ガルボトップへ Exciteホーム | Woman.excite | Garboトップ | Womanサイトマップ
食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー

食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_014543.jpg

不老部落から再び、車に乗っておよそ1時間弱。

この日のディナーをいただくレストラン掌上明珠に着いたときは、ちょうど夜のとばりが降りる頃。
1200坪の敷地にレジデンシャルな邸宅と端正な庭園がライトアップにきらめきます。
周辺は水田。
道路に面していますが、カエルかな。
鳴き声が聞こえてくるような長閑なロケーションです。

食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_072339.jpg

エントランスは、古い屋敷の扉を移築。
でも、これが自動ドアなのです。

食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_0173785.jpg

店内も凝っています。
広い空間に、アンティークな家具やアートが配され、その間をスタッフが忙しげに動き回ります。

食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_0215741.jpg

2階はお茶室。
透け感のあるすだれなどで分かれた座敷は、人数によって選べます。
こちらも骨董や、厳選された茶器が並び優雅。


この、掌上明珠は、宜蘭ご出身の実業家・呉英賢さんが2008年に創業。
精密機器の貿易ビジネスで成功されたあと、出身のこの土地で台湾の伝統と豊かな食材を紹介できるような場所を作りたいという思いから生まれたもの。
レストラン名の掌上明珠とは、「手のひらの上の宝石」つまり、「とても大切なもの」という意味があります。
ウワサでは総工費2億元(約6億5000万円)を投じたとも。絵画や置物などのアートやアンティークを見ていると、なるほどと思えます。


食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_0382031.jpg

さて、食事がスタート。
おまかせのコースは会席仕立て。
最初にタラバガニ。

食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_0413110.jpg

刺身は、マグロ、ウマズラ、サザエ、カンパチ、甘エビなど。
この旅では何度か、こういった日本のような刺身の盛り合わせが登場しましたが、台湾ではとても人気なのだと実感。会席や居酒屋スタイルのメニューが評判です。

食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_04644.jpg

焼き物はブリ。
少々、身は薄いものの、ユズ皮を使ったタレにつけて焼いているためほんのり香ばしい。
お口なおしには甘く煮たナツメを。

食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_0483163.jpg

時期的に登場したのが、旬のタケノコ。
※取材時は2月末。

食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_0502865.jpg

メインはラムと、空輸されたボストンロブスター。
ロブスターはカツオだしで味付けされていました。


食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_0552416.jpg

というところで、料理人がご登場。
ワゴンを持ってきて炭火で、くるり、はらりと海苔を焼き始めました。

食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_0541016.jpg

そして、ノリに何やら白いものをたっぷりと盛り付けて。

食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_0561142.jpg
食在有趣 台湾、美食めぐり⑦ 宜蘭の隠れ家ダイニング、掌上明珠でディナー_b0053082_0562661.jpg

はい、どうぞ、とニッコリと差し出す。

中身は、台湾名物のカラスミ。
白いのはサックリと素揚げしたビーフン!
それにスライスしたリンゴ。
まさに手巻きスタイルで、台湾伝統の味を表現。
面白い!

メニュー構成は、会席とはいっても美味しいもの、地元で人気の素材をたっぷりと盛り込んだといったところでしょうか。いい食材を使う観点から地元の素材だけでなく世界各地からの取り寄せにもこだわりません。
味付けは薄味。料理は創作的ですが、食材本来の味わいを引き出そうとする料理人の思いが見えます。

ゲストの8割は台北の富裕層や外国人の方とか。
コース料理のみで、季節や食材の仕入れによって変わりますが、ランチ、ディナー共に1500台湾ドル(約5000円)と、3000台湾ドル(約1万円)の2つのコースが選べます。
要予約なのでお忘れなく。


もし、宜蘭の海岸沿いに遊びに来ることがあれば、寄ってみるのもおすすめです。
あるいは、2階で台湾茶をいただくのもいいですね。


ごちそうさまでした。
感謝
by naoko_terada | 2013-08-22 01:17 | トラベル | Trackback | Comments(0)
<< LEON 10月号 モテるオヤ... 食在有趣 台湾、美食めぐり⑥ ... >>





woman.excite TOP Copyright © Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - 会社概要 - ヘルプ | BB.excite | Woman.excite | エキサイトホーム