MOTTAINAIで連想すること・・・

文/紀里谷和明

「もったいない」という言葉で一番最初に頭に浮かぶのは
世界における子供の扱いではないだろうか。
現在、日本では少子化が問題視され様々な対応がうたわれている。
もっと子供を産めと政府が躍起になっている。
しかし、その一方で、世界は過剰人口の問題を抱えており、
親がいない子供たちが最悪の状況で生きている。
奴隷にされ、虐待され、捨てられ、飢え死にしている。 
子供を私たちの資源と考えた場合、
これは本当にもったいない話ではないだろうか? 
一方で大量に石油を海に捨て、汚染しつつ、
もう一方で必死になって石油を掘り当てようとしているようなものである。
世界中の親がいない子供たちの一部を日本人にすれば
現在の少子化問題など、あっという間に解決するのである。
「問題はそんな簡単なものではない」という言葉が聞こえてきそうだが、
正にその姿勢が、現在の環境問題を引き起こしているのである。
リサイクルは簡単ではない。節約は簡単ではない。
「もったいない」と言う言葉が死語の社会において、
「もったいない」と言うのは簡単ではない。

紀里谷和明
   by mottainai-lab | 2006-11-05 22:46 | 紀里谷和明 | Comments(9)
Commented by shiho_mituru at 2006-11-06 11:37 x
はじめまして!とても勉強になるサイトですね!
「もったいない」といのは持続可能性を探る基本的な視点ですものね。
こども達の若い力がだいなしにされているのは「もったいない」ことだと言えると思います。
環境も人間も、持続可能性でパラレルに捉えることができると思います。
Commented by ayumi at 2006-11-07 16:52 x
はじめまして。どの方のコメントにも共感を覚えました。もったいないという言葉は我が家では子供の頃から大切にしています。エアコンも使わないし、ゴミも少ない、このしつけは母のおかげだと思います。私たち一人ひとりがお互いに意識し合って変わっていけば、日本が変わり、世界も変わるのではないでしょうか。私はそんな気持ちになれました。
Commented by まさ at 2006-11-09 03:34 x
本当にその通りですね。
子供は人類の未来ですものね。
FUTURE WORLDという子供が生まれなくなった社会の映画が今度、公開されるみたいですが、怖いお話です。

何が持続って命のつながりが持続しなければ、人類にとって、もったいないですね。
Commented by 七番 at 2006-11-22 16:09 x
確かにそんなに簡単なことではないかもしれませんね。
ただそれを難しいこととしている一つの要因は、
話が大き過ぎるから「何となく無理そう」っていう思ってしまう気持ちではないかと思います。

千里の道も一歩から。

最近読んだ本にも、「今この瞬間は必ず未来に繋がっている。」というセリフがありました。まさにこの気持ちが大切なのではないでしょうか?
大きなことをしようと思えば、当然大変です。
信念を強くもって、しっかりと歩んでいきましょう!
Commented by shin at 2007-03-04 23:48 x
子供を資源と呼ぶのはどこか違う気もするのだけど、

子供一人の、可能性と生命(いのち)を摘み取ることが、
私たちにとってどれだけ損失か、
世界にとってどんなに恐ろしいことか、
考えた。

世界は
どのような可能性でも
探らなければいけない段階に来ているのだと思う。
Commented by yutakarlson at 2007-08-12 09:32 x
ピザテンフォーでは、紙のピザボックスそのものをなくしてしまうことに挑戦中です。詳しくは下のURLをご覧下さい。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/07/blog-post_02.html

Commented by miya at 2009-06-08 11:01 x
先進諸国の少子化と発展途上国の人口増大では原因が全く異なります。
1:避妊に対する意識が低い
⇒正しい避妊方法を教え理解させる
2:子供、特に乳児の死亡率が非常に高いため、子供をたくさん作ることが常識になっている
⇒医療技術を上げて子供の生存率を高める
3:子供が出来るような内職的な仕事が家計を支えているために子供が労働力として必要
⇒大人、特に女性が就業できる産業を育て、簡単な内職を必要としない社会経済を形成する

特に3番目の問題は根深くて、「労働力としての子供がいないと収入が減ってしまう」という親の潜在的な危機感が
人口爆発が止まらない最大の原因と言われています。
医療と貧困、この2つの根っこの問題に対処しなければ、子供を移動させても何の解決にもなりません。
子供がいなくなった親は、いなくなった数の子供を数年かけて作るだけの話です。
Commented by miya at 2009-06-08 11:03 x
続きです

桐谷さんがマクロな視点であえて極論を述べているというのは分かっています。
MOTTAINAIの意識を広めるために少々無理がある例えをしたというのも理解できます。
問題意識を持たれているだけでも素晴らしいことだと思います。

ただ最低限の知識と根本的な問題が何であるのかくらいは、知っておいたほうがいいと思います。
具体的な個々の解決法が浮かばないのは仕方ないとしても、何の解決にもならない理想論だけを語ることはやめたほうがいいでしょう。
誤った認識を社会に与えてしまうからです。
つまり、
「スローガンをみんなで一緒に唱えていれば、思考停止したままでいい。具体的なアクションなんて特に起こさなくてもいいんだ。
 大きな理想をぼんやりと考えてるだけで世の中は良くなっていくんだ」
という誤った認識です。
Commented by miya at 2009-06-08 11:04 x
最後です

>「問題はそんな簡単なものではない」という言葉が聞こえてきそうだが、
>正にその姿勢が、現在の環境問題を引き起こしているのである。
いえ、環境問題も同じことです。
何が環境を破壊したのか?何をして何をしなければ環境に良いのか?
原因を研究し対策を練り、それらを私たちの意識・国の政策等に反映させて初めて効果が出てくるものです。
「問題はそんな簡単なものではない」をまず最初に把握しなければ、次のアクションは生まれて来ないんです。

”もったいない”を連呼することは意識を変えるには大切なことですが、じゃあ具体的に何をすべきなのか?
それに触れなければ何の意味もありません。
日常の些細な行動でもいいから、具体的に効果のある生活の足元にあるものに触れること。それがこの運動には必要だと思います。
長文失礼しました。
  
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