブマガジン・オウプナーズで短期連載をした「美食大陸オーストラリア、美食とワインをめぐる旅へ」。
そのスピンオフとして今年6月に取材をしたメルボルン編を昨日から公開。3週にわたって全3回、お届けします。

第一回目はフードジャーナリストによるグルメツアーに潜入。彼のツアーめちゃくちゃ面白かったです。とにかくが顔広い。登場するスーパーノーマルはキワモノ的に見えますが、料理は極めてまっとう。ダックバオはもう一度、食べたい絶品料理でした。
今後はカントリーサイドの美食スポット、「世界のベストレストラン50」にランキングされるアッティカも登場します。

記事だけではなくフォトギャラリーも写真満載なので、ぜひそちらもごらんいただければうれしいです。
どうぞお楽しみください。
by naoko_terada | 2015-10-21 17:56 | トラベル | Trackback | Comments(0)
トラベルジャーナリストがヨーロッパ1週間をデイパックひとつで旅した理由&中身公開!洗濯編
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先日、ご一緒した取材先のコーディネータのR君に、
「一回目の「トラベルジャーナリストがヨーロッパ1週間をデイパックひとつで旅した理由&中身公開!」の最後に「Tシャツも下着も一晩で乾かすコツがあるのです(これは追って紹介します)」ってなっててずっと待ってるんですが、違うコンテンツばかり更新されてモヤモヤしてます!」と。

はい、すみません。。
わかっていたのですが、そのまんま放ってしまっていました。
なので、今回はご紹介します!
といっても実はそんなに大したことではないのですが。。

一回目はコチラ→トラベルジャーナリストがヨーロッパ1週間をデイパックひとつで旅した理由&中身公開!

二回目はコチラ→トラベルジャーナリストがヨーロッパ1週間をデイパックひとつで旅した理由&中身公開!服装編

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シャツ、下着、時にはボトムなど旅先では持ち物を少なくする分、まめに部屋のバスルームで洗濯をします。使うのはアメニティに備わっている石けんを使用。
ガシガシ、洗ったらギュギュっと絞りますよね。でも、まだまだこのままだと翌日も乾いていないことがあります。そこで、部屋にあるバスタオルを活用。洗濯物をこのように広げます。

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バスタオルの大きさ、洗濯ものにもよりますが、まずはこんな感じで。

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もう一辺もかぶせます。

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そうしたら巻き寿司の要領でタオルで巻いていきます。

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ぐるぐる巻きに。その後、これを体重を利用してぎゅーっと押しつぶします。タオルに水分を吸収してもらうためですね。

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その後、開くとこんな感じ。つまり、バスタオルに可能な限り余分な水分をとってもらうというワケです。実にシンプルでしょ。

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それを室内で乾かすだけ。これで翌日にはまず乾いています。部屋が乾燥しているときは夜中には乾いていることも。あ、バスタオルもフックにかけておけば乾いてしまいます。


以上。待たせたわりにはとっても簡単すぎてスミマセン。^^
でも、効果があるのでぜひ、お試しください。


もうひとつ、お洗濯TIPSとしてひとつ。

日本でクリーニングに出すと高額になるイブニングドレスなどは、クルーズの際、あえて持参、船内ランドリーに出すことがあります。クルーズはドレスのクリーニングのニーズが多いため技術もあり、日本よりも安い場合が多いのです。スパンコールやレース、ビジュウの付いた繊細なドレス類もキレイに仕上げてくれます。船内で着まわした後、ランドリーへ。で、戻ってきたらそのままスーツケースへ。帰国後はキレイなままクロゼットへしまえばいいのでラクちんです。


ぜひ、次回の旅行にお試しください!
by naoko_terada | 2015-10-18 19:33 | トラベル | Trackback | Comments(0)
トラベルジャーナリストがヨーロッパ1週間をデイパックひとつで旅した理由&中身公開!
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今年のゴールデンウィークに1週間ほどヨーロッパを旅しました。フランスを中心にバルト三国、北欧など。レンタカーを借りて小さな村をめぐりました。

そのとき、デイパックひとつ(正確にはPCバッグと二つ)でどれだけいけるかという実験を敢行。

旅の楽しさのコツは身軽でフットワークを軽くするかにあると常々、思っていたのと、このときの旅行が完全に自分ひとりでのプライベートな取材旅行だったこと。そんな理由から。
ということで持参したのは、日常で愛用しているポーターのデイパック。今、調べたらコレですね。

それとこれもすごく昔に買ったARTISAN&ARTISTのA5サイズのPCバッグ。
この旅のために新しいモノを買って揃えるのではなく、いつも愛用しているモノたちを駆使すること。そこに徹しました。

ということで、中身公開です!

