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何がほしい?原発?それとも、エネルギー?/文:ペオ エクベリ

~原発に関する投票があった国からの経験。~


皆さん、地震は大丈夫でしたか?僕はちょうどアフリカにいたので、ずっと外から日本の状況を見ていました...

スウェーデンで生まれた僕は、原発に関しては、直接、間接的に経験したことがあります。良かったら、皆さんにその体験や原発に関する解決法について紹介したいと思っています。

1980年 − 僕が小学5年生の時 − スウェーデンでは世界初の「原発をなくすか、あるいはしばらく続けるか」に関しての国民投票がありました。きっかけはアメリカでのThree Mile Island原発事故でした。僕は11歳なのに授業では友達や先生と議論を行いました: 「原発は事故が起こらない限り問題はありませんが、使い終わると毒素を含むゴミが出て、その毒素がなくなるまでには少なくとも2万年かかる…」。 穴を掘って、山の下に2万年以上そのゴミを保存する必要がある…を考えれば...hmmm. ここで、ちょっとタイムトラベルしましょう。2万年前のヨーロッパでは、私たちの祖先は洞窟の中に住んでいました。石器時代でした...

小学校で原発の議論を続けた。私たちはたしかに、原発のおかげで夜に電気をつけて明るくしたり、楽しいテレビ番組を見ることができるけど、出る「電気ゴミ」の始末は2万年先の未来の世代へ任せることを考えれば…? 

スウェーデンの国民投票の時、僕は投票できる歳ではなかったので、両親に「お願い、反対に投票して。ぼくが大人になってから“電気ゴミ”の掃除はしたくない!」 僕は、両親と一緒に投票ブースへ行き、両親は僕のために「原発を閉める」案に投票してくれました。国民投票の結果?スウェーデンでは「現在ある原発を寿命まで使うが、徐々に原発は廃止する」ことになりました。

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原発の国民投票inスウェーデン 1980年  当時の「原発反対シンボル」

当時は今と違って、グリーンエネルギーに関する知識はほとんどありませんでしたが、スウェーデン国民はこの決断のおかげでグリーンエネルギー(再生可能エネルギー)の研究などへの投資が増えました。現在、スウェーデン全国の電力使用量のほぼ半分にあたるが、バイオマス、水力、風力などのグリーンエネルギーです。

1986年、次の事故が起こりました。当時のソ連でチェルノブイリ原発事故がありました。ソ連の海を挟んだ隣にスウェーデンがあります。1000km以上 離れているのに、風はスウェーデンに向かって吹いており、放射能の一部がスウェーデンの森に飛んできました。そのため、スウェーデン人にとって大切な食材のブルーベリーやキノコは影響されて、その当時、しばらくの間は食べられなくなりました。その後、肉(スウェーデンの伝統的なトナカイの肉)の販売も禁止。その当時、しばらくの間は私のおばあちゃんの時代から食文化の一部を急に食べられなくなりま した...


国民投票の結果通り、スウェーデンの12基の原発のうち2基目がすでに閉鎖されました。両方とも、私の出身地マルメ市の原発でした。この原発で、長年働いたスタッフの1人は私の従妹の夫です。国は、以前の投票結果から対策を立て、失業者が増えないための切り替えプランを持っていました。僕の従妹の夫は、今ではソニー・エリクソン携帯電話会社に勤めています。

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2005年6月1日 2機目の原発閉鎖、当時の 「スウェーデンDN新聞」の記事。

スウェーデンでの結果は?
グリーンエネルギーは次から次へ導入しています。風力、ソーラー、水力…そして、とにかく食べないジャガイモの皮やバナナの皮、コーヒーのかすでエネルギーを作ったり、個人でも会社でも風力などのエコ賢いエネルギーは自由に選べられるシステムができています。

