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![]() 今や日本を代表するワイナリーのひとつとして知られるドメーヌ ミエ・イケノ。 その代表であり、日本での女性ワイン醸造家のパイオニア的存在でもあるのが、池野美映さん。 長年、親しくしているご縁で、オフィシャルサイト内の読み物コンテンツ「会えたらいいな。」で、対談をさせていただきました。 ![]() 池野さんとの出会いは、かれこれ9年前、2007年のことです。リゾナーレ八ヶ岳におじゃましたときに広報のMさんが引きあわせてくれました。 ちょうどその前年、池野さんは畑を開墾しはじめたばかり。そのとき、たくさんのネコの足あとを見つけたことから畑の名前を「猫の足跡Les pas du chat(レ・バ・デュ・シャ)」と名づけました。 ハードな労作業を黙々と行う姿と、ときおり見せるはにかんだ笑顔。プロのたくましさと女性らしいチャーミングさを感じたものです。 ![]() ![]() その後、機会があると食事を一緒にしたり。ときにはラベリング前のとっておきの1本をいちはやく味わわせてもらうことも。もちろん、ワインがすばらしいのもちろんなのですが、互いの近況から仕事に対する思いなど、あれこれと語り合う時間はとても貴重で楽しいものでした。 今回の対談もお声がけをいただき、とてもうれしく思いました。 対談場所は中でも紹介していますが、コンラッド東京の中国料理「チャイナブルー」。ちょうどコンラッドのエグゼクティヴムリエの森覚さんがいらっしゃったのでソムリエ自ら池野さん持参のリリース前の2014シャルドネをサーヴ。ラッキーすぎます! 対談時も食事をして、ワインを傾けながら取材そっちのけで思わず話し込んでしまいました。ワインと文章。生産するものは異なりますが伝えたい気持ち、誰かの喜びになればという願い。仕事を通しての思いは共感するものが多々あります。 最近は若手の醸造家の育成、アドバイスなども積極的にされている池野さん。チャーミングさはそのままにますますパワーアップしてもらいたいと思っています。 ![]() 9年前、まだ小さな苗木だけの「猫の足跡畑」で私も1株だけブドウの苗を植えさせてもらいました。 今、それが豊かにブドウを実らせ、池野さんの手によってすばらしいワインが生まれているかと思うと感無量。どこにいても、池野さんのワインを開けるたびに、あの美しいブドウ畑の風景が浮かびます。 ![]()
by naoko_terada
| 2016-11-07 06:30
| マイ・フェイバリット
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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