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旅の途中、部屋のベッドに広げて撮ってみました。
こうみるといろいろありますねー。実際、重さは4キロ程度だったでしょうか。

①ポロシャツ
大好きな一枚。コットンですが薄手でしなやかさがある素材でエレガントさを多少、演出してくれます。このときは持っていきませんでしたが、これにパールのネックレス、黒のスカートなどはリゾートでのディナーなどに重宝します。

②マリメッコのトートバッグ
はかったら42cm×45cm。フィンエアーの記者会見の時に資料が入っていたものなので同じものが購入可能かどうかはすみません、ちょっと不明。旅の途中で荷物が増えてしまった際の予備として持参。たためば小さくかさばらないので便利でした。

③ビニール袋
温泉旅館でもらう厚めでヒモで結べるタイプのもの。洗濯で乾かなかったモノや液体など用。

④折りたたみ傘
最近は極薄タイプなどいろいろありますね。収納はデイパックの底に入れればかさばりません。

⑤マスク
必要だと思える枚数だけを。

⑥サイフ
日常使っているものですが、必要なカードだけにしぼり、いらないカード類は置いてスリム化。

⑦外付けハードディスク
取材のため画像の整理のため必須。振動やショックに強いタイプを。

バタフライツイストのバレエシューズ
今回、ほとんど使いませんでしたがウォーキングシューズではまずいかな、と思う場所、ディナー時などのおしゃれ用。たたむと手のひらに乗ります。

⑨バッテリー充電器、コンバーターなど
最もかさばるのがコレですよね。でもないと困るので少なくすることよりも収納をどれだけコンパクトにできるかを考えました。スリム化のポイントはシンプル。ゴムでなるべくきっちりまとめ、隙間なくケースに入れること。

⑩メガネ
老眼鏡です。これがないともう。。

⑪サングラス
これも必需品。ヘビロテで愛用のプラダ。似合うものがあればもう少し小ぶりのタイプにしたいかも。

⑫名刺
ほとんど必要なかったですがいちおう。なくしても惜しくない無印の薄いケースです。

⑬iphone5S
シムフリー。日中の取材時の情報はコレで。ものすごく辺ぴな場所だと通じないこともあるので、あくまでもサポート的なサブとして。頼りすぎるとパニくりますのでね。

⑭エコドライブ電波時計
これも愛用のシチズンのxC(クロスシー)の電波時計。ハッピーフライトというコレクションのもの。世界中の時刻に正確にあわせることができ、しかも電池不要のエコドライブ。頼りになるヤツです。

⑮化粧ポーチ
といっても化粧品ではなく、コンパクトミラー、折りたたみブラシのほかに旅には絶対持参するアイマスクと耳栓、常備薬など。小型の爪きりなどもいつもは入れているのですがスリム化のため、今回は置いていきました。

⑯スキンケア、薬
歯ブラシ、スキンローション、日焼け止め、ヘアムースに風邪薬、頭痛薬など。いずれも新しいものではなくちょうど1週間程度で使いきり、空いたものは部屋のゴミ箱に捨ててこれるように考えました。資料や地図など少しずつ荷物が増えてくるので、これが意外に効果的でした。ヘアムース、歯磨きペースト、スキンローションがいい感じで終わったのでリサイクルのゴミ箱へ。プラスチックのバッグへの収納もなるべく隙間がないように工夫。デイパックの底に敷く要領で配置。

⑰パソコン
取材や仕事のやりとりが必要なため持参。TOSHIBAのdynabook。メールのやりとりならiphoneでいいのですが原稿を書いたり、校正したり。あとは毎日写した写真の整理などにやはり不可欠。1キロ以下のスリムタイプです。

⑱メモ&ガイドブック
メモ帖はハンディタイプ。ボールペンは今回、唯一新規で購入したスリムタイプの三色。確かに細い!ガイドブックは数冊を参考に、必要な部分だけをカラーコピーしてすぐにわかるように附せんをつけたオリジナル。取材メモが書き込めるような余白も作ってあります。マップ各種も同じサイズにコピーしてあわせて加えました。バインダークリップでとめ、途中で入れ替えなどができるようにもなっています。