そして信じられないほどすばらしい経済効果になった:
スウェーデンの経済成長(国のGDP)は毎年3%〜5%成長しています。


去年、政府が発表したスウェーデンの新しいビジョンは: 
「2050年までにCO2削減を100%します!」。それは原発を増加せずに、石油もまったく無くす社会です。


最後に、皆さんにぜひ伝えたいのはスウェーデンでは面白い言い方があります: 
「本当にほしいのは何?原発?それともエネルギー?」
   by mottainai-lab | 2011-04-13 20:08 | ペオ エクベリ | Comments(0)   

バナナペーパープロジェクト/文:ペオ・エクベリ

まずはお知らせから。
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今年は「国際森林の年」です。
そこで、私たちはアフリカの友達と一緒に森林保護のため、面白い
新プロジェクトをスタートしました。
その名も、「バナナペーパー」!

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今週末、2月13日のNHK BS1の番組の中で、
少し紹介されているのでよかったらぜひぜひ見てください!

時間: 2月13日18:00~
(再放送:2月 20日 (日) 午後0:00~午後0:45

番組: NHK BS1
  地球ドキュメント「ミッション」一枚の名刺から世界を変える!

Webサイトはこちらをクリック
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森と言えば、私は子どもの頃森の中に住んでいました。
隣に家がなかったため、私たちの家は本当の「人間園」でした
(動物園の逆、森の野生動物が私たちを見に来た、笑)。

大人になってからは、私はジャーナリストとして世界中の森に訪問してきました。ボルネオの熱帯雨林やアマゾン、アフリカの森、インドの森、日本の森…などを。

現在、世界中の森の面積が減っています。
私とワイフは毎年訪問するアフリカでも木々が地域によって早いスピードでなくなっています。その一つの理由としてあげられるのが、世界の富の不平等に影響を受けた貧困問題です。

例えば、私たちの友達は南部アフリカのザンビアで、可愛い村に住んでいます。
でも、一日に100円さえも得られない人が多い。平均寿命はわずか約37才
村の女性たちは仕事として木を切っています。
そして電気のない家庭に料理用のマキとして売っているのです。

同時に、貧困問題が原因で野生動物の密猟の問題が起こっています。

私たちの友達の村のまわりには、素晴らしい生物多様性があります。
海外の薬の影響であいにくサイが絶滅してしまいましたが、
他の美しい動物はまだ残っています。
ヒョウ、シマウマ、ライオン、キリン、
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そしてアフリカのゾウ!!
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私たちは何度もゾウを見ていますが、野性のゾウが目の前に現れると、
いまだに毎回、本当に感動してしまいます!
この巨大な美しい動物が地球に存在しているのは…奇跡!!

でも毎年、貧困問題と、海外の象牙の商品の市場がまだあるため、
たくさんのゾウが命を失っています。

アフリカで学んだ面白い「ゾウと森のつながり」があります。
ゾウは植林の役割を持っています。ゾウは木の種を食べてから、
家族と移動しながらその種をフンを通して「木を植える」。
その木のおかげで、砂漠化が減る、村の井戸水もより豊かになる。
すごいと思いませんか、この自然のつながり!ゾウを守れば森も増える、
きれいな水もより手に入りやすくなりますね!

そして森に関する負担はもう一つあります。
それは、私たちが使っている紙。
先進国の人々は持続『不可能』な林業からの紙を使っていること…

…そこで、私たちはアフリカの友達と一緒に、
貧困をなくし、森や野生動物を尊敬する事につながる
面白いアイデアを考え出しました!

それが、【バナナペーパー】プロジェクト!


名前を聞いただけで楽しくて、美味しそうだと思いませんか?
今年から、アフリカでの村の女性たちと一緒にこのフェアトレードの質のよい
バナナペーパーのエコビジネスを始めます。

まずはエコ名刺を作ります!
名刺一枚が世界を変えることができますか?
最後の「バナナペーパーの利点」をぜひ読んでください:

バナナペーパーは…
●貧困を減らす。(村の女性たちの自立支援になる!)
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写真:村の女性たちと一緒にバナナペーパーを作っています

●森を守る。
(バナナペーパーはすぐ再生する茎からできるので、木は1本も切らなくていい!)
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写真:アフリカのバナナ畑の中!


