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安藤美冬のMOTTAINAIブログ vol.12

※8月28日頃に『20代のうちにやりたいこと手帳』のAmazon予約開始します。
9月25日に新刊が発売されます。拙著『冒険に出よう』から約2年、何冊か共著のようなかたちで本は出たのですが、単著としては2冊目。今回は書籍ではなく「手帳」です。その名も、『20代のうちにやりたいこと手帳』。毎月のコラムあり、ワークシートあり、私や著名人による「20代に影響を受けたモノ」が紹介されていたりと、書籍に匹敵するくらいのコンテンツが充実していると自負しています。
現在30代半ばに差し掛かろうとしている私にとっては、20代という10年がつくづく貴重だったと実感しています。なぜなら、20代の多くは、自分のことに時間やお金を使えるからです。もちろん家族をもったり責任ある仕事を任せられるなど、全員とは言いませんが、少なくとも人間関係、お金、仕事、健康、旅行などプライベート、その他あらゆる分野で20代は「入り口」を迎えます。この時期に誰と会い、何を考え、どう行動したのかが、その後の人生を決めるといっても過言ではありません。それが、『20代のうちにやりたいこと手帳』を企画したきっかけであり、手帳を使いながら自分を振り返り、整理し、願望を明確にすることで、この貴重な10年を思う存分に充実させ、自分の人生をプロデュースして欲しいと思います。
「MOTTAINAI」とは、単に消費に気を遣ってエコな生活をしよう、というメッセージに終始している訳ではありません。ややもすると日常に埋没して、普段と同じようなことをして、同じような人と付き合い、同じような毎日を繰り返してしまうのが人間の性だとは思うのですが、そこで「MOTTAINAI」と自分に言い聞かせ、いつもと違う思考や行動を積み重ねてみる。エネルギーや自然環境と同様に、「時間」も限りある資源として扱う。そんなひとりひとりの姿勢が大事だなと思います。
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by mottainai-lab
| 2014-08-31 16:21
| 安藤美冬
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安藤美冬のMOTTAINAIブログ vol.11

「アイデアは移動(距離)に比例する」とは、私が愛読しているクリエイター・高城剛さんの言葉です。「生活圏内」の外に飛び出すことによって、つまり「圏外」へテリトリーを広げることで、脳が刺激され、視点も変わり、結果これまでと異なるアイデアに恵まれたりするということです。
仕事の3割くらいは連載や書籍の執筆、ブログなどSNSでの発信に割いている私にとっても、「移動」は日常茶飯事です。どこにいても仕事ができる執筆の仕事は、今やスマホやタブレット、PCを旅行カバンに入れて、主にLINEやFacebook、メールで仕事相手とやり取りをしながらこなせるようになりました。「固定化された場所」から解放された現代の私たちは、もっと国内外問わずあちこち動き回り、自分を解放し、感性を研ぎすませ、未来へ思考を深めていくチャンスに恵まれています。
直近一ヶ月を振り返ってみても、かなりの移動距離です。京都、仙台、北海道、台湾、スリランカ……。この原稿を書いている3日後には大阪へ、1週間後は山形へ、10日後は「ピースボート」という世界一周する船に乗り込み、乗客の皆さんへ講演をさせていただくために中東、ヨーロッパへと移動します。自分としては「まだまだ移動が足りない!」という感じで、そのうち高城剛さんを後追いするかのように、賃貸マンションも解約してホテル住まいをしながら各地を旅してもいいんじゃないか……なんて考えたりもしています。
これはちょっと極端かもしれませんが、誰にとっても通勤、通学、出張、旅行など「移動」は日常の一部です。すると、移動と必ずセットになるのは、「移動手段」。主には徒歩、自転車、バイク、自家用車、タクシー、電車、新幹線、船、飛行機というところでしょうか。さらには、「移動中に何をするのか」ということも。「移動」そのものの行為はもちろん、その「移動」をどうやって、そして何をするのかが、刺激やひらめきには重要なポイントになると思います。
私は時々、ちょっと奮発して移動にお金をかけるようにしています。新幹線はグリーン車だったり、電車でアクセスしづらいところはタクシーを利用するという程度なのですが。快適な環境を意識的につくって、普段の移動ではあまりやらないこと——例えばプチ瞑想、現状の振り返りと未来への計画、感情の整理、原稿作成、新しいアイデアや企画を練る——に充てるようにしています。通常の移動は「タイムリミット」、つまり目的地までの時間も決まっていますし、さらにはちょっと奮発したとあれば、程よい緊張感も相まって作業がはかどるのが気に入っています。
せっかくの移動を何となく過ごしては「MOTTAINAI」。今一度、どんな風に過ごすかを考えてみてはいかがでしょう。
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by mottainai-lab
| 2014-08-29 16:20
| 安藤美冬
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MOTTAINAIをお届け/文:島本美由紀
みなさん、こんにちは。
料理研究家の島本美由紀です。今回はみなさんにお願いがあってブログを書いています。
私は食の仕事を通じて東南アジアに訪れることが多く、ストリートチルドレンや孤児院で暮らす子供たち、親がいない子、家を失った子、勉強がしたいのになかなかできない子供たちに、たくさん出会ってきました。
いつも胸が締め付けられる思いでしたが、そんな子供たちに、今の私ができることってなんだろう・・・。そう考え、「まずは行動してみよう。」という答えを出したのです。
数年前からブログなどで呼びかけ、発展途上国の子供たちに、文房具や捨てるにはもったいないけど使っていないものを手渡すプロジェクトをスタート!
旅が好きなので、発展途上国を訪れたついでに、呼びかけで集まった文房具やタオルなどを孤児院や村の子供たちに届けることに。使わずに家で眠ったままのものが、発展途上国の子供達にとっては宝物になるのです。
今回は、カンボジア、ベトナム、パプアニューギニアに続き、タイのチェンマイにある「バーンロムサイ」というエイズ孤児たちが暮らす施設に、MOTTAINAIものを届けることにしました!
両親の死や差別、虐待などの辛い体験をした3歳から18歳までの子供たちが、30名暮らしていているのですが、現在はこの場所を自分の家だと思って安心して生活しています。

