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![]() 23日、午後、バンコク・スワンナプーム空港に到着。 おそろしく冷え切ったターミナルから外に出ると、いつものように、 むっとするアジアの熱気に包まれる。 ![]() 空港はいたって、普通。 観光客の姿も多く、ざわついた空港特有のハレな雰囲気。 使いなじんだキャリーケースとPCケースを片手に、独り空港にいると、 旅の途中の刹那をいつも感じる。 ちょっとせつなくて、でも、高揚感のあるロンリーな気分。 ![]() バンコクの場合、送迎の手配をしていないとき、 わたしは空港リムジンを利用します。 入国を終えてアライバルフロアに出れば、左右に「AOT Limousine」カウンターが。 「ドコマデ?」とカタコトの日本語で聞いてくるスタッフ。 ホテル名を告げると、電卓をカチャカチャとたたき、こちらに表示する。 1600バーツ。 思わず、心の中で、「コラッ」とつっこむ。 1タイバーツ=約3円なので、4800円計算。 市内までなら高速代を含めて900~1000バーツが相場です。 「前回は、1000バーツだったよ」と言うと、 「アー、オーケー、オーケー」とさらにすばやく電卓をたたき、 いきなり1100バーツにプライスダウン。 ちなみに、帰りはホテルから一般のタクシーを利用して高速代込みで400バーツ。 リムジンは倍以上の料金ですが、ていねいな荷物の扱い、英語を多少話す、愛想がいいなど、ドライバーの態度がいいここと、 そして、なによりもスピードを出し過ぎないので安心感があります。 車もタクシーよりもきれいですし、高級ホテルへ向かう場合はリムジンをお薦めします。 数人で割れば、決して高くはありませんから。 また、今年8月には市内と空港を結ぶ鉄道「エアポートリンク」の運行も開始予定。 アクセスがさらによくなります。 ![]() ![]() ![]() 23日の宿泊は、フォーシーズンズ ホテル バンコク。 前々回のブログの写真を送ってきてくれたホテルです。 滞在するのは、3年ぶりでしょうか。 精緻な天井画が出迎える、相変わらず美しいホテルです。 ![]() ![]() チェックインをすませ、部屋に入りカーテンを開ける。 目の前には、今やバンコク庶民の足、スカイトレインの高架。 その先には、ロイヤル・バンコク・スポーツ・クラブのゴルフコースと競馬場。 金曜の夕方、のんびりとプレーをする人たちの姿があります。 さまざまな広告がペイントされた、スカイトレインが行き交います。 週末らしい、のどかな街の風景。 でも、この高架下の通りが、今回の暴動の現場だったのです。
by naoko_terada
| 2010-07-27 19:34
| トラベル
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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