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![]() 前回の記事の写真。 「どこのリゾートですか?」との、質問を何件かいただきました。 まだ、ここ、ブログで紹介していませんでしたね。 ![]() ![]() このドラマチックなロケーションは、ウォルガン・ヴァレー・リゾート&スパ。 場所は、オーストラリア。 シドニーから車で3~4時間ほど。 世界遺産のブルーマウンテンズ最奥の、アウトバック(内陸部)に位置します。 運営するのは、あのエミレーツ航空を所有するエミレーツ・グループ。 オーストラリア初進出です。 開業は昨年の10月。 かつて開拓時代、このあたりは牧場だったそうですが、 それをオーストラリアの原風景に戻すことがリゾートの使命。 東京都の1/10にあたる4000エーカーという敷地の中でリゾートが占めるのはわずか2%。 太陽電池パネルによる給湯、雨水や風車、半径100キロ以内で調達できる製品を使用するなど、ハイテクと昔ながらの知恵を活用。 建築職人たちも地元で雇用するなど、 豪州でも、今までになかったハイエンドなサスティナブルリゾートです。 ![]() ![]() ![]() 客室はヴィラスタイルのスイートが40棟。 写真は、最も数の多い「ヘリテージ・スイート」。 地元オーストラリア産の廃材や、地元の石材などを使用した空間は、 カントリータッチと、開拓時代のコロニアルさをうまくミックス。 廃材でも、良質なものを厳選しているので、とても上質な雰囲気に仕上がっています。 ベッドルームに、リビング。 広めのバスルームに、ウォーキングクローゼット、外にはプール。 贅沢な広さです。 ![]() ![]() ![]() ![]() メインダイニングも、重厚さと開放的なムードがうまく溶け合い、 端正な表情でゲストを出迎えます。 周辺に何もない環境なので、宿泊料金には3食とアルコールを含むドリンク代が含まれています。 メニューは、シドニーでも十分に通用するレベルのモダンオーストラリア。 こちらも可能なかぎり、地元の食材を使用しています。 ワインセラーには、地元のワインをはじめ、 オーストラリアのプレミアムワインがずらり。 ビンテージものなどは、追加料金で味わうことができます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ロビーやラウンジなども、落ち着いた邸宅風情。 テーブルにワイルドフラワーが飾られるあたりが、オーストラリアらしいですね。 壁には、開拓時代のセピアカラーの写真。 ゲストのために用意されているのは、 オーストラリアの牧童たち御用達のブランド、RMウィリアムス社の定番、 オイルスキンのコートと、アキューブラハット。 わたしも一式、持っていますが、 オーストラリアの過酷なアウトバックでは頼りになるタフなアイテムです。 ちなみに、スタッフのユニフォームもRMウィリアムス製。 リゾート内にはブティックもあり、購入できます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 滞在中の楽しみ方は、スパや、乗馬、ネイチャーウォーク、マウンテンバイクなどのアウトドアアクティビティに参加すること。 時には、リゾートを取り巻く壮大なアウトバックに沈む、 サンセットを眺めながらのシャンパンプレゼンテーションなども。 一番、人気があるのはフィールドガイド同行の4WDでのワイルドライフサファリ。 わたしが驚いたのは、リゾート内で栽培されているウォレミ松! 6500万年前の恐竜がいた時代から存在する、学術的にも非常に貴重な植物で、 1994年にブルーマウンテンズで発見された「生きた化石」です。 その貴重さゆえ、どこに群生するかは国をあげてのトップシークレット。 シドニーの王立植物園にもあるのですが、 盗難にあわないように鳥かごのようなケージに入っているほど。 それが、目の前で見られるなんて! しかも、「さわっていいよ」とフィールドガイド。 もう、感動。 すごいです。 リゾートでは、国や州政府と協力しあい、ウォレミ松を育てています。 また、カンガルーやワラビーなど野生動物の保護と環境調査なども行い、ここでもサスティナブルな活動をしています。 オーストラリアというと、ウルルやゴールドコーストなどが有名ですが、 まだまだ知られざる魅力的な場所はいっぱい。 広大なだけに、旅するにはある程度の時間が必要ですが、 それにみあった感動を与えてくれる、希有な国。 このリゾートを堪能できれば、かなりのオーストラリア通になりますよ!
by naoko_terada
| 2010-07-14 00:58
| ホテル&リゾート
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Comments(2)
やっぱり!実は下の記事を見て蒼く霞がかっているのでもしやブルーマウンテンではと思っていたところなのです。ブルーマウンテンは日帰りでは行った事があるのですが短時間しか居られなかったのですごく勿体なかったです。
ウォレミ松の存在を知りませんでした!勉強になりましたと同時にまだまだ奥が深いぞオーストラリアと!
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yarrariverサマ
ぴんぽ~ん。 正解です♪ さすが、よくおわかりですね。 ここはブルーマウンテンズというよりもさらに、その奥といったところです。グーグルアースでたどるとよくわかりますよ。位置的にはワインの産地のオレンジの近くです。 ウォレミ松はブルーマウンテンズが世界遺産になるきっかけになった植物です。本当に群生する場所は、学者たちも目隠しをされてヘリで行くとか。 それがこんな簡単に見て、触れるのですから。 すごいです、オーストラリア!
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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