●生物多様性を守る。
(地球上の野生動物の約50%は森に住むため、
 バナナペーパーのおかげで動物の生息地を保つ!)

●省エネ、節水につながる。

 (木から紙を作るには12~14工程があり、エネル
ギーや水をたくさん使うが、バナナペーパーはその半分の工程でできる。)

●オーガニック。
(木から紙を作るには、化学物質が必要だが、バナナペーパーは不要。)
しかもバナナ畑も無農薬!


詳しくは日本-アフリカのWebをぜひ見てください。
www.oneplanetcafe.com
   by mottainai-lab | 2011-02-13 11:26 | ペオ エクベリ | Comments(0)   

今日から、すべての生き物を「パンダ」と呼ぶことにしましょう!COP 10の国際会議!/文:ペオ エクベリ

国際会議in名古屋COP10が始まりました!

今回の国際会議で、生物多様性 - すべての生き物のつながり – を守るための国際ルールを決めることができるでしょうか?

So, what can I do?
そして私たちはなにができるでしょうか?



一つの面白い提案:
すべての生き物を「パンダ」と呼ぶことにしましょう!

本当に!?…ちょっと『エコジョーク』がすぎるかもしれないけど
意外に考えさせられるキャンペーンが何と、サッカー界から現れました!!

地球上の「生物多様性」は1970年代から約30%も減りました。たくさんの動植物の種類が毎日絶滅しています。生物多様性の減少を止めなければ2030年のごろに合計「地球2個分」が必要になると言われています。(出典:WWF

そんな中、サッカー選手による面白いキャンペーンを見つけました!

生物多様性の豊かなアフリカでは、有名なサッカー選手たちが国連と一緒に
「生物多様性保護キャンペーン」を始めたのです!

写真をみてください↓
カメルーンや世界でもっとも有名な選手の一人、 Samuel Eto (エトー選手)が
「だれもがパンダを可愛いと思っているので、今日からすべての生き物を「パンダ」と呼ぶことにしましょう!例えばこのパンダ」。と言ってイボイノシシを紹介しているのです!
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パンダは後約1600頭しか残っていないと言われていますが、同時に保護の成功事例の一つでもあります。
パンダを食べる・お土産として売ることは国際的でも中国国内でも禁止。そのルールや保護のおかげでパンダの数は実際に増えています!

今日から、私たちがパンダと同じ愛情や尊敬を他の絶滅危惧種や野生動植物にも与えれば、生物多様性の回復はきっと上手くいくはずだと思いませんか。

どうでしょうか?
エトー選手と同じように、あんまり可愛くない(?)生き物のイボイノシシやトラも「パンダ」、オオカミやクジラも「パンダ」、サボテンも杉の木もサメもカバも…すべての生き物は今日から「パンダ」と呼ぶことにしましょう!

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Webリンクも見てみてくださいね。 ↓
サッカー選手と生物多様性のキャンペーン

生物多様性と私たちのつながりについてのアニメ

   by mottainai-lab | 2010-10-15 18:58 | ペオ エクベリ | Comments(0)   

生物多様性と賢いサッカーボール!/文・ペオ エクベリ

次回は「冒険の旅inインド」について書きたいと思っていますが、
その前にサッカーワールドカップと生物多様性についての面白いニュースを。

自然保護団体のWWFが先日「FSCのサッカーボール」を発表しました。
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私は世界記録保持者としてこのボールを使いながら
WWFのプレスリリースのお手伝いをしました。

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「世界記録って?」って思いますよね。
ちょっと鼻高々の話でごめんなさい...。私はサッカーの大ファンなんですが、
(もちろん日本代表の事も応援しています!)実は、15才と16才と19才の時、
サッカーリフティングで3つの世界記録を取ったんです...。
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(写真:15才の時、初めての世界記録を取った時のスウェーデン新聞
    「記録へのチャレンジに成功!」というようなタイトルの記事でした。)




