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![]() 大型サイクロンが通り過ぎたオーストラリア・クイーンズランド州。 幸いなことに人的被害は少なかったようです。 この画像は、人気のリゾート、ハミルトン島の今日の午前中の写真。 ※提供:Hamilton Islans サイクロンはハミルトン島からは400キロ近く離れたところを通過したため、 被害はまったくなかったということです。 まさに、夏のグレートバリアリーフ!という雰囲気ですね。 リゾート気分たっぷり! 一方、ここしばらくブログとサイトでわたしが注目しているのが 探検家・高橋大輔氏。 彼とは面識はありませんが、エキサイトの公式ブロガー同士。 公式ブログのトップでは、わたしの二段上あたりにいらっしゃいます(笑)。 あ、お隣は東京カリー番町。 なので、いつもマサラな香りが漂ってきます。 高橋さんは現在、ケアンズにいらっしゃいます。 サイクロンでちょっと足止めされているようですが、とても壮大なミッションを敢行中。 詳しくは氏のブログにつづられていますが、 高橋さんは2011年1月~2月にかけてドイツのライカ社が主催するライカ・エクスプローラーに参加。 これは、世界各国から選ばれた10名が、歴史に残る10人のエクスプローラーたちの軌跡をライカを片手にたどるというもの。 高橋さんは唯一の日本人として、キャプテン・ジェームズ・クックの足跡をたどって太平洋の旅に出ていらっしゃいます。 タヒチを経て、現在ケアンズ。 これからどんな旅を経過して、280年前のクック船長の人生をたどっていくのでしょうか。 数年前、クイーンズランド北部クックタウンまで取材で訪れたことがあります。 オーストラリアにはクック船長が名付けた地名が今も多数、残っています。 グレートバリアリーフの美しい環礁を眺め、肥沃な熱帯のジャングルや緑の山の稜線を見渡しながら彼がどのような思いでその風景を見ていたのか。 岬にTribulation(苦難)と名付けたときの思いとは。 そんなことを考えたことを思い出しました。 探検家・高橋大輔がどうトレースしていくのか。 とても楽しみです。 しかし、ライカ。 やっぱりやることが違いますね。 商品を売るのではなく、冒険心や旅心を喚起させるスピリッツを養う。 カメラはあくまでもそれを補うツールであるのと同時に、 旅をサポートする不可欠なパートナーとなる。 かっこいい。 旅行ではなく、旅へ。
by naoko_terada
| 2011-02-04 16:55
| トラベル
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Comments(4)
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抜けるような青空!
ここまではいかなくとも,そこそこ抜けた空と生暖かさを求めて 先週末,宮古島へ飛んだのですが …季節風吹き荒れる激寒な島が鯔を待ってました…残念! 過去の偉人の足跡をたどるなんてなんとダイナミックな試み. 地理,歴史,自然…色々な下調べが必要そうで, 行く前から十分楽しめそうです!
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昔は台風一過でこんな風に抜けるような青空になってホッとしていましたが、あるとき、「それまであったホコリやスモッグ(死後?)はなくなったわけではなく、他に拡散しただけなんだよな」と気づいてからは、それらがどこに行ったのか。そして、いなくなった台風をこれから待ちうけるどこかがあるということ。そんなことに思いを飛ばすようになりました。
今回は人的被害が少なくてよかったです。 ![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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