誰から一番聞いてきたかっていうと、うちのおばあちゃんだね。
うちの親父は長男だから祖母も祖父もずっと一緒に暮らしていたんだけど、
主婦の口癖なのか、何かっていうと「それ捨てるのもったいない」
「まだ使えるのにもったいない」なんて言ってた。
すぐ裏の家には母の両親も住んでいて、そっちのおばあちゃんも同じような
感じだったし、親戚や近所の人達もみんなが「もったいない」という目線で
モノを見ていた。
戦前・戦中・戦後という「もったいない」どころか「ものがない」時代を
死に物狂いで生き抜いてきた人達だから、
モノを無駄にしない、モノを有効に使う、ことが、
日常的な行動として身に付いていたんだろうね。
母方の祖母にいたっては、その辺に生えてる草なんかでも「これは食べられる」とか
「こう料理するとおいしい」とか、そういうことをよく知っていたよ。
そうやって毎日毎日「もったいない」って聞かされながら育ってきたから、
俺の中にもそれが強く刻み込まれている。
人から贈り物をもらったときでも、そのリボンとかは捨てられないんだよね。
必ず引き出しに入れてとっておく。
うちの庭では紫陽花やバラの枝が大きく伸びて、通り路に張り出してくるんだけど、
その枝をちょっとしばって脇によけておくのに、リボンを使っているよ。
前は園芸用のひもを買ってきてたんだけど、それももったいないからね。
包装紙もとっておこうと思うんだけど、ていねいにはがしていると
「さっさとしなさいよ!」って言われるんだ。うちの奥さんに。
アメリカ人だから、プレゼントの包みはバリバリって破って開けるのが
習慣なんだよね。うーん、モッタイナイ。
「もったいない」っていうのは、何か特別なことをするわけじゃなくて、
日々の生活の中で常に意識したり話し合ったりしていることが大事だと思う。
そんな日常の中の「もったいない話」を、このブログにしたためていきたいと
思いますので、皆様よろしく。






