⑲パスポート&パスポートケース
これもいつも使用しているもの。おサイフと一緒で不要なマイレージカードや何やらはすべて置いていきました。本当はパスポートケースも置いていこうかと思ったのですが、いつも海外旅行時に持っているものなのでパスポートのみだとかえって不都合が起きるかもと思い、連れていきました。愛着もありますしね。

⑳Tシャツ&下着
春に行ったポートランドのファーマーズマーケットで購入したTシャツです。寝るときのため、日中の取材時、寒いときに下に着るなど必ず一枚持参します。本来はシンプルな白か、しもふりグレーあたりを選ぶのですが、なんとなくコレを。下着はブラとパンティを一組。それと靴下とニータイプの薄いタイツ。これらは毎晩、洗濯して乾かします。Tシャツも下着も一晩で乾かすコツがあるのです(これは追って紹介します)。


以上!
次回は服装チェックです。
by naoko_terada | 2015-08-01 14:48 | トラベル | Trackback | Comments(0)
プリンセスクルーズ「サファイアプリンセス」でシンガポール&マレーシアお気軽4daysクルーズ Vol.5
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プリンセスクルーズ記事、最終回です。

船はクアラルンプール郊外のポートケランに朝9時に着岸。この日の出発は18時。
ポートケランはマラッカ海峡に面した港湾で、マレーシアの貿易の重要拠点です。ただ、港周辺にはなーんにもありません。なので、乗客はエクスカーションに参加します。

マレーシアが初めての人はやはりクアラルンプール(KL)見学のツアーに参加する人が多かったです。これも自由行動のものから、KLを代表する名所、ツインタワーのペトロナスタワーなどの見どころをたっぷりまわるフルツアーまでいろいろ。わたしはKLはすでに行ったことがあるので、「リピーター向け」となっていた、「古都ケラン、リトルインディアと家庭訪問」ツアーに参加。所要約5時間半。料金はひとり$79。

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わたしが参加したツアーは全部で十数名。現地のマレー系の英語ガイド氏が我々専用のバスに同乗して、まずはケランの街について解説をしてくれます。それを聞きながら窓の外を流れる景色を楽しむ。住宅や商業ビルなどがあちらこちらで建設中で、マレーシアの活気が垣間見られます。

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途中、渋滞もあり約1時間半ほどバスにゆられて、到着したのがこのおうち。どうやらゲストハウスをしていらっしゃるよう。家の周辺にはこれもお仕事でしょうか。みごとなオーキッドガーデン。

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ぞろぞろとバスを降りたゲストたちも、ランの庭に「ワオ」と感嘆。日本では高価なコチョウランもたわわに咲いています。

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出迎えた家のお父さんが、「のどが渇いたでしょ」と、ささっと庭になっているココナッツの実をとって、パカンと割ってフレッシュなココナッツウォーターをふるまってくれます。

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おうちの中には紅茶とマレー風のお菓子が用意され、ここでティーブレイク。カップの脇にあるのはピサンゴレン(揚げバナナ)。素朴な甘さでおいしい。

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「好きに見ていいよー」というお父さんの言葉にあまえて2階にあがってお部屋をチェック。質素ですが、きちんと手入れがされて心地いい空間。こういうところで何泊かしてマレーシアの家庭に触れるのもいいですね。

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こちらは毎年、KLの日本人学校のこどもたちを預かっているとのこと。そのペナントをおとうさんとおかあさんが見せてくれました。

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家庭訪問を終えたわたしたちが再びバスに乗って向かったのが、インド系マレーの人が多く住むリトルインディア。ここで1時間ほどショッピングも兼ねたフリータイムとなりました。

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両脇にはサリー、アクセサリーを売る店、スパイスや日用品を並べる店がズラリ。インド人街らしくキラキラです。

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途中、お店をのぞいていたら、店員のおにいさんたちが、「オレたちを撮ってくれ!」というジェスチャー。インドの人って写真大好きですよね。なので、大サービスでパチリ。

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店の前ではお寺にたむけるチューベローズの献花をせっせと作る女性の姿。できあがったものを売る露店も見かけます。日々の暮らしに信仰が欠かせないことがわかります。

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占いも大切。緑色のインコがいるのわかりますか?このコが占い希望者があらわれるとおじさんの合図でカードを一枚ひきます。それを見て占います。とってもやってほしかったのですが言葉がわからなかったので、断念。

