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![]() 仙台について、にわかに行きたくなった場所がありました。 それが、一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)。 JR駅のこのポスターを目にした方もいると思います。 吉永小百合さんが、いらっしゃるここが、そう。 ![]() 松島から仙台へ移動してくると、仙台駅は桜色。 現在、JRが展開するデスティネーションキャンペーン。 今年は、「笑顔咲く旅 伊達な旅 宮城・仙台」として6月末までさまざまなイベント、お得なツアーなどを催行。そのゲートウェイとなる仙台駅は、おもてなしムード満開! オフィシャルパンフレットの表紙も、一目千本桜。 しかも、わたしがいた4月半ばが満開とのこと。 これは、行かないと、でしょ。 ![]() ![]() 仙台駅からJR東北本線大河原駅まで、およそ40分。 ひとつ手前の船岡駅からは、車窓からもみごとな桜並木が見えます。 粋なことに、この時期は、「桜が満開の季節なので、ゆっくり走行いたします」の車内アナウンスがあり、この区間のみ、いつもよりスローに走ってくれます。 お花見に向かうレジャー客の ![]() 大河原駅の標識にも、やっぱり一目千本桜。 ![]() ![]() 駅から桜まつりの会場まで徒歩数分。 それにしても、いい天気。 人の流れにまかせていくと、蔵王連峰! 美しいなぁ。 そして、橋の手前を右折すると。 ![]() うわ~! 思わず声に出してしまいました。 もう、この瞬間から圧倒。 人じゃないですよ。 桜の並木は思っていた以上のスケール感。 まさに、一目、千本! あっぱれ。 ![]() 白石川沿いの土手と、堤のどちらからも花見が楽しめます。 驚くのは、おおらかに伸びた枝ぶり。 東京の場合は、道路や路線などにかかってしまうと枝が切られてしまうため、とてもコンパクト。 これほど、のびのびと枝を広げる桜の木は、生命力にあふれ、本当に美しい。 そして、なんといいお天気でしょう。 ふわふわと夢見心地な気分で、暖かな太陽の日差しと、桜のはなびらの間からこぼれるきらめきを受け止めます。 ![]() の~んびり花見の遊覧船。 いいですねー。 ![]() 本当はちょこっと歩いて、写真を撮ったら大河原駅へ引き返そうと思っていたのですが、これはムリ!お隣の船岡駅まで急きょ、歩くことに。その距離、およそ4キロ。 天気もいいし、桜は満開だし。 おまけに、スケジュールを決めないきままな旅。 東北の春を満喫します。 蔵王連峰と桜、東北の一瞬の春を心に焼きつけます。 ![]() と、同時に自分にミッションをひとつ。 例の吉永小百合さんのポスターの撮影場所を見つける!という指令。 桜祭りの周辺は、お弁当を食べる人たち。 でも、このあたりではない。 会場にいた関係者らしき、地元のおじさんに聞いても、「わがんないな~」。 ![]() あれこれ、推理しながら土手を歩く。 ポイントは対岸の山の形と、手前の桜の枝ぶり。 おや、なんとなく風景が似てきたかな。 ![]() 歩くこと、30分ほど。 おおお! 発見~! ちょうど大河原駅と船岡駅の中間あたり。 間違いありません。 ![]() あとであわせてみました。 ま、だからどーなの、ということですが。 旅をより楽しむための、ひとり遊びみたいなもの。 結構、こういうのおもしろいんです。 山道を運転していて、目的地までに何台の車とすれちがうか、とか。 ミッション達成したので、勝手に満足して、あとはゆるゆると船岡駅まで歩きます。 夕方、仙台に戻り、ホテルへ。 夜は、大好きなあの店に再訪!!
by naoko_terada
| 2013-04-28 18:27
| 東北応援!
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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