2002年の日韓ワールドカップの埼玉での開会式では、スウェーデンのスポーツ大臣と一緒にパフォーマンスもしました。頭だけを使って、ボールを落とさずに、リフティングをします。(自己ベストは1時間30分/10,000回以上連続)


さて、話は戻ってWWFの「FSCサッカーボール」の話ですが、FSC覚えていますか?
(一本の木を取ったら、一本の木を返す、持続可能な林業や野生動物を守るエコラベル)。WWFがのFSC認定のサッカーボールの中にある空気を入れる「バブル」はFSC認定のゴムの木からできています。しかも、このボールは途上国の子どもたちを守る「フェアトレード認定」のサッカーボール!

本当に素晴らしい、可愛いボールです。エコ+楽しさ=希望と思いませんか?

●WWFのプレスリリースはこちら:


そして最近もう一つの生物多様性とかかわるプレスリリースに参加しました。「環境に優しい電機メーカーランキング」の国際発表in秋葉原!「最初にグリーンになるのは誰だ?」というスローガンで、国際NGOのGreenpeaceが毎年発表する国際ランキングです。欧米、日本、インドなどの国々の電機メーカーを厳しい基準でランキングしています。
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その中でも注目したいのが、生物多様性にかかわること。
分別システムがまだ進んでいない途上国では使い終わった電機製品をそのまま捨てしまい、バッテリーやケーブルなどの部品の有害物質が自然に流れ、「Eウェイスト」になってしまう。この「Eウェイスト」によって、人間と野生動物は被害を受けています。私はアフリカやインドなどの途上国へ行くときに、ほぼ毎回Eウェイストの問題を実際に見ています。

「環境に優しい電機メーカーランキング」のおかげで、消費者がよりグリーン製品を選ぶことができる。企業がより環境に正しい製品の作り方のノーハウも得られます。そしていつか「自然に返すことができる」電化製品になることができるのだと思います。

●「環境に優しい電機メーカーランキング」(日本語版)はこちら


これから、ワールドカップや可愛いFSCのサッカーボールを楽しみながら、
日本代表を応援したいです!
   by mottainai-lab | 2010-06-15 17:15 | ペオ エクベリ | Comments(1)   

生物多様性と私たちのチャンス!/文・ペオ・エクベリ

前回のブログの書き方であいにく誤解を招いてしまったようですが、
海外に行く際(国際会議に参加している時など)私が好きな日本が批判されると
私も悲しくなります(人生の半分はこの国に、家族も日本人ですから)。
言いたかったのは、様々な動物が危機にあると言う事
私たちと生物多様性のつながりのこと。

ところで、日本語の素晴らしい言葉の一つはこの「危機」ですね。
最初の「危」の意味は Danger (危険)が、
その次の「機」の意味は?そう!Chance(機会)ですね!
今回のブログ、私たちは人間として、
どうやって生物多様性を守ることができるかの提案に切り替えましょう!
アイデアをぜひ聞かせてください。

今年2010年は地球にとって二つの素晴らしいイベントがあります。

 1.国連の国際生物多様性年です。
 2.名古屋で生物多様性の国際会議が開かれます(10月)。


私たち皆にとって生物多様性の大切さと楽しさを学ぶチャンス!
最近の映画(オーシャンズ、アバターなど)でも
生物多様性の美しさと大切さが紹介されています。
アバターといえば、監督James Cameroon氏は
先日のインタビューで「自然に返すことができる以上に取らないこと」を語りました。
私も以前のブログで、この人間が生まれる前から自然によって決まっているルールを
お伝えしました。

生物多様性 - 野生動物、虫、植物などのバラエティ - のおかげで、
私たちはきれいな水、空気(酸素)、食べ物...などをもらっています。
例えば、私たちが食べている食品の約30%は蜂のおかげでできています!
すごいと思いませんか?
しかしあいにく蜂を含む、世界中のたくさんの動物が減っています。
アインシュタインも「蜂がいなくなったら人間も4年で絶滅する」と言いました。

多様性の大切さをより分かりやすくするため、銀行口座に例えてみましょう。
口座の中に入っているお金を少しずつ取り出して、
何も返さなければお金は口座からどんどん減っていきます。
地球は生命の「口座」です。地球の資源(野生動物を含む)はその口座の「お金」です。
その資源を返すことができる以上に取れば、
私たちにとって必要な資源がなくなってしまいます...

