MOTTAINAIエコ偏見 - リサイクルはもったいない!? /文:ペオ・エクベリ

最近、日本ではとてもMOTTAINAI「エコ偏見」が広がっています。
学校、テレビ、雑誌などで 「紙やPETボトルなどのリサイクルは無駄!
エネルギーがかかりすぎる!」という意見を耳にした人も多いでしょう。

リサイクルはMOTTAINAI?
実はそうです…。もしも、間違ったリサイクルを続ければ。
でも正しいリサイクルをすれば、もちろんリサイクルする方が環境への負担は少ないです。

地球上の数千万種類の動植物の中で、ゴミを作る唯一の生きものは…人間だけ
動植物は人間が生まれる数百万年も前から 完璧なリサイクルを繰り返してきた!
実際に、動植物はスポーツの世界と同じように、特別な「ルール」に従っています。
その「エコルール」に従えば「環境に正しい」リサイクルができます。
ゴミや温暖化の問題を解決するエコマジック!!

前のブログでは動植物が作ったゴミや温暖化に関わるルール「地下と地上」を紹介しました。「地上」にある資源を使う限り、温暖化に影響するCO2は出ないというシンプルなルール。
良かった!笑っても大丈夫!口から出るCO2は「地上」ですからね!
(二酸化炭素削減のために息を止める、というものも「エコ偏見」…)

MOTTAINAIエコ偏見 - リサイクルはもったいない!? /文:ペオ・エクベリ_a0083222_11512678.jpg


今回紹介したいのは、リサイクルのためのルール:
「自然に返すことができる以上に取らないでください」。

「リサイクルするのはMOTTAINAI」というエコ偏見が生まれる原因は、
「自然に返すことができる以上にエネルギーや資源を必要とする」
リサイクルの仕方が問題です。

私の故郷スウェーデンではその間違ったリサイクルによる問題はもう越えました。
動植物が作ったルールにできるだけ従えば、紙・PETボトル・ガラスなどを
リサイクルするのは、捨てる・燃やすより良いことが分かってきました。
スウェーデンのリサイクルからのデータを一部紹介します。

●リサイクル紙(再生紙)は、新しい紙と比べて…
⇒エネルギーを約50%、CO2を約35%カット。

●リサイクルのPETボトルは、新しいPETボトルと比べて…
⇒エネルギーを約75%、資源を約80%節約。
 しかも、1kgのリサイクルで約2,5kgのCO2をカット。

動植物が作ったルール「自然に返すことができる以上に取らないでください」に
当てはめると、例えば・・・
1.近くでリサイクルをする
2.リサイクルにグリーン電力を使う

ことにより、リサイクルは成功します!

スウェーデンでリサイクルがうまくいくのに、素晴らしい技術を持つ日本でできないわけがない!自然のルールに基づいた正しいリサイクルを進めましょう。

*データ出典:ストックホルム市の環境局、スウェーデンの環境教材Naturligtvis
   by mottainai-lab | 2007-07-19 11:57 | ペオ エクベリ | Comments(0)   

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