先日取材で訪れたのですが、緑あふれるこの場所は子供たちの笑顔で元気いっぱいでした。


そこで、この施設にみなさんのMOTTAINAIを届けるために、今回もみなさんに文房具やタオルなどの寄付をお願いできたらと思っています。
もう使う予定のない鉛筆や消しゴム。趣味とは違うけど使っていないタオルやハンカチ。お祭りで子供たちに配る予定だったけど残っている紙風船やシャボン玉など。未使用のものがあれば、いただけませんか?
また、1~2個しかないけど、使ってないから渡して欲しい!お金を合わせてこれを買ってあげたい。など、そんな気持ちも、もちろん喜んで!!頂いたものは私が責任を持って、料理研究家 島本美由紀が、みなさんのMOTTAINAIとその心&気持ちを直接届けに行ってきます。

・・参考までに、喜びそうなもの・・
文房具(画用紙やクレヨン、エンピツ、ノート、消しゴム、色鉛筆など。)、折り紙、ポーチ、タオル、ハンカチ、風船、石鹸や日常品も喜びます。
みんなで広めるMOTTAINAI運動。ぜひ、その第1歩をタイの子供達にプレゼントしていただけませんか?どうぞよろしくお願いします。
<受付&送付先>
受付期間: 10月末まで
タイへの渡航1回目は9月中旬を予定しております。
今回の渡航までに集まったものはできるだけ持参する予定ですが、どうしても持っていけないものがあった場合、次回渡航の際に責任をもってお届けします。
〒100-8051
東京都千代田区一ツ橋1-1-1
パレスサイドビル1階 MOTTAINAI SHOP
「世界の子供たち支援受付係」
※お電話でのお問い合わせは、対応できかねますのでお手数をおかけしますが、下記お問い合わせフォームよりお願いいたします。
http://shimamotomiyuki.com/contact.html
<ご持参の場合>
東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)徒歩1分
都営三田線「神保町駅」(A8出口)徒歩5分
受付時間:11時~18時 月~金(土日祝・夏期・年末年始はお休み)

