STONEFLOWER
気怠さとやるせなさが
こめかみを締め付ける
まだ響く頭を抱え
朧げに聴くニュース
この前も似たような
場当たり的だそうだ
いかれてるよ
ベッドにまた逃げ込み
君の気配を探す
今も傷をかばいながら
砂漠の街に吹かれてる
まだ強さを まだ望みを
求めて止まぬ僕達は
掻き分け すり抜けて
終わりなき闇を貫く
誰しもの物語で
埋め尽くされたパズル
またそれを剥がしながら
あざ笑う傍観者
十字路で重なる
人々の眼差しの
その先で
どれだけの虚しさが
立ち尽くしているだろう
今も傷をかばいながら
砂漠の街に吹かれてる
まだ強さを まだ望みを
求めて止まぬ僕達は
掻き分け すり抜けて
終わりなき闇を貫く
en nui
玉虫色の結末が
更に気分をはぐらかす
愛は常に不明瞭で
いたずらにばらまく
午前零時の胸騒ぎを
鎮める歌を探してる
飲み干す水の後味が
ひたすらに寂しい
孤独の傘に隠れたい
明日の雨を凌ぎたい
パララ パララ
騒がしく
僕を責め続けて
いつかの空はどこにある
あなたを抱いた青い空
パララ パララ
羽根の音
あの街に帰りたい
ぼやけた夜の灯火が
夜霧で更に溶けてゆく
粗探しも出来なくて
見え過ぎると辛い
ただただ夜と見つめ合う
無意味に時は流れてく
衣擦れの音が鋭くて
眠りをさまたげる
君という傘に隠れたい
汚れたものを見たくない
パララ パララ
窓を打つ
雨音を塞いで
いつかの空はどこにある
あなたを抱いた青い空
パララ パララ
羽根の音
あの街に帰りたい
あの肌が恋しい
君だけを信じたい
ROUNDABOUT
まがいもんの方がどうせ目に付くみたいで
発明に費やした時間は無償さ
イノベーター パイオニア
俺は好きだけど
楽したい 無理はしない
手先で済ませよう
お咎めもなくのうのうと
生きる屍
静けさと語りあって
闇の中に絵を描いて
自問自答
孤独を飼い馴らせ
愛に全てなげうって
また一から始まって
自問自答
片手間でこなす ミッションは捨てろ
roundabout
我こぞって物申す窓が開いて
一斉に飛び散ったパンドラの中身
馴染み無い肩書きの
あなたはどなたで
勘違いはやめとけ
自尊心は泥舟
暇だからちょっと遊ぼうよ
ふたりきりでさ
静けさと語りあって
闇の中に絵を描いて
自問自答
孤独を飼い馴らせ
愛に全てなげうって
また一から始まって
自問自答
片手間でこなす ミッションは捨てろ
roundabout
イニシアチブ
出来れば無駄な力使わずに 君の中の核心を突きたい
酔いが醒めない朝の倦怠に また代わり映えの無い日々を見る
試すように押さえ気味の君の口調
人の気配が生臭い街は しかめ面 厚化粧 靴の音
長い赤信号を待ちながら 俺は昨日の謎を解いていた
どちらが先に諦めるのだろうか
揺さぶりかけて 隙を狙って 互いに胸躍らせるゲーム
愛に変わるとは言えないが たまらなく刺激的さ
予定調和の物語なら 君を求める意味がないんだ
出尽くした理屈じゃ通らない 見た事もない形の
ケミストリー
雨上がりのアスファルトに漂う むせるような苛立ちに包まれ
君が今に至るまでの過去と 捧げてきたいくつもの夜思う
知らずに済むのなら聞かないでいようか
揺さぶりかけて 隙を狙って 互いに胸躍らせるゲーム
愛に変わるとは言えないが たまらなく刺激的さ
予定調和の物語なら 君を求める意味がないんだ
出尽くした理屈じゃ通らない 見た事もない形の
ケミストリー
飲みかけの赤い水 ぶつかり合う肌の音 瞳の中浮かぶ月
愛とうそぶいた君は正しいね 深入りする覚悟で来たんだ
君がそう来れば俺もまた 更に試したくなるよ
揺さぶりかけて 隙を狙って 互いに胸躍らせるゲーム
愛に変わるとは言えないが たまらなく刺激的さ
予定調和の物語なら 君を求める意味がないんだ
出尽くした理屈じゃ通らない 見た事もない形の
ケミストリー