
プロジェクトチームが多くなるほど、「打ち合わせ」や「会議」の調整が難しくなります。2〜3名でなら難なく合わせられるスケジュールも、関わる人が5人、10人となれば別。なかなか予定が合わないのは、「スピードが命」であるビジネスの現場では時には致命的です。そこでここ数年、こうした悩みを解決してくれるのが
「Skype」や「グーグルハングアウト」。コストゼロにも関わらず、ネットが安定的につながる回線させ確保すれば、自分や相手が地方にいようと、海外にいようと、チームメンバーがそれぞれ好きな場所にいても、オンライン上で映像と音声を介して打ち合わせをすることができます。
もちろん、こうしたケースは相手と「リアルな場」で一度でも会った場合に有効です。一度でも相対すれば、その人の雰囲気や会話からどんな人なのかという情報をキャッチできますし、距離を縮めることができます。しかしながら、どうしても都合上、一度もリアルな場で会う事なくこうした「ネット打ち合わせ」に持ち込まれるケースもあります。最近も、多忙な某コンサルタントの女性との打ち合わせ日程がどうしても決まらず(チームは総勢8名)、大阪にいる彼女と東京にいる残りのメンバーで、「テレビ会議」で中継しながら打ち合わせをすることになりました。
映像がありますから、例えば向こうに対してデザインの話をするにも、参考資料を見せたりできてとても便利です。また、お互いの表情がはっきりと分かるので、プレゼンテーションをしながらも相手の反応を見ながら言葉を選ぶことができます。一度リアルで顔を合わせた人であれば、わざわざ交通費や時間をかけて同じ場所に集まらなