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![]() ![]() ![]() 2日めも無料のアクティビティで冬の奥入瀬を満喫します。 1日7回、バスでの冬の奥入瀬渓流ガイドツアーが催行されます。前の晩、ライトアップツアーで訪れた名所を今度は明るい時間に観賞。夜のうちに雪が積もりさらに固く凍った氷柱や氷瀑。夜と異なる白銀の世界はまたそれも魅力。両方を見ることで奥入瀬の大自然を体感することができます。 ![]() ![]() 奥入瀬渓流ホテルのすべての客室にビクセンのルーペが置かれています(部屋の備品なので持ち帰りは厳禁ですよ!)。これもアクティビティスタッフのアイデア。滞在中は自由に使用でき、ツアー参加中、雪の結晶や苔にできたツララのさらにその内部の気泡を眺めたりが楽しいっ(笑)。小さな世界にひそむ美しさ、不思議さ。冬の奥入瀬の自然のなんと饒舌なことでしょうか。もう少しアクティブに氷瀑を楽しみたい場合は氷瀑スノーシューツアーがあります。ガイド同行でこちらも無料です。 ![]() ![]() さらに雪の散策を満喫したいのであれば、蔦沼スノーシューハイキングがおすすめ。こちらは有料でひとり2160円~。ブナ林の中をスノーシューをはいてハイキング。やさしいブナのシルエットと純白の雪のコントラストが本当に美しい。 ![]() ![]() 冬の寒さをじっと耐える苔類などの説明も。持参したルーペがここでも活躍してくれます。 防寒・防水ジャケットやスノーブーツの貸し出しもあるので気軽に参加しているゲストがたくさんいらっしゃいました。 ![]() マイナスの外気温の外でのアクティビティを終えて、「ラウンジ森の神話」へ。岡本太郎氏による高さ8.5メートル、重さ5トンのブロンズ製暖炉チムニーはホテルの象徴。大きな窓ガラスに向かったテーブルとソファ。混みあう夏の時期よりも空間を楽しんでもらいたいと暖炉を囲むようテーブルの位置を移動し、よりゆったりとした配置にしているそうです。 ![]() 私が予約したパッケージにはラウンジの特製スイーツと湧水珈琲の無料特典が。ということでお願いしたのが「幸福林檎のミルフィーユ」。注文を受けてからスライスするしゃきしゃきリンゴにさっくりパイ生地のサンド。湧き水で淹れた湧水珈琲と共にゆっくり味わいます。薪の香りと冬景色もまたごちそう。 ![]() エコ活動にも積極的な奥入瀬渓流ホテル。翌日の清掃不要の場合、写真のエコロジーカードをドアノブにかけておくとお礼として売店で利用できる1000円の金券をくれます。ミネラルウォーターをくれたり、500円程度の金券に交換できるエコリゾートは知っていますが1000円は太っ腹。コーヒーブレイク後、売店を物色。ちょうど失くしていて欲しいと思っていたティッシュペーパー入れがあったので即決。青森県のクラフト、裂き織り(さきおり)のかわいいタイプ。値段は1080円。得しちゃいました。 ![]() 夕食前にはスパを予約。外部のサービスですがとてもお上手でした。予約時間前には温泉に入念に浸かり、体を温めておきます。お願いしたのは60分のボディ。慢性的な肩こり持ちなので肩まわりを丁寧に。適度な強さのストロークでいつのまにか寝てしまっていました。翌日、肩こりはもですがもみほぐしてもらった足がスッキリ軽くなっていて感激。 ![]() ![]() そして2日めの夜のハイライト。昨晩とは異なるメインダイニング「奥入瀬」で「西洋膳処 奥入瀬」と名づけられたコースメニューをいただきます。前菜、スープ、サラダ、魚、お肉などデセールを入れて9品。日本人好みの洋食と会席を融合させた料理長オリジナルの内容。もちろん青森県産の食材がたっぷり使用されています。 あわせるお酒はお薦めという日本のワイン、日本酒の4種類のペアリング。 まずは前菜。ウニと人参のムース、ホタテのカダイフ揚げ、パテドカンパーニュなど。ロゼワインとあわせます。 ![]() ![]() 次に出てくるのがオニオングラタンスープ。これおいしかった~。熱々なのでゆっきり味わいます。はふはふ ![]() ![]() ![]() ![]() メインは牛ほほ肉の赤ワイン煮とステーキ。お肉をふたつの料理で楽しむ趣向です。 ![]() 今回は2泊しましたが、奥入瀬は1泊ではもったいないとあらためて実感。冬場はふたりで宿泊すれば1泊2食付でひとり1万円台~とリーズナブル。しかもご紹介したように各種アクティビティも無料です。ただしスキーシーズンでもあるので週末や2月の旧正月などは海外からのお客さまも増えると予想されるので予約はお早めに。 わたしが滞在した日はやや暖かく、本格的な氷瀑を見るまでには至りませんでした。なので、あともう一度。厳冬の時期に再訪したいとチャンスを狙っています。 冬の奥入瀬で、氷瀑が待っていますよ! ![]()
by naoko_terada
| 2018-01-22 07:00
| ホテル&リゾート
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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