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バンコクで「天国と地獄」のグルメ対決


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仕事柄、なかなかにチャレンジングな体験をすることも少なくありません。

もちろん、楽しい体験も数々ありますが、神様は公平です。
バッドなものと、グッドなお楽しみをまんべんなく与えてくださいます。


バンコクの中心部ながら、庶民的な雰囲気のエリアにあるのが、
知る人ぞ知るタイ・レストラン、「ルアン・マリカ」。

ここの名物料理が、トロピカルなお花の天ぷら、「チャン・チュウ・ブッサバー」です。
タイ語で「私の名前は花です」
という意味を持った料理。
これは、タイではとても有名な同名の曲か取られています。

プルメリア、パゴダ・フラワーなど、鮮やかな花々をカラリと揚げ、それを甘みのあるタレにつけていただきます。
見た目はとってもあま~い雰囲気なのに、食べてみると苦味があったり。
逆に、思いがけないものがさっぱりした甘みがあって美味だったり。
花の種類によってまったく味わいが異なることに驚かされます。

「ルアン・マリカ」は、医食同源をコンセプトにしたタイ料理のレストラン。
英語のメニューには、どんな食材を使い、
それがどういう効能があるのかが記されています。

古びた一軒家を使ったレストランは、緑に囲まれた中庭もあり、
ここがバンコクの中心であることを忘れさせてくれる清涼感あふれた空間です。
「姫」なムードが楽しめる、花メニューは、
女性にお薦めの愛らしい一品です。


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そして、こちらも観光客に大人気の店、「ビエンチャン・キッチン」。
タイ東北部、イサーン地域の料理を食べさせてくれる有名レストランです。

イサーン地域は、けわしい山間部にあるため、米作ができず食生活がきわめて質素。
そのため、昆虫やネズミなどが貴重な蛋白源として、食されています。

ということで、注文したのが、イサーン料理の代表選手、「赤アリの卵のサラダ」。

テーブルに登場したのは、「何もこんなに盛らなくても」と、思うほどた~っぷり山盛りの卵入りサラダ。

え~、見た目は「卵」な感じアリアリです。
でも、そこは取材。
しっかりといただきました。

結論からいくと、全然、だいじょーぶでした。
イサーン料理はかなり辛くスパイシーなのですが、これもそう。
エシャロット、ガーリック、チリなどで味付けされていて、臭みなどは一切なし。
口に入れるとプチプチとはじける卵の食感にちょっとひるみますが。
小さめの蜂の子のような感じですね。
ビールに意外にあいます(笑)。


タイ料理というとトムヤンクンにグリーンカレー、というイメージがありますが、
地方によって、生活環境によって大きく異なります。

こんなグルメ対決ができるのも、バンコクだからでしょうね。


ルアン・マリカ
ビエンチャン・キッチン
by naoko_terada | 2008-09-13 00:30 | トラベル | Trackback | Comments(2)
Commented by hiyoko at 2008-09-08 23:57 x
昔、「世界まるごとハウマッチ」(古っ!)でタイの食用の昆虫の事をやっていました。
確か、クイズはメンダーというゴキブリのような虫だったと思いますが、私はタイには行かれない、と思ったものです。(いまだに覚えてるし・・・)
直子さんの勇気ある行動に脱帽。
でも、タイの人にとってはこれらは大切な蛋白源なのですから、あまりおののいていてはいけないですね。
Commented by naoko_terada at 2008-09-11 09:31
hiyokoサマ

いや、ふつう、おののきますよ。
カメラマンはレンズ越しにアップで観察して、おののいておりました。

メンダーはタガメの一種ですね(さすがにゴキブリは食べないんじゃないかと。笑)。東北部の名物ソムタムによくつぶされて入っています。
はい、もちろんこちらも試食済みです。
ちょっと苦味があるのですよね(笑)。
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