料理研究家の島本美由紀です。今回はみなさんにお願いがあってブログを書いています。
私は食の仕事を通じて東南アジアに訪れることが多く、ストリートチルドレンや孤児院で暮らす子供たち、親がいない子、家を失った子、勉強がしたいのになかなかできない子供たちに、たくさん出会ってきました。
いつも胸が締め付けられる思いでしたが、そんな子供たちに、今の私ができることってなんだろう・・・。そう考え、「まずは行動してみよう。」という答えを出したのです。
数年前からブログなどで呼びかけ、発展途上国の子供たちに、文房具や捨てるにはもったいないけど使っていないものを手渡すプロジェクトをスタート!
旅が好きなので、発展途上国を訪れたついでに、呼びかけで集まった文房具やタオルなどを孤児院や村の子供たちに届けることに。使わずに家で眠ったままのものが、発展途上国の子供達にとっては宝物になるのです。
今回は、カンボジア、ベトナム、パプアニューギニアに続き、タイのチェンマイにある「バーンロムサイ」というエイズ孤児たちが暮らす施設に、MOTTAINAIものを届けることにしました!
両親の死や差別、虐待などの辛い体験をした3歳から18歳までの子供たちが、30名暮らしていているのですが、現在はこの場所を自分の家だと思って安心して生活しています。

先日取材で訪れたのですが、緑あふれるこの場所は子供たちの笑顔で元気いっぱいでした。


そこで、この施設にみなさんのMOTTAINAIを届けるために、今回もみなさんに文房具やタオルなどの寄付をお願いできたらと思っています。
もう使う予定のない鉛筆や消しゴム。趣味とは違うけど使っていないタオルやハンカチ。お祭りで子供たちに配る予定だったけど残っている紙風船やシャボン玉など。未使用のものがあれば、いただけませんか?
また、1~2個しかないけど、使ってないから渡して欲しい!お金を合わせてこれを買ってあげたい。など、そんな気持ちも、もちろん喜んで!!頂いたものは私が責任を持って、料理研究家 島本美由紀が、みなさんのMOTTAINAIとその心&気持ちを直接届けに行ってきます。

・・参考までに、喜びそうなもの・・
文房具(画用紙やクレヨン、エンピツ、ノート、消しゴム、色鉛筆など。)、折り紙、ポーチ、タオル、ハンカチ、風船、石鹸や日常品も喜びます。
みんなで広めるMOTTAINAI運動。ぜひ、その第1歩をタイの子供達にプレゼントしていただけませんか?どうぞよろしくお願いします。
<受付&送付先>
受付期間: 10月末まで
タイへの渡航1回目は9月中旬を予定しております。
今回の渡航までに集まったものはできるだけ持参する予定ですが、どうしても持っていけないものがあった場合、次回渡航の際に責任をもってお届けします。
〒100-8051
東京都千代田区一ツ橋1-1-1
パレスサイドビル1階 MOTTAINAI SHOP
「世界の子供たち支援受付係」
※お電話でのお問い合わせは、対応できかねますのでお手数をおかけしますが、下記お問い合わせフォームよりお願いいたします。
http://shimamotomiyuki.com/contact.html
<ご持参の場合>
東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)徒歩1分
都営三田線「神保町駅」(A8出口)徒歩5分
受付時間:11時~18時 月~金(土日祝・夏期・年末年始はお休み)

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by mottainai-lab
| 2014-08-28 13:47
| 島本美由紀
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食べ物のMOTTAINAI話(その2)/文:長野麻子
日本だけでなく、世界でも食べ物の「MOTTAINAI」ことは問題にされています。
国際機関のレポートによれば、世界の食品廃棄による経済的損失は年間約7500億ドル(約75兆円)と推計され、気候変動、水や土地の利用、生物多様性などの環境問題にも悪影響を与えているとされています。
この大きな課題を解決するため、ヨーロッパでは、2020年までに食品廃棄を半減するという目標を掲げ、各国でキャンペーンやイベントが行われています。
例えば、フランスでは、「卵を盗む者は、牛を盗む者になる(小さな盗みもやがて大きな犯罪になる)」という諺をもじって、「卵を捨てる者は、牛を捨てる者になる」というキャッチコピーで、消費者に食べ物のムダをなくすよう訴えています。

また、捨てられる運命にある食べ物を使ってスープを作り、音楽や踊りとともに楽しむ「Disco Soup」というイベントがヨーロッパで広がっているそうです。
日本でも来たる7月21日(月・祝)15時~18時に高円寺北口駅前広場で「Disco Veggie」と称したイベントが開催されます。お近くの皆さん、ぜひ遊びにいってみてください。食品ロスをおいしく楽しく減らすイベントとして、日本でも広がるといいなと思っています。

国際機関のレポートによれば、世界の食品廃棄による経済的損失は年間約7500億ドル(約75兆円)と推計され、気候変動、水や土地の利用、生物多様性などの環境問題にも悪影響を与えているとされています。
この大きな課題を解決するため、ヨーロッパでは、2020年までに食品廃棄を半減するという目標を掲げ、各国でキャンペーンやイベントが行われています。
例えば、フランスでは、「卵を盗む者は、牛を盗む者になる(小さな盗みもやがて大きな犯罪になる)」という諺をもじって、「卵を捨てる者は、牛を捨てる者になる」というキャッチコピーで、消費者に食べ物のムダをなくすよう訴えています。

また、捨てられる運命にある食べ物を使ってスープを作り、音楽や踊りとともに楽しむ「Disco Soup」というイベントがヨーロッパで広がっているそうです。
日本でも来たる7月21日(月・祝)15時~18時に高円寺北口駅前広場で「Disco Veggie」と称したイベントが開催されます。お近くの皆さん、ぜひ遊びにいってみてください。食品ロスをおいしく楽しく減らすイベントとして、日本でも広がるといいなと思っています。

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by mottainai-lab
| 2014-08-11 14:56
| 長野麻子
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安藤美冬のMOTTAINAIブログ vol.9
風評被害を食いつくせ!

先日、京都に行ってきました。大学での仕事を終えてそのまま新幹線に飛び乗り、京都に到着したのが夜22時頃。今回の目的は、東北震災復興イベント『解放食堂』を主催するためです。
『解放食堂』とは、先の都知事選に立候補した起業家・家入一真さんが発起人となってはじめたイベントで、コンセプトは「風評被害を食いつくせ!」。つまり、震災以降にスーパーなどから姿を消してしまった東北産の野菜や魚、お肉などの食材を風評被害から守り、若い人たちのパワーで美味しく食べようとするチャリティーイベントです。
もちろん、Yahoo!復興デパートメントさんやオイシックスさんからもサポートをいただいたりしながら、可能な限り安心して食べられるような食材を準備し、お客さんをお迎えしています。

これまで東京は渋谷、銀座、赤坂、地方では名古屋、大阪などで複数回開催してきたのですが、今回はカフェカンパニーさんとサントリーさんの全面協力をいただき、京都の『伊右衛門サロン』にて開催することになりました。
来場者は、なんと180名。過去最大規模の参加人数です。
伊右衛門のお茶はもちろん、福島産の「幻のお酒」と呼ばれる『虎マッコリ』、東北産の豚やとうもろこしやお米などをふんだんに使った料理が並び、来場者の舌を存分に楽しませてくれました。

想像してみてください。放射能などの検査を適切に行い、「安全だ」と太鼓判が押されたはずの食材までもが、風評被害によって誰のもとに渡るでもなく廃棄されているとしたら、それこそMOTTAINAIと思いませんか?
少しでも不安のあるものを食べたくないのは人間の心情だとは思いますが、そうでないものは、私は積極的に食べていきたいし、何よりそれが東北の農家さんや地域を支える行為だと思っています。そして、そうした取り組みというのは、あまりシリアスになりすぎないほうがいい。美味しいごはんやお酒を片手に、集まった人とわいわい語らい、ハッピーな気持ちで過ごす時間こそが大事だと思うのです。

途中では、京都の法然院の貫主さんのお話や、東北の子どもたちを守るNPOの代表を務める方と仙台とのSkype対談を実現させるなど、様々な催しもので参加してくれた人たちも楽しんでもらえたようでした。
この『解放食堂』を全国各地で開催して、美味しい食事で東北を応援する輪を広げていきますので、皆様の地元で開催される際は、是非足を運んでくださいね!

