紙を折る、マジシャンになる。/文:クリス智子

あけまして おめでとう ございます。
今年もよろしくお願いいたします!

さて、今日は、お正月らしい、
日本の古くからある「モッタイナイ」につながる紙の話を。

紙を折る、マジシャンになる。/文:クリス智子_a0083222_10342096.jpg


写真の和紙を折ったもの、どれも 美しい形。
これは、”折形デザイン研究所”のアイディアで、
昨年末、私がやっている J-WAVE BOOMTOWNで紹介させて頂きました。
(これ、見よう見まねで、最初なかなか折れませんでした、)

刃物はいっさい使わず、
折って たたんで、包んで ひらいて。

そもそも「折形」というのは、
「贈答の際に和紙を織、進物を包むという礼法」だそうで、
およそ600年前の室町時代に確立されたと言われているそうですが、

「紙を折る」って、なんてことはないようで、
とても日本的な、人間として美しい佇まいを 表現しているもの。

お年玉、素敵なポチ袋に入れるのもいいけれど、
ちょっと粋な包み方がしてあったら、子供は、
案外、中身より、外の紙の不思議に 一瞬目をとめる と思うのですが・・
それって、大人の理想でしょうか...?(^^;)

そういえば、アメリカの小学校に通っていた時、
折り紙で 鶴や手裏剣を折ったら、
周りに 『Tomoko はマジシャンだ!ファンタスティック!』と
大げさに感動され 「えっ...?? 折っただけなんだけど..?」と
思ったことをよく覚えています。

もしかしたら、これって、
本当に世の中を変えるマジックなのかもしれない、と
今、思う。


横浜のフランス料理でアルバイトをしていた頃にも、
お店から教わったやり方で、
白いテーブルナプキンを、王冠のように折って、
お皿の上に置いておく、ということをしていたのですが、
それも『これって、どうやって折るのですが?』と
時折聞かれ、私自身、馬鹿の一つ覚えのように、
今でも、時々、その折り方を使います。


何もないところから、形が生まれる。
一枚の紙や布から。
よく言われる、風呂敷もそうですよね。

思いが存在する。
こういう知恵という魔法を持っていると、
モッタイナイことも、包んでいけそう。

紙を折る習慣、もっともっと。
   by mottainai-lab | 2009-01-05 10:35 | クリス智子 | Comments(2)
Commented by Heic at 2009-01-05 11:54 x
和紙を折った写真、本当に素敵ですね。
まだ姪っ子にあげていないお年玉を和紙で折ってあげようと決めました!
Commented by さすけ at 2009-01-05 12:37 x
クリス智子さま
はじめまして!!!
折形デザイン研究所さん!
こないだ、うちに届いたDMがステキだったので、調べたら、折形デザイン研究所さんでした。
その時も、糊を使わずに折ることだけで、外れないようにするアイディアに驚かされました。
使っている和紙のテクスチャーもステキでした。

ここで、見かけて嬉しかったので、ついコメントしてしましました・・・。

それではでは!!!
  
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