今回の講師は、MOTTAINAI Lab研究員であり、デザイナーのセキユリヲさん。
いらなくなったタオルやハンカチなどに「刺し子」をして、もう一度甦らせませす。

昔は、着物が多少破れたり、擦れたりしても、「繕う」ことで何十年も大切に着続けていました。『刺し子』はもともと補強をするための刺繍のようなもの。日々の繕いの中にも「より美しいもの」を求めた人々が、麻の葉、青海波などの様々な日本の伝統文様を表現するようになったのが始まり、だそう。
今回は草木染の刺し子糸を使って、縫っていきます。


今回の参加者の半数が手芸初心者!ということで、セキユリヲさんが丁寧に指導してくださいました。


思い思いの糸を選んで、縫い始めます。
なみ縫いをするだけなのに、繊細な人、大胆な人、几帳面な人、不器用な人・・・、それぞれの個性があって、とても面白かったですよ。

刺し子は、一度縫い始めると段々愛着がわいてきて、縫えば縫うほど可愛く、愛おしく思えてくるんです。
教室内からは、「これ、カワイイ!!」「すっごい!」などど自画自賛の声がたくさんあがってました。(笑)
あっという間に2時間の授業が終了し、みなさん大満足の様子でした。

他にも、セーターのワンポイントで刺し子をしてみたり、靴下、いらなくなった布に刺し子をしてブックカバーにしたり・・・。とっても簡単に可愛いものが作れるので、みなさんもぜひ一度やってみてください。
刺し子に興味がある方はぜひ、セキユリヲさん著『かんたん ちくちく 刺し子でかわいい生活小物』(PHP研究所)をご覧になってみてください♪
*ゆっこ*