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![]() 引き続き、コンラッド東京の話題を。 今回は、世界で唯一、「ミシュラン7つ星」を持つシェフ、ゴードン・ラムゼイについて。 コンラッド東京のメインダイニングとして注目される、彼のレストラン。 さっそく滞在の晩、予約を。 エスコートしていただくのは、わたしがこよなく尊敬する写真家D氏。 美食、ワインにくわしい頼りになる方。 28階にあるレストランは、手前がカジュアルなスタイルの「セリーズbyゴードン・ラムゼイ」、そしてその奥が「ゴードン・ラムゼイ@コンラッド東京」。 平日とはいえ、どちらも満席。人気の高さがうかがえます。 奥の窓際のテーブルに案内され、まずはシャンパンで乾杯。 料理は氏と相談した結果、プリフィクス9000円の3コースをチョイス。わたしは、前菜にフォアグラ、メインにラム。D氏は、オマールのラビオリにビーフ。 ワインは、それぞれ料理にあわせたグラスワインを楽しむことに。 ここのヘッドシェフは、ゴードン・ラムゼイの愛弟子アンドリュー・クック。 若いながらも経験と技術をあわせ持った優秀なシェフ。オープンキッチンのスペースの中、 忙しそうに動きまわっている姿が見えます。 登場した料理は、日本人向けのポーションで、ソースのフィニッシュなどは軽め。 そのぶん、素材の良し悪しが際立ってきますが、実にうまく使いこなしているな、というのが印象。仕上げもとても細やかで、楽しませてくれます。 ワインとの相性を考えた濃厚でトラディショナルなフランス料理も好きですが、 夏場にはさっぱりとした味付け、食感の料理がいただきたいもの。 そういう意味で、ここはまさに「旬」のダイニング。 しかも、高級ホテルの中、ミシュラン・シェフの料理、という付加価値を考えればこのお値段は決して高くはない。最も上の9コースでも1万7000円。 ロンドンの彼のレストランで同じような料理を頼めばほぼ倍近いプライスになるはず。 ミシュラン・クラスの料理が一番リーズナブルに楽しめるのは、実は今の東京。 それを実感しながら、美味なる時間を堪能した一夜でした。
by naoko_terada
| 2005-07-27 04:59
| TOKYO HOTEL
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Trackback(7)
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Comments(13)
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コストパフォーマンスも良いのですね、ゴードン・ラムゼイ。
現在、コンラッドステイを計画中です。ベビーがいると大変だった築地の買い出し(主人の趣味)もコンラッドに泊まれば大丈夫そうかな、と。 でも、ここで食事をするとなると、ベビーシッターを探さなければ。。 コンシェルジュの方に聞いてみますね。
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う~ん,すてき.
暑い夏は生ビールもいいけど,暑いからこそ 背筋を伸ばして多少緊張感のあるディナーもいいですよね. ホテルダイニング… ちょっとあこがれですね. 誰かエスコートしてくれる人いないかなぁ… ![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
baby-youサマ
コンラッドに泊まって築地に買い出し。 なかなかステキですね。 ダイニング。そうですね、本来はお子様連れはNGですね。 そのマナーをわかってらっしゃるところは、さすが。 それが国際的なスタンダード。 日本のホテル、レストランはそれを受け入れてしまっているところが多いのが残念です。
calambolaサマ
エスコートしてくれる男性をぜひ、ぜひ見つけて! 女性同士、友人同士もいいけれど、ちょっとステキな夜は、誰か大切な人と一緒がいいですよね。 あ、でもつめた~いビールも捨てがたいなぁ。
ゴードン・ラムゼイ、行ってみたいと思ったのですが、ディナーだと12,000円以上だと思い込んでいたので、あきらめていました。
明晩、寺田さまお勧めの「チャイナ・ブルー」に行ってきます! 風花に続いて、コンラッドのレストラン2軒目です。最後は、ゴードン・ラムゼイで締めくくります!(いつになるかわかりませんが・・・)
yorakuサマ
「チャイナブルー」。 一番奥のコーナーにワインセラーに囲まれた半プライベートなテーブルがあるのですよ。ちょっとのぞいてみてきてくださいませ。 ゴードン・ラムゼイは前菜、メインの2コースだと6000円かな。 でも、デザートも秀逸なのでまずは3コースがいいのでは。 ワインも比較的、手頃なものも揃えていて良心的ですよ。 「チャイナブルー」の感想記事、楽しみにしてますね。
美味なる時間を堪能した一夜 <さすが文章のプロの方だと感服。
家人と行こうと思います(年内には)。
amamori120サマ
窓際希望が多いようですが、amamori120さんなら「シェフズ・テーブル」と呼ばれているオープンキッチン前にセッティングされたテーブルがよいのでは。コレ、実はゴードン・ラムゼイの真骨頂。ロンドンでも同じようなスタイルで、シェフの仕事ぶりとシズル感ある調理パフォーマンスが楽しめるようになっています。 奥サマをエスコートされて、ぜひ。 ちょっとおめかしして、楽しまれてくださいませ。
色々と、ご教示有難う存じます。
寺田さま、チャイナブルー行ってきました。とてもよかったです。
あいにく、ワインセラーに囲まれた半個室は見ることができませんでしたが・・・チャイナブルーは、本当にロケーションが素晴らしいですね。お料理とともに、東京の夜景を堪能することができました!
yorakuサマ
チャイナブルー。 お味もですが、あの空間はホント、ドラマチックですよね。 お値段もホテルとしてはコストパフォーマンス。 あと、残すところは「ゴードン・ラムゼイ」ですね。 今はまだ予約がなかなか取れないようですので、もう少しして落ち着いてからでもいいかもしれませんね。
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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