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長友啓典
Keisuke Nagatomo
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1939年大阪生まれ。1964年桑沢デザイン研究所卒業。日本デザインセンター入社。1969年黒田征太郎とK2設立。
エディトリアル、各種広告、企業CI、及びイベント会場構成のアートディレクションを手がけるほか、多数の小説に挿絵、エッセイ連載など、現在に至る。
日本工学院専門学校グラフィックデザイン科顧問
、東京造形大学客員教授




Translation to English

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装丁問答イッキ読み
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「PIKADON」
衣食住をテーマにイノチのことを考えます。




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2007年 05月 21日 ( 6 )
装丁問答.25
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アートンのフリーペーパー「あとん」vol.26に掲載された装丁問答のバックナンバーです。今月号は人気絶頂のアーティスト 大竹伸朗くんです。

装丁問答.25 予定調和ではない魅力

東京都現代美術館で大竹伸朗の「全景1955-2006」展が開かれ、同時多発的に全国7カ所で展覧会が催された。こういう展開は大竹伸朗らしいやり口だ(良い意味で言っているんですよ)。東京都現代美術館は石原慎太郎都知事もサジを投げるぐらいの財政的にはお荷物なところだと、読んだか聞いた記憶があった。まず人が来ないので入場料収入が期待出来ないらしい。ところが午前中にその会場に行ったところ、もう多くの若者達が列をなしていた。「大竹人気恐るべし」だ。こういう企画を連発すれば都知事のヤメル・ヤメナイの戸惑いもなくなるのだろう。

そんな気にさせる大竹人気の秘密はさて何だろう。何がそんなに若者の気持ちを摑んでいるのだろう、と考えてみた。間髪入れずに言ってしまえば結論として「そんなもの分るはずもない」である。分っていれば誰もが皆やってしまう。分析は無駄な事である。東京都現代美術館の屋根のてっぺんに「宇和島駅」というネオンがかかげられていた。このネオンサインひとつで、もうこの場は大竹伸朗にジャックされてしまった。大竹が今回やろうとしている事の90パーセントはこのネオンが語っている様な気がした。
「やりやがったな」とド肝を抜かれた。大竹が決して奇をてらっているわけでもないのは百も承知だが、その様に見る人も多い。大竹は音楽をやるにしても、コラージュも、ドローイングも、ぬりえも、自由の女神を持ってこようが、外国に行こうが、美術学校に入ってすぐ休んで休学しようが、宇和島に行こうが、極々普通に振る舞っているのだが、枠組みにはめて見たがる人々にとって奇異に感じるのかも知れない。日本人は枠組みにはめるのが好きですね。と言うより安心するんですよね。
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大竹伸朗が大学に復学した時だから、1970年代のはじめのころ、六本木「ケイツー」黒田征太郎のところに足繁く通っていた時期があった。その関係でふるくから彼のことを知っている。作品をスケッチブックいっぱいに持って来ていた。エネルギーのかたまりがそこにはあった。あまりあるマグマの噴出どころを探していた感がある。そのエネルギーが今でも続いている、と言うことか。ありていに言えば「継続は力なり」を見せつけてくれた。今度の展覧会を見て思ったのは、そのエナジーは止まる所をしらないと言う事だ。そんな大竹の作業に頭が下がる。僕の好きな「量は質を凌駕する」を目の当たりにした気持ちだ。

外国から帰って来た時に見せてくれたスクラップブックに仰天した憶えがある。乱暴に見えて繊細な作業、レンガのような厚さのスクラップブックを何冊もこれでもか、これでもかと見せつけてくれた。大竹が言うところの「熱き心」の産物だ。それは大竹の原点のような気がする。
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ちょっと展覧会の事を喋り過ぎたか? この話はこの場に適さないのでこれぐらいにして、ブックデザインの事について少々話してみたい。本来ブックデザインを抽出して語っても意味がないと思うのだが、大竹のデザインセンスが素晴らしい事にふれてみる。スクラップ、作品集、エッセイ、文庫、絵本にわたるブックデザインを見てみると同じ系統のものがひとつもないところに才能を見てとれる。一冊一冊すべてに工夫を凝らしている。サポート役のデザイナーに池田進吾をはじめ小関学がいることはいるが、殆ど大竹自身のデザインと聞く。勝手に手が動いていくのだろう。予定調和のデザインではない魅力がある。
もうひとつ、つけ加えるとこのところよく使われている大竹自身の作字であるらしい独特の書体がある。あの文字ひとつ見ただけで大竹のデザインセンスは秀逸である。
by k2-d | 2007-05-21 16:16 | 装丁問答
ランチ
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コールスロウ、懐かしいでしょう。
by k2-d | 2007-05-21 13:37
ランチ
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今日はアートンの日なんで渋谷にいる。僕が桑沢デザイン研究所に通っていた頃からある、
「インディエラ」というカレー屋さんをみつけた。50年前になろうとしています。コールスロウというサラダはいまでは普通なんですが、当時はえらい新鮮な食べ物でした。黒い海老チャーハン、ドライカレーですわな。懐かしい味です。
by k2-d | 2007-05-21 13:37
アササン
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久し振りの東京アササン。快晴で気持良い。
by k2-d | 2007-05-21 09:37
アササン
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韓国もそうだったんですが、アササンをしていると道路、街角、で植栽に気をつかっている、あちらこちらで草花、ガーディニングを見かける。気持の良いもんですね。
時代の流れと言ってしまえばそれまでなんですが、良いのか、悪いのかグローバルスタンダ-ド、ユニバーサルデザインが世界を闊歩すると、街の景観が何処に言っても似通ったものになってしまいまへんかね。らしさとかを大切にしたいもんですわね。
by k2-d | 2007-05-21 09:35
アササン
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高輪界隈の邸宅はガーディニングも充実している。おじいちゃまか、おばあちゃまのお仕事の様だ、今日のアササンで二回ほど「おはよう御座います」と声をかけられた。いいコミニケーションですね。
by k2-d | 2007-05-21 09:34
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