これからは
"What we can do as humans" (人間としてすべきこと)にフォーカスしましょう!
「誰々だって○○を食べてるから、私たちも△△を食べる権利がある!」
といった議論は、人間の世界の中だけの事で、”解決する方法“ ではないと思います
(ちなみに、私は環境を守るため肉を食べないベジタリアンです)。

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現在減っている動物の一部。野生動物は地球の宝物。

※パンダ、トラ、ゾウ、マウンテン・ゴリラの
データ出典はすべてWWFです(World Wildlife Fund)

・パンダ(1600頭/2004) ⇒詳しくはコチラ
・トラ(4000頭/2009) ⇒詳しくはコチラ
・ゾウ(約120万頭~約50万頭/2010)⇒詳しくはコチラ
・マウンテン・ゴリラの数(後約700頭)⇒詳しくはコチラ
・蜂の減少について詳しくはコチラ⇒BBC SCIENCE 


PROBLEM and SOLUTION 問題と解決
現在50種類以上の動植物が毎日地球上から絶滅しています。
人間が1時間議論している間に2種類が消えている計算です
(最近のデータには、1日100種類以上というものもありますが)。

じゃあ、資源は取っていけない?食べてはいけない?
いいえ、それは生物多様性に関する誤解です。

例えば森の木を考えてみましょう。
一本の木を取っても、2本の木を返せば(植林など)、
地球の口座はより豊かになりますね(サステナブルな林業)。

そのような考えに基づき保護されている森からの木を使った
商品(家具、紙、楽器など)が実際にあるって、知っていますか?
このような商品にはFSCというエコラベルが付いています(写真↓)。
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地球の野生動物の半分が森に住んでいるため、
FSC商品を選ぶということは、自動的に絶滅危惧種も守るということ!
簡単ですよね。

魚も同じです。
いくつかの魚の種類は世界の海から減っています。
問題は「乱獲」です(魚が回復できる以上に速いスピードで取ってしまうこと)。
日本人がよく食べるマグロだけでなく、
スウェーデン人がよく食べるタラ、先進国でよく食べるサーモンなどです。

知っていますか?
ヨーロッパの海では、60kmほどの長さの漁獲用の網が発見されました
(国連のデータ)。
国際条約では、2,5km以上の網は禁止されているのに…。
世界の海の魚の72%はすでに回復できる以上に取ってしまっている
(国連UNEPの2004年)。

ここでもチャンスです!
私たちにできる面白い行動があります。
森の場合はFSCでしたが、魚の場合MSCというエコラベルがあります。

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それは「魚が回復する時間を配慮した漁業」による魚です。
いつまでも続けられる漁業のための仕組みですね。
日本でもMSCの魚が販売されています!
今度お店でぜひ探してみてください。

私たちは人間として、どうやって積極的に
絶滅危惧種や生物多様性を守ることができると思いますか?
解決のためのあなたのアイデアをぜひ聞かせてください。
提案を楽しみにしています。

PS これから私はインドへ野生トラを見に行きます!
   地球にはあと4000頭しか残っていないため出会えるかな?
   トラ年だからこそ運がいいかな?わくわくします!
   by mottainai-lab | 2010-04-27 18:27 | ペオ エクベリ | Comments(2)   

日本に対する怒りが世界中で溜まっている。知らないのはMottainai…/文・ペオエクベリ

日本に対する怒りが最近、世界中で溜まっているように感じます。
アフリカに行った時、ある人が私の妻(日本人)に対して怒っていました
(とても怖かったです)。
オーストラリアにいる日本人の知り合いも同じ経験したそうです。
(オーストラリア人が日本人の彼女に対してとても怒っていたそうです。)
スウェーデンの友達からは日本人に対する怒りのeメールも最近届きました…

