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食在有趣 台湾、美食めぐり⑤ 内湾老街編 内湾劇場人文客家菜館で客家メニューを 


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台中でのほっこり茶芸体験後、チャーターバスで新竹県へむかいます。

目的地は、内湾老街と呼ばれる、山間の観光名所。
ローカル線の終着点で、この周辺に多い客家(はっか)の文化が体験できる人気スポット。
わたしたちはバスだったので、川沿いのロータリーに到着。

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内湾は、川沿いに広がります。
わたしたちが降りたったのは内湾大橋のたもと。
この日は祝日で、かなりのレジャー客。
散策できる道が整備されているみたいでした。

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こちらが駅舎。
北新竹駅からのローカル線ですが、この日はかなり込み合っていました。

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駅を背に見渡すと、こちらもレジャー客があふれかえっています!
のどかな雰囲気の環境ににあわないほどの人ごみ。
とっても人気なのですね。

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ちょうど山桜の時期で、道沿いには旬のイチゴを売る屋台も。
歩きながら楽しむには最適な時期です。

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道の両脇はお土産屋、レストランなどがみっしり。
客家は、山間に暮らすため、料理も保存食が多いのが特徴。山菜、乾物、豆腐、川魚などの食材を使います。おいしそうなハチミツも気になったのですが、重たいので残念ながら断念。。

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トウモロコシはこうやって焼かれていました。
赤いのチリ。

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老街は高台に位置するので、こんな風に山並みを望むナイスビューのレストランがたくさん。デート中の若いカップルも多かったです。

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アレコレと魅惑的な買い食いしたいところを、グッと我慢。
わたしたちが目指したのが、こちらのレトロな建物。

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入口の駄菓子屋のようなオリジナルグッズショップを抜けて奥へ。
広い空間は、なんと劇場!

そうなんです。
こちらが内湾老街の人気レストラン、内湾劇場人文客家菜館。
1950年にできた映画館で、現在は伝統的な客家料理を食べさせるレストランとして大人気。
わたしたちはスペースが見渡せる2階のテーブルに案内されました。

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昔、懐かしい駄菓子やタバコのパッケージに、アンティークな看板など。舞台ではこれもモノクロの古い映画を上映(あんまり見ている人はいませんけど。笑)。レトロムードな演出がなされています。

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日本統治時代、このあたりは林業、樟脳(しょうのう)生産、石炭採掘の基地として開発が行われました。それにあわせて鉄道がひかれ、小学校などの施設も建てられ、一時は400戸、1500人ほどの村民が生活。その大半が客家の方々でした。

その後、産業の衰退と共に村も忘れ去られていくことになります。それが近年、このレトロさがかえって新しい魅力となり、同時に台湾の鉄道ブームなども重なって一大観光スポットへと変身。ごらんのような人気レジャースポットに躍り出たわけです。

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ということで、わたしたちも遅めのランチをいただくことに。
古いミシンを改装したテーブルに、ドカンと料理が並んでいきます。

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まずは地鶏。
脂がのって、しっかりとした歯ごたえで鶏肉のうま味がジュワっ。

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取材時は2月末。
春の時期ならでは、タケノコをトリガラのスープで煮込んだもの。
シャクッとしたタケノコの歯触りが楽しい。
味も沁みています。

ここで、お腹空いていたので、全部の料理の写真を撮っていないことに気づく。。
すみません。。

ほかに、ショウガの花で風味をつけた豚肉の団子のスープ、珍しいビンロウの花を炒めたもの、山菜などがたっぷりと盛られて次々に出てきます。貴重な肉を少しで、イモ、豆腐などでカサを増した饅頭は、別名「おばあちゃんの親孝行」。歯のないおばあちゃんにも食べてもらえる山の村落のごちそう。

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最後は、この店の名物、猪油拌飯でフィニッシュ。
写真の奥にあるものですが、豚肉の脂身を甘辛く煮つけたものをご飯にかけたもの。カロリーを考えたら恐ろしいですが、これははずせまん。


台北だけを見ると、新しいビルや高級ホテル&レストランが増え、急速に発展しているように思います。でも、古きよき場所もしっかりと愛されているところが台湾の人たちの歴史・文化に対するリスペクトのあらわれなのでしょう。


内湾老街
次回は鉄道で来てみたいです。

美味しかった。

ごちそうさまでした!


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by naoko_terada | 2013-07-27 22:57 | トラベル | Trackback | Comments(0)
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