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このほか、ブルーモスクが有名なシャーアラム、この地方セランゴールのスルタン(王様)の宮殿などに記念写真で立ち寄って、ツアーは終了。観光スポットとは異なる素顔のマレーシアを見られてとてもよかった。

そして夕方、ポートケランを出港したサファイアプリンセス号は、翌朝7時にシンガポールに帰着。楽しかった3泊4日のクルーズを全行程、コンプリートしました。

この手軽さとお値ごろプライス。わたしもまた家族と一緒に行こうかと思っているほど。本当に楽しかったです。ぜひ一度、みなさんにもお気軽クルーズ体験をしてみてほしいと思います。同じルートのクルーズ、次回は12月11日(金)。マイルかLCC利用でシンガポールへ。そこからの週末クルーズ。いかがですか?
by naoko_terada | 2015-06-14 22:01 | トラベル | Trackback | Comments(0)
プリンセスクルーズ「サファイアプリンセス」でシンガポール&マレーシアお気軽4daysクルーズ Vol.4


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クルーズでは食事などに加えてエンターテイメントも料金に含まれています。プリンセスクルーズでも毎晩、シアターで日替わりのショーが華麗に繰りひろげられます。ショー専属のプロのダンサー、ミュージシャンがいるのですが、ときには歌や踊りのうまいクルーたちによるショータイムもあり、それも楽しい。ウェイターや客室係のスタッフが舞台で堂々とパフォーマンスする姿には驚かされます。キラキラなステージは見ているだけで気分があがります。

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もうひとつ日本では体験できないものにカジノがあります。船が出港してから営業が始まりますが、もちろんキャッシュをチップに替えての真剣勝負。わたしもビギナーズラックを信じてちょこっと楽しむことがよくあります。これもクルーズの楽しみのひとつ。

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最終日の夜は吹き抜けのデッキでお別れのバルーンドロップパーティがありました。バンドの演奏が始まると、最初はまず数人の方がスタッフに誘われて踊り出します。
それが、ひとり、二人と増え。さらに周辺にはギャラリーも集まりだして熱気がぐんと高まります。

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そして最後はカウントダウンと共に頭上から用意されていたバルーンが一気に放たれてパーティは佳境に。普段はきっとダンスなどしない人たちも周囲が楽しそうに踊っているのにつられてステップを踏み出すのはまさにクルーズマジック。みんなの笑顔がはじけます。

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そして今回、思っていた以上に楽しんだのが自分の部屋での映画やドラマ鑑賞。いろんなジャンルの映画が観られるのでルームサービスを頼んでビール片手に観賞。懐かしいのはこの「ラブボート」。日本でも放映していましたが、実はプリンセスクルーズが舞台。1977年、パシフィック・プリンセス船上で撮影・放送開始。アメリカにクルーズブームを起こすきっかけとなるほどの大人気シリーズになりました。70年後半から80年にかけてのボリュームあるヘアスタイルや、肩パッドのはいったジャケット、すそのひろがったニットのパンツなど。懐かしファッションと共にかなり楽しんでしまいました。

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さて、サファイア・プリンセスのトリビアをひとつ。

サファイア・プリンセスは日本の三菱重工業長崎造船所で建造されました。船内には三菱重工業の銘板が誇らしげに飾ってあります。
通常、客船を作る場合、同じものを二隻作るそうで、サファイアの姉妹船がダイヤモンド・プリンセス。ダイヤモンド・プリンセスは寿司レストランや展望風呂、落語など伝統芸能の上演、ゆかた着体験などより日本人ゲスト好みの施設やサービスを備えたジャパンメイドの特別仕様。日本と周辺のアジア・ロシアをめぐる日本発着のコースがそろっています。
もらってきたパンフレットをパラパラと見ながら、日本をめぐるダイヤモンドでのクルーズも楽しそうだなぁ、と妄想。ちなみにサファイア・プリンセスでは引き続きわたしが体験したシンガポールとマレーシアのショートクルーズを続行。次回は今年12月11日。これがなんと4万円代なんですよねー。クルーズ初体験にはぜひ、おすすめしたいコースです。マイレージやLCCを利用すればシンガポールへの飛行機代もそれほどかかりません。わたしも今度は友人と一緒に乗るのもいいかも、などとアレコレ考えています。

クルーズは一度体験すると、ホント、くせになりますね。

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by naoko_terada | 2015-05-22 19:30 | トラベル | Trackback | Comments(2)





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