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![]() 昨年8月からスタートした連載、「気仙沼便り」。 その最終章を本日、公開しました。 連載|気仙沼便り|3月「桜を待ち、次の再会を心に別れを告げる」 これまでの回もリンクします。 2014年8月 「合言葉は“海と生きる”」 2014年9月 「新しいふるさとを作る」 2014年10月 「民宿つなかんとの出合い」 2014年11月 「漁師を支える気仙沼のシンボル」 2014年12月 「最新マグロはえ縄漁船・第十八昭福丸に乗る」 2015年1月 「気仙沼・漁業組合直営レストランでマグロ尽くし」 2015年2月 「伝説の大船頭・前川渡さんと俳優・渡辺謙さんの対談を聞く」 このツアーに参加したのが昨年の4月。 一年がめぐり、そして4年前の今日を迎えました。 オウプナーズの担当編集者・T嬢と、「毎回11日に公開していこう」。 そう決めて、毎月、旅の記憶をたどりながらつづってきました。 最初はここまで長い読み物にするつもりはありませんでした。でも、担当のT嬢が「これは連載としてじっくり取り組みたいです。できれば来年の3月まで」。そう言ってくれたことで構想が浮かんできました。 実際、書き始めると、すべての体験、聞こえてきた言葉をこぼすことなく、少しでも気仙沼のみなさんの役にたてるかもしれないことは注ぎ込みたい、そう思いながら何度も何度も誰も傷つけることのない表現だろうか、これでいいだろうかと考えながら書いてきました。あまり感情移入をし過ぎると読者がひいてしまうことも考慮しつつ、一番最良な記事になることだけに気持ちを集中させてきました。 正直、難しかったです。 プロとして冷静に連載を続けていかなければならない反面、写真を見ているとあのときの感情があふれでてくることも。だから、ゆっくりと少しずつ、つづってきました。いつも公開直前に送ることになってしまった原稿のあがりを辛抱強く待ってくれたT嬢には感謝するばかりです。 連載は今回で終了ですが、これは始まりの章でもあります。 これはわたしがたどった気仙沼での旅の記憶です。今度はみなさんが、気仙沼をはじめ東北へと旅をして、ご自身の旅のストーリーを作ってもらいたいと思います。 わたしもまた、新しい出会いを求めて東北を再訪するつもりです。 まずは桜を追いかけて北上しましょうか。 春はもうすぐ。 そこまでやってきているはずだから。 ![]()
by naoko_terada
| 2015-03-11 21:54
| 東北応援!
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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