『THE OHASHI(お箸)★完全攻略』
〜2時間でマスターするお箸の作法からマイ箸の作り方まで〜
ということで、講師は高橋隆太先生。
お箸専門店『銀座夏野』の店長さんであり、
お箸の本『究極のお箸』の著者でもいらっしゃいます。
さて授業。

前半は、知ってるようで実は全然知らない<お箸ばなし>を沢山教えていただきました。
例えば・・・
★日本のお箸って独特!
世界の約3割の人がお箸を使っているけれど、
マイ箸は日本だけ。(お父さんのお箸はコレ、とか決まっている)
とり箸も日本だけ。
汁物もおかずもごはんもぜーんぶお箸1膳で食べちゃうのは日本だけ。
日本人の手先が器用なのは、子どものときからお箸を使っているから?!
★割り箸は必ずしも悪くない!
何かと悪者にされる割り箸ですが、高級料亭などで使われている国産の割り箸は実はエコ。
廃材を使ったり、間伐材を使っている。
★食器洗い機が日本の伝統、和食器を追いやっている!
食洗機はもともと洋皿をガガガガーっと洗う用。
天然木を使ったお箸や、天然塗料の漆を使った漆器は食洗機に対応できないが、それでは売れないので、メーカー側が最近、食洗機対応の、本来の良さが全くもって失われた漆器などを販売している。それはとても寂しいお話。
・・・などなど。
ここには書ききれないナルホド話を沢山教わりました。

(左上)先生がもってきてくださったいろいろなお箸
(右上)高橋先生の著作『究極のお箸』。キレイな写真が盛りだくさん。お箸のビジュアルブックといった感じの本です。
(左下)漆の木。現在日本に出回っている漆の95%が中国産なんだとか。
(右下)国産の割り箸。高級料亭などで使われています。
そして授業の後半は、いよいよマイ箸作り!
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