キーワードは:生物多様性

今年は「国際生物多様性年」って、知っていますか?
生物多様性…地球上のいろんな動植物がお互い依存しています。
数千万種類の生きものがこの地球にいると言われています。
その中のたった一つが…人間。

そこで大切なMottainaiの話です:

・1日に50種類以上の動植物が絶滅している。絶滅という意味が
「いつまでも戻らない」って、知らないのはもったいない。

・ 多くの絶滅した動植物は人間のライフスタイルのせいって、
 知らないのはもったいない。

・ きれいな水、きれいな空気、食べ物やお菓子が手に入るのは
  野生動物のおかげって、知らないのも、もったいない。

・ イチゴが好き?それは蜂のおかげ。きれいな海が好き?それはサメのおかげ。
  野生動物がなくなれば、人間もサヨナラって、知らないのは本当にもったいない。

・ そこで、世界の怒り。世界の国々が野生動物や絶滅危惧種を
  守るための国際約束に従っているのに、
  日本がその約束を無視している、というのが世界の怒りの原因。

・ クジラ、サメ、マグロ、ゾウ、ウミガメ…海外ではこの絶滅危惧種を販売すれば
  厳しい罰則になるのに、日本では自由に食べたり、使ったりすることができる。
  日本のレピュテーションがこれで悪くなっているのは、もったいない。


クイズ!
以下の写真を見て...どんな動物と思いますか?

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見たことがない?
僕も見たことがない!
なぜかというと、この動物はすでに地球上から消えました。
絶滅した。残りの数は「ゼロ」。
ゼロという意味は「0匹」。

私たちは野生動物の住まいを伐採しすぎ(紙の使用量)、
食べ過ぎた(食べ物の量)、
ショッピングをしすぎた(服やアクセサリー)。
エコって、マイ箸やマイバッグだけではない。
絶滅危惧種を守るのも「エコ」だと思いませんか。


じゃ、どうすればいいんだろう?
解決は思うより簡単。

第一歩として、次回外食をしたり、買い物をしたりするとき、
一瞬だけ、こう考えてもらえませんか:

この食品・商品は元々どこから来た?
   by mottainai-lab | 2010-04-13 13:07 | ペオ エクベリ | Comments(16)   

マイ禁煙サイン  文/ペオ・エクベリ

僕は、カフェやレストランに行くのが大好きです。
そこで約5年前から愛用しているのが、「My Non-Smoking Sign」(マイ禁煙サイン)!

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タバコが原因で毎年500万人以上の人が亡くなっている(毎年だよ!/国連WHOによる)。
それは2年ごとに、一つの東京の人口分ぐらい。
MottainaiよりUnbelievable だと思わない。


しかも、タバコが原因で毎年亡くなっている500万人のうち、
4人に1人はタバコを吸わない人だって知ってた?

タバコの煙の多い場所で時間を過ごす人、
例えば、喫煙の多いカ フェ、レストラン、バーなどで働いている人や
喫煙者の家族などが影響されている...

タバコの煙には約4000種類の化学物質が入っていて、
そのうち 200種類は有害化学物質…


だから、僕は自分の健康を守るため、「マイ禁煙サイン」を持ち歩いている。


それに、おいしい料理を食べている時に、隣の席の人から4000種類の化学物質を
「もらう」のは...せっかくの料理がMottainaiと思わない?
煙が付いた服を洗わないといけないし、お金と水もMottainai。


おいしい料理を楽しんで、お金も節約するため、「マイ禁煙サイン」。


タバコは森林伐採にもつながっている。タバコの葉を乾かす燃料として、
途上国では多くの木を切ってしまう。スウェーデンの教育雑誌で読んだ数字では、
タバコ約15箱で1本の木を使っているそうだ。

