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本屋に、エンターテイメントを。


子供の頃の夢は、大人になったら本屋で好きなだけ本を買うことでした。

心のおもむくままに、書店の中を歩き、
気になったタイトルに目をやり、手に取って、数ページを開く。
「これは、おもしろそう!」と、ひらめいた瞬間の嬉しさ。

今も、新しい本との出会いほど、私を夢中にさせるものはありません。


今日、自宅近くの書店で、思いがけなく面白い本たちと出会い、
数にして十数冊。いっき買いを。
値段にしておよそ2万円ちかく。
子供の頃の夢をしっかり実践中です(笑)

ここは、大手の量販店とは異なり、写真集やアート、歴史文化、翻訳ものなど、
かなりマニアックな書籍をバランスよく扱う「大人な」書店で気にいっているのですが、
購入をしながら、ちょっと思ったのは、
店員さんのあまりにも無表情かつ、アクションのなさ。
この書店だけのことではないのですが、本屋の店員さんたちは、あまりお客とコミュニケーションしないですね。
これって、ちょっと残念。

レストランに行けば、「お味はいかがですか?」と聞かれますし、
ブティックであれば、「こういったものも入ってますよ」など、顧客ごとへのケアがあります。
書店でも、そういう店側と客側とのコミュニケーションがあってもいいのではないでしょうか。
むしろ、本屋だからこそ欲しいもの。

「この本がお好きなら、同じ作家のXXXも面白いですよ」
「あ、この前のXXX、いかがでしたか?続編、出ましたよ」

こんな風に、言われたらどうでしょうか。


もちろん、客全員にそうしろ、といわけではありません。
なかには、個人の嗜好を体現する本について触れてもらいたくない場合もあるでしょう。
わたしが言いたいのは、
本を買うという行為をもっと楽しませてくれないだろうか、ということ。
エンターテイメント性がほしいのです。
そして、客との対話を通じて、
その本屋を顧客にとって大事な存在にしていってもらいたい。

大量に選んだ本を抱え、2万円ちかくを支払ったわたしに、
「わあ、ありがとうございます!XXXがお好きなんですね。置いておいてよかったです」

こう言ってくれたら、いい本を選んだな、いい書店だな、と思うはず。



と、そんなことを、
「1万円以上、お買い上げの場合、宅配送料は無料です」

表情を変えずにわたしに告げる書店員を見て、考えてみたわけでした。
by naoko_terada | 2010-09-12 01:19 | その他 | Trackback | Comments(4)
Commented by sanae tsuji at 2010-09-13 16:32 x
お久しぶりです。
覚えてくれてるでしょうか??

私はどこのお店でもそうですが、
愛想のないお店には、
ちょっとガッカリしてしまいます。

コンビニでも無表情の店員さんを見ると、
生きているオーラがないというか…。

接客がいい所は
また行こう!って気になるんですよね。
どんなお店でもそう思います。

コミュニケーション不足で
購買意欲が削がれることもしばしば。
商品も大事やけど、
人も大事やなと思います。

Commented by naoko_terada at 2010-09-14 03:58
sanae tsujiサマ

す、すみません。
ヒントをいただけますか。。。。
お恥ずかしいほどに人の名前を覚えられず。
申し訳ありません。
でも、お久しぶりです。

コミュニケーションは購買意欲を高めることも、低めることもできるものですよね。
要は相手がどう思っているのかを探り、そのニーズにあった会話を紡いでいくことが大事なのでしょう。

とても簡単でシンプルなことなんだと思うんですけどねー。
Commented by sanae tsuji at 2010-09-14 13:38 x
バーです。市ヶ谷です。
もともと市ヶ谷にいましたが
引っ越しました。
ヒントは丸顔です。関西っ子です。
Commented by naoko_terada at 2010-09-15 09:55
あー、なんだぁ。
つじちゃんですか。
下の名前でわかんなかったです。

そっかー、引っ越したのね。
彼氏クンは相変わらず、事務所に来ますよ♪

また、会いましょう!
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