
どうやら近所のマサイの子供が、犬に殺されるところだったレイヨウ類の赤ちゃんを助けたらしいが、面倒を見れないで監禁しているようだったので、レシンゴが連れて帰って来たらしい。「いつから、この子いるの?」と聞くと、「今日で、2日目かな」って、家の主の私はなんも知らんっす。ミルクもレシンゴがやっているとか。
オスとメスって色が違うので、よう分からないんだけど、ブッシュバックのオスみたいっす。私が普段見慣れているのはメスだし、オスなんてほとんど見たことないかも。もう少し大きくなったら、もっと分かるかもしれない。なんか最近みんなうちがワイルドライフ・レスキュー化しています。まぁ、撫で撫で攻撃でグッタリしているディクディクとか、子供になぶられたブッシュバックとかじゃなくて、元気にミルク飲んでくれる赤ちゃんだから、いいけどさぁ。連れて来られたら、断れない私・・・。
ちょっと前にも、孤児のディクディクの赤ちゃんの世話していました。へその緒がついていて、産まれて2日ぐらいの赤ちゃん。私がナイロビにいる間に見つかって、ずっとマークのレンジャーたちが世話していたらしいんだけど、そこいら辺のマサイも小さい赤ちゃんが珍しいらしく、干渉しまくってめちゃくちゃ弱ってた・・・。



いれかわり立ち代わりマサイが来て、まるで小さい子供に子犬をあげたように、赤ちゃんを抱っこして、寝ても無理矢理起こして触って・・・。おまけに夕方には雨の中でビショビショの濡れネズミ。週末に家に帰るので、連れて帰ってうちでゆっくり世話してあげようと思ったんだけど、受け取った時点でもうすでにびしょ濡れで自力では体温がもう戻らない状態・・・(汗)。
人工呼吸と心臓マッサージとか、いろいろサポートケアしてあげたけど、どんどん心音が弱くなり結局うちについても体温が元に戻らないまま、天国へ行ってしまいました(涙)。明らかにマサイたちが触り過ぎてストレス与え過ぎたのと、雨の中に放置されたのが原因なのは分かっているんだけど、やっぱり最後に関わってしまったので気分悪いわ・・・。
朝になって検死してみれば、何も食べていないし、固い糞が直腸を完全閉鎖している状態。赤ちゃんを私のところに預けるのはいいけど、まじで触らないで、新生児にストレス与えると弱るから。ミルクも無理矢理やらないで、肺に入って肺炎になるから。見つけたら、すぐに私に届けてくれ、ホント・・・。
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