だから、僕は森を守るためにも、「マイ禁煙サイン」。


使い方?
店に入って、喫煙席しかないときに、僕と妻のテーブルか隣のテーブ ルにこの
「マイ禁煙サイン」を置いておくだけ。

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これで「マイ禁煙 コーナー」のできあがり!
すごく効果的。タバコが好きじゃない人が自動的に集まるし、
4000種類の化学物質はほとんど来ない。
店員さんも何も言わない。

一番面白いのは店から出る時。まわりのテーブルの人の反応!皆びっくり。
「あの人、禁煙サインを財布に入れて、店から出たよ!」  

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   by mottainai-lab | 2010-02-15 10:45 | ペオ エクベリ | Comments(0)   

温暖化により多く影響するのはどっち? 女性?それとも男性?/文・ペオ・エクベリ

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MOTTAINAIケンカ?
温暖化により多く影響するのはどっち?女性?それとも男性?




■男女間に面白い温暖化論議!


男女平等社会を目指すスウェーデンで、
「温暖化により影響を及ぼすのは女性? それとも男性?」
という面白い研究が行われました。

この結果をめぐっては、男女間に大きな「温暖化論議」が起きそうです。



・男性の言い分:

化粧品やファッションなど、生産段階でエネルギーや
CO2負担が大きいモノのショッピングが大好きな女性の方に違いない!



・女性の言い分:
車やオートバイなど、使用時にも多くのエネルギーが必要なモノが大好きな
男性の方に違いない!


どちらが、正しいと思いますか?


スウェーデン防衛研究庁(Swedish Defense Research Agency)の研究結果によると、スウェーデンの独身男性は、スウェーデン独身女性より20%多くエネルギーを使っているそうです!ドライブは女性より男性の方が多く、シャワーの時間は男性より女性の方が長い。女性は男性よりも「モノ」を買うことが好きだが、男性は女性より外へ飲みに行くことが多い。



この研究結果は、面白いだけではなく、これからの温暖化防止に向けての対象別の効果的な取り組みにも役立てられます。

女性の買い物での対策として、CO2がより少ない商品を選ぶために、CO2ラベル(CO2排出量が表示される環境ラベル)を導入することや、男性のドライブをより少なくするため、インセンティブ(例えばガソリンを高くして、バイオ燃料を安くする)、などが考えられます。



---

皆さん、よいCO2削減の1日を!



「人類の歴史でもっとも大事な会議」とも呼ばれている国際会議のCOP15
(コップフィフティーン)が行われている期間中、
ペオが「温暖化ブログ」を書いているのでよかったら読んでください!

■内容の一部
・学生から大人への厳しいメッセージ
・60才のオバマ
・ベジタリアンの人は宇宙人?
・CO2マイナス25%達成した街
・エコカシコイ政治家
・バナナとコーヒーで走るバス
・CO2「ゼロkg」を目指す企業

温暖化ブログ http://www4.famille.ne.jp/~oneworld/COP15blog.html
   by mottainai-lab | 2009-12-17 17:06 | ペオ エクベリ | Comments(0)   

スウェーデンのスーパーから学ぶこと。  文/ペオ・エクベリ

エコツアーinスウェーデンPart II
エコ言いわけはMottainai!
日本でもできるスウェーデンのスーパーから学ぶこと。



スウェーデンスーパーへ行きましょう!
スウェーデン全国のスーパーの大半は


★ 商品・食品=多くとも1枚の包装のみ
  (しかもその包装のほとんど(90%以上)は
   街中回収して、リサイクルしています)。*)
★ 「CO2ゼロ」のグリーンエネルギー(風力、バイオマスなど)で動いています
★ 省エネ、省騒音、省負担も実行しています。


 びっくりするのは「省騒音、省負担」の考え方ですね。
 例えば、スウェーデンのスーパーではBGMはほとんどない。
 消費者や社員の健康を守るため(ストレス予防)。
 
 レジの人は背中や首・腕を壊さないように、
 お客さんの商品を「持ち上げること」は「禁止」
 (自動ベルトで負担のない「値段チェック」をしている。)

★レジ袋は当然無料ではない。他の先進国と同じように有料!
 (レジ袋をまったく禁止をすることは検討中です)。




では、温暖化を防ぐため、CO2もゴミも少ない
スウェーデンのスーパーへ行ってみませんか?