先日、京都に行ってきました。大学での仕事を終えてそのまま新幹線に飛び乗り、京都に到着したのが夜22時頃。今回の目的は、東北震災復興イベント『解放食堂』を主催するためです。
『解放食堂』とは、先の都知事選に立候補した起業家・家入一真さんが発起人となってはじめたイベントで、コンセプトは「風評被害を食いつくせ!」。つまり、震災以降にスーパーなどから姿を消してしまった東北産の野菜や魚、お肉などの食材を風評被害から守り、若い人たちのパワーで美味しく食べようとするチャリティーイベントです。
もちろん、Yahoo!復興デパートメントさんやオイシックスさんからもサポートをいただいたりしながら、可能な限り安心して食べられるような食材を準備し、お客さんをお迎えしています。

これまで東京は渋谷、銀座、赤坂、地方では名古屋、大阪などで複数回開催してきたのですが、今回はカフェカンパニーさんとサントリーさんの全面協力をいただき、京都の『伊右衛門サロン』にて開催することになりました。
来場者は、なんと180名。過去最大規模の参加人数です。
伊右衛門のお茶はもちろん、福島産の「幻のお酒」と呼ばれる『虎マッコリ』、東北産の豚やとうもろこしやお米などをふんだんに使った料理が並び、来場者の舌を存分に楽しませてくれました。

想像してみてください。放射能などの検査を適切に行い、「安全だ」と太鼓判が押されたはずの食材までもが、風評被害によって誰のもとに渡るでもなく廃棄されているとしたら、それこそMOTTAINAIと思いませんか?
少しでも不安のあるものを食べたくないのは人間の心情だとは思いますが、そうでないものは、私は積極的に食べていきたいし、何よりそれが東北の農家さんや地域を支える行為だと思っています。そして、そうした取り組みというのは、あまりシリアスになりすぎないほうがいい。美味しいごはんやお酒を片手に、集まった人とわいわい語らい、ハッピーな気持ちで過ごす時間こそが大事だと思うのです。

途中では、京都の法然院の貫主さんのお話や、東北の子どもたちを守るNPOの代表を務める方と仙台とのSkype対談を実現させるなど、様々な催しもので参加してくれた人たちも楽しんでもらえたようでした。
この『解放食堂』を全国各地で開催して、美味しい食事で東北を応援する輪を広げていきますので、皆様の地元で開催される際は、是非足を運んでくださいね!
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by mottainai-lab
| 2014-08-10 16:59
| 安藤美冬
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安藤美冬のMOTTAINAIブログ vol.10

先月末、友達を訪ねに北海道へ旅行にいきました。午前中に東京で仕事をして、夕方札幌に到着。翌日夜には再び飛行機に乗って東京へ戻るという、賞味27時間くらいの短い滞在だったのですが、気の置けない友達と美味しいモノをお腹いっぱい食べられた、楽しい時間を過ごしてきました。
旅のハイライトは、なんといってもラベンダーが咲き誇る富良野。以前からテレビや雑誌で見ていたものの、実際に目で見て、足で歩いて、鼻で香りを吸い込む体験は格別です。今回は富良野の観光名所「ファーム富田」にお邪魔しました。
ラベンダーといっても様々な種類があるようで、旬のピークを過ぎたラベンダーもあれば、今が見頃な種類もあって、目にも楽しい。少しだけ花を摘んで指でつぶすと、フレッシュな芳香を放ってくれます。
「ファーム富田」では、「ラベンダーソフトクリーム」「ラベンダーラムネ」など、ラベンダーを使った食べものの他に、「ポプリ」「ラベンダー入り枕」「化粧水」「ラベンダー精油」など、様々な商品が所狭しと売られていました。目で見て、鼻で嗅いで、舌で味わって、肌にも塗れるラベンダーは万能で優秀なハーブなのです。
ラベンダーは起源も古く、古代ローマ人が好んで浴槽に入れていたと伝えられています。筋肉や精神をほぐしたリラックス効果、睡眠障害や肌のケア、切り傷や火傷などの炎症を鎮めるなど、早くから人間の生活に馴染み、重宝されてきました。ハーブの効能を見極めて、日々の生活に取り入れる人間の知恵も素晴らしいですが、何よりもこんなに「オーガニックな薬」が自然界に存在していることに驚かされます。その存在に素直に感謝する気持ちが、「MOTTAINAI」の心の土台にあるような気がします。
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by mottainai-lab
| 2014-08-10 16:00
| 安藤美冬
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