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2010年7月23、24日のバンコク⑤


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いったん、ホテルに戻りチェックアウトをして、次のホテルへ移動。

24日の午後は、ラチャプラソン交差点角にある観光客に人気のショッピングスポット「セントラルワールド」へ向かいます。ここには、セントラルワールドのほかに、伊勢丹、ZENといったショッピングコンプレックスが並び、多くの観光客でにぎわうエリア。まさに、バンコクの中心です。

5月19日の衝突後、ここに火が放たれ一部が延焼しました。

被害が最もひどかったZENは、完全にクローズ。
現在、再建に向けているとのこと。
塀で囲まれ、そこにはこんなメッセージが。

Rebuilding ZEN, Loving Thailand

May this rebuilding bring Peace & Prosperity to Thailand.
We must Reconcile as we are One Country, One Family and One People.

”ZEN再建、ラブ・タイランド

この再建が、タイに平和と繁栄をもたらすことを。
ひとつの国家として、家族として、そして人間として、和解を”


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ZENのお隣のセントラルワールドと、その先には伊勢丹。
セントラルワールドも閉鎖中、あまり被害を受けなかった伊勢丹はすでに再オープン。ふと、上を見上げるとセントラルの焼け落ちた上層部が見える。
フードコートなどがあったフロアですよね。こんなになったのが、せつないです。
観光客の中には、焼けた跡を写真に撮る人も。
やはり、みんな気になります。

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セントラルワールドと通りをはさんで対面するのが、もうひとつのショッピングスポット「ゲイソン」。グッチ、ルイ・ヴィトンなど高級ブランドが入るショッピングゾーンですが、こちらは幸いなことに延焼はまぬがれ健在。

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ラチャプラソン交差点から、ラーマ一世通りをサイアムセンター方向へ歩いてみます。
スカイトレインの高架をくぐり、ZENをみあげると真っ黒に焼けた上部。
早い再建を望まずにはいられません。


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そんなZENとは対照的に、多くの買い物客でにぎわっていたのがサイアム・パラゴン。
セントラル・ワールドと人気を分けるショッピングコンプレックスです。
徒歩にしてわずか5分足らずですが、こちらは驚くほどの混雑ぶり。
実に対照的です。

実はこの時期、中国人や中東のホリデーが重なる時期。
さらに、一大セール時でもあり、しかもこの日は週末。
ということで、買い物客で大混雑。
入口にも長蛇の列ができていて、いささかひるみましたが、これはテロ防止のための持ちものチェックとX線でのボディチェックがあるため。

建物内は、とにかく買い物客であふれかえっている。
ほんの数カ月前のさわぎがウソのよう。
地下にある水族館サイアム・オーシャンワールド前では、海の動物たちのパフォーマンスが行われています(笑)。

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サイアム・パラゴンに直結するスカイトレインのサイアム駅を通り、通りの向かい側へわたります。このあたりは手ごろなタイスキの店や、マッサージ店などの小さな店が集まる場所。夜には屋台も出ます。

「サイアムのあたりを見て回るのなら、向かいの映画館を見てきなさい。全部、焼けちゃったから」
そう、教えてくれたのはホテルのスタッフ。
忙しげに行き交う買い物客の喧騒の中、真っ黒に焼けた映画館の姿が無残です。


今回、バンコクを自分の目で見て、
本当は、「もう大丈夫!観光に行こう」とメッセージしたかったのが本音です。
でも、わたしの帰国後、二度の爆弾事件が起きました。
バンコクの非常事態宣言もいまだ解除されていません。
ですから、今後もまだ何か起きる可能性は否定できません。

それでも、バンコクは以前の「日常」を取り戻しています。
5月のような緊迫した様子はなく、わたしが歩いてみたように、街も人もいつものように動き、いつものように観光客を出迎えています。

今、わたしの中では、バンコクに観光客として戻ってもらいたい、という思いと、安全であるとハッキリと言えないもどかしさが混在します。
残念ながら、それがわたしの限界。
自分の非力さと、引き続くバンコクの抱える闇の深さを実感するばかりです。



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夕方まぢかになり、あたりには屋台の支度を始める風情。
昼間の熱気も、少しやわらいできたように思います。

週末らしい、のんびりとなごやかな時間です。


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ホテルに戻る前に、ラチャプラソン交差点脇にある、エラワンブームへ。

ここは、バンコク市民に慕われる神ブラフマーをまつったもので、連日、多くの参拝客でにぎわう名物スポット。5月の緊迫した時期には封鎖区域内にあったため、訪れることもできませんでした。

30バーツで美しい花と線香を買い、
熱心に祈る人たちにまじって、わたしも静かに祈ります。


願うことは、ただひとつ。


We must Reconcile as we are One Country, One Family and One People.
by naoko_terada | 2010-08-01 00:46 | トラベル | Trackback | Comments(2)
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Commented by carambola at 2010-08-02 11:12
>「もう大丈夫!観光に行こう」とメッセージしたかったのが本音です。
>今後もまだ何か起きる可能性は否定できません。
そのもどかしい気持ち,よく分かります.

数年前のデモの後,まさにエラワンブームで
鯔がお参りした翌日のほぼ同時刻に爆弾テロがあり,
電話ボックスが吹っ飛びました.

街はいつもの活気を取り戻しているようにみえる.
でも,闇は滅びたわけでなく,やはりその日常に潜んでいて
突発的にその牙を剥く…
それを予期することは本当に難しい.
正直,避けられる自信がありません.

でもね,行きたいのです(^_^;)
あの空気を肌で感じたいんだな~.

鯔にとってもこの夏はもどかしいものになりそうです.
Commented by naoko_terada at 2010-08-04 10:14
鯔サン

鯔さんも、バンコクを愛するひとりですものね。
今回の件も、ずっと心配されていたことと思います。

でも、おっしゃるとおり!
行きたいのですよね。
バンコクだけではないけれど、一度、アジアの魅力を体感したら。何度でも通いたくなる。

いい夏が来るといいですよね。
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