撮っただけで満足して
結局アルバムにしてない写真 アキラ(31才)会社員
現像に出したものの、お店の袋に入れたまま放置されている写真多数。最近ではデジカメで撮ったものの、PCにも落とさず、撮りっぱなしになることばかり。思い出までないがしろにしているようでモッタイナイと思います。
アンケートの結果は・・・Yes:50%/No:50%
と答えが分かれました。
ちなみに、みなさんからは、こんなご意見が・・・。
・気が付くと身の回りに放置してある写真がたくさんある(会社員さん)
・写真は撮ることに意味があって、それだけで思い出になる(19歳学生)
・デジカメデータを現像するのが面倒だ(会社員さん)
そうですね。デジタルカメラのメリットは、枚数をさほど気にせずたくさん記録できたり、撮ってすぐに画面を確認できること。その場で写真をきっかけとして相手とコミュニケーションが図れる。でも、その写真が未来に残るかというと、かなり怪しかったりします!!
デジカメの写真はデータだから紙と違って劣化はしませんが、CD-Rなどに記録しておかないと、パソコンのシステムのエラーやトラブルなどで読み取れなくなったります。すべてのデータが一瞬で消える、それがデジタルデータの怖いところ。そして、CD-Rもちゃんと保存しておかないと、エラーで読み取れなくなったりします。
もっと突っ込んで書くと、CD-Rを将来(少し先の未来)も読み取れるか、その保証は絶対あるとは言い切れないと思います。だって、フロッピーディスクを読み取れるパソコンって、いまではかなり入手困難ですよ! だから新しいテクノロジーの普及次第によっては、今主流のメディアに記録しても、将来も読み取れるかはわからない。
デジカメ写真を一切プリントしない。コレちょっと考えると、かなり怖いかもしれません。例えば、将来自分がお父さん、お母さんになったとき、子供に自分たちの若いときの写真を見せようにも、ちゃんとデータとして残っているか? 記憶には残っているが、そのデータが物理的にない……もしくは表示するハードもない。デジタルデータが未来永劫に残るって、かなり怪しいものですよね。
写真をプリントアウトしておけば、現実的に紛失したり、処分しない限り、手元にとりあえず置いておけば、そのビジュアルは未来にちゃんと残る可能性はデジタルデータよりも高いんじゃないかなと。
だから、僕自身もデジカメが普及する1990年代中盤までは紙として写真が残っている。でも、それ以降はすべてデジカメデータです。パソコンやハードディスクが壊れたりして、いまではどんな写真があったかも覚えていない! だから、90年代中盤から現在までの約10年間の写真(記録)は、未来に残すことはできない。これってモッタイというよりも、かなりショック(!)なことかもしれません。
自分の未来への投資と考えて、紙にして残すことはとても大切なんことだと思うんですが、写真屋さんでプリントアウトすると意外と値段が高かったりします。1枚30円くらいが一般的な相場でしょうか。また、家庭用プリンターでプリントアウトすることもお手軽ですが、枚数が多いと、インクのコストもばかになりません。
だから、デジカメ写真を撮ったら、その中から数十枚はセレクトしてプリントする習慣をつけたいところです。でも、写真屋さんにもっていったり、自分でプリントするのはメンドくさいという人は、インターネットを利用して写真をプリントしてくれるサービス「オンラインラボ」を使ってみるのはいかがでしょうか。
さて、コレってMOTTAINAI?ではみなさんからの投稿もお待ちしております。
アナタが思う「コレってMOTTAINAI!」というものは、コチラからぜひご応募ください。
それでは、また。