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★ほとんどのペットボトルは冷蔵庫の外で置いておく(省エネ)。

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とにかく自分の家での冷蔵庫へ入れるので、
わざわざ冷やさなくともいい飲み物が多いと思いませんか?


以下の★をクリックすると、スーパーに入ります。いらっしゃい!
(写真:Peo Ekberg, Satoko Ekberg)

★エコカシコイ包装 <クリック!>
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★エコラベル<クリック!>
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★エコフィッシュ<クリック!>
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★ゴミゼロ<クリック!>
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★フェアトレード<クリック!>
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*)リサイクルは無駄?と思うのはMottainai!そのエコ偏見を「殺しましょう!」
スウェーデンのリサイクルシステムのおかげで、たくさんのエネルギーは節約して、
結果として、600万トンのCO2節約しています(ゴミ分別のおかげで、京都議定書は達成!!)
   by mottainai-lab | 2009-12-03 13:58 | ペオ エクベリ | Comments(1)   

CO2をマイナス25%は無理!と思うのはMOTTAINAI! ~鳩山総理、Thank You !! /文:ペオ エクベリ

鳩山総理、Thank You!
日本は、世界の恥から世界の誇りへの道を進み始めました!

日本のCO2は増えている。一方、ヨーロッパのCO2は減っている...

ストップ温暖化の国際ランキング」があるって、知ってた?(*)
スウェーデンはナンバーワン。一方、日本は42位...

しかも、温暖化問題の解決に
ブレーキをかける国(「邪魔をする国」)への賞もあるって知ってる?

名前は「化石賞」。

去年、日本はこの恥の賞を受賞した...MOTTAINAI!
だからこそ、鳩山総理、Thank You! 
CO2を2020年までにマイナス25%という目標を世界に発信してくれて!


私は毎年、ヨーロッパへ行く。日本に住んでいると言うと、怒られる場合もある。
「私たちヨーロッパ人がCO2削減に関して頑張っているのに、
なんで日本人は頑張らないの?!(怒り)」
私はもちろん日本を守るが、日本のCO2が年々増え続ける状況の中、
「守る言葉」は最近なくなっていた...

そして、日本にとって一番もったいないのは、
「温暖化否定論者現象」。

世界中では、専門家から個人、政府、学校、企業が
せっかく温暖化問題の解決に向けて行動を始めているのに、
日本では温暖化否定論者が海外と比べたら目立つ。

日本の温暖化否定論者がテレビに出演したり、
本を出したり、雑誌にもインタビューされる。

海外でも否定者がいるが、年々少なくなっているし、
テレビ番組や雑誌、本などの仕事はなかなか得られない。
CO2を積極的に減らしている社会から見ると「日本は大丈夫?」

だからこそ、鳩山政権の「CO2マイナス25%!」の宣言は、
ヨーロッパ...いや、世界が握手した!
やっと、日本からも他の先進国と同じような数値目標が出た!
(例:ヨーロッパは-20%、スウェーデンは-30%など)。

国連が言うように、
最終的に60%~80%(2050年までに)減らさないといけないので、
今マイナス25%目指さなければ、逆にいつ目指すのか?

しかもマイナス25%は、とても達成可能な目標。
すでにCO2の25%削減を達成したところはたくさんある。
たとえば、スウェーデンの首都ストックホルムはCO2のマイナス25%を達成した!
私は東京のど真中に住んでいるが、丸ごとライフスタイルで
すでにマイナス60%削減を達成した。

スウェーデン人がCO2削減できるなら、日本人もできる。
いや、日本人だからこそできる!!

鳩山総理、Thank You!
これから日本は世界の恥から世界の誇りになるよう、一緒に努力しよう!

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     スウェーデンの首都ストックホルム

*) German Watch Climate Performance Index 2008


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   by mottainai-lab | 2009-11-13 14:43 | ペオ エクベリ | Comments(0)   

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