シブヤ大学MOTTAINAI学科
天ぷらバスと電車で行く!
赤城自然塾 自然エネルギー体感エコツアー
今日はその1日目の様子を写真とともにご紹介します。

(上左)AM8:30 東武浅草駅集合。特急に乗って赤城へ出発!
(上右)電車の中ではお互いの自己紹介を・・・このときはまだ遠慮がち
(下左)赤城駅からはバスに乗って移動。酸性霧といわれる深い霧の中を進みます。
(下右)本日の目的地、『国立赤城青少年交流の家』に到着

いったんお昼を食べて・・・
最初の授業。『松枯れ林地散策』に出かけます。

「松枯れ」とは、言葉通り「松」が「枯れ」る現象。
赤城山周辺では、もう30年以上も松枯れに悩まされているのだそうです。
この原因。長い間、外来種の「松食い虫(マツノザイレンチュウ)」のしわざだとされ、国による農薬散布が継続的に行われてきたそうですが、最近になって、松枯れは大気汚染や酸性霧、それに農薬散布が返って悪影響を与えているのでは・・・?!などの複合的要素によるものとの見方も出てきているんだとか・・・そんな悩ましいお話を伺いつつ林地を散策します。
因みに。
つたが絡まっている松の木を見て「なんかステキ♪」なんて思ったら大間違い。
弱って死に掛けている松につたが寄生しているのだそうです。怖い・・・。

その後。
炭焼き職人、小林武夫さんの指導のもと炭窯作りのお手伝いをしたり、
チェインソーを使って木を切ったり、
薪を割るお手伝いもさせていただきました。
真ん中の写真は枯れた松の木がチェインソーで切り倒された瞬間。
中が腐っていたためか、バガーーン!という大きな音とともに粉々に砕けたのには驚きました。

夕方からは講義を聴く時間。
(上左)森林の会事務局長 宮下正次先生による講演
『炭は命も救う』
(上右)前橋工業高校教頭 橋本利夫先生による講演
『赤城南面の松枯れについて』

その後はナイトウォークで本物の「闇」を楽しんで・・・

夕食&先生も含めた地元、群馬の方との交流会。
フロンガス回収日本一の会社「中島自動車電装」の社長さんや、手品が上手な「㈱グンゴー」という地元メーカーの社長さんなどなど、普段なかなかお会いできない色々な方がいらっしゃいました。
ナゼか最後は全員で肩を組み、「ふるさと」を熱唱。
「うーさーぎーおぉ~~いし♪」ってそれはもう楽しそうなみなさんの様子です^^。
朝は電車の中で控えめに自己紹介をしていたハズの人たちが夜はガッツリ肩を組んで合唱(笑)
こうして1日目の夜は更けていき・・・
明日は5時半起床で『早朝自然観察ウォーキング』だというのに、そんなことはお構いなしに盛り上がり、案の定、ほとんどの方がツライ翌朝を迎えるのでした。
<つづく>