
アラフォー女性に向けたファッション誌『DRESS』の企画で、起業独立を目指す女性のための塾を開講しました。ここの塾長として20名の受講生を教えていたのですが、ようやく卒業プレゼンが終わり、3ヶ月に渡る仕事にひと区切り。ほっとした気持ちが半分、もう毎週受講生たちに会えないのがさびしい気持ちが半分。
講師の立場になると、「卒業」という必ず来る終わりに対していつもこんな感情の間で揺れ動きます。もちろん、この関係はこれからが本番であり、卒業してもみんなと様々なプロジェクトをご一緒したりできるんですけどね。
受講生のひとりが、卒業パーティーのために素敵なプレゼントを用意してくれました。これはなんと、「DRESSロゴ入りのオリジナルどら焼き!」六本木にある老舗のどら焼き屋で、一ヶ月前に特注したものだそうで、ロゴも素敵なんですが、かたちがなんとハート型♥ とっても可愛くて、しかも味も美味しかったです。
こうして、最近は贈呈や記念品の需要が一定数あるため、「カスタマイズ」できるプレゼントに注目が集まっています。「うまい棒」や「ガム」のパッケージに会社のロゴや社長の写真を入れて忘年会で配ったり、出版した本の装丁を模したケーキをつくって出版お祝いをしたり。こうしたちょっとした手間をかければ、一生の思い出になりますし、お店側にとっても宣伝ツールにもなります。
今では誰でも「自分メディアの発信者」。スマホで写真をパシャりと撮影して、TwitterやFacebook、Instagramなどの写真投稿サイトで共有すれば、これが「無料広告」となって拡散されればされるほど、告知効果が高まっていくのです。
今の時代のキーワードとして「カスタマイズ」があるなあと思い知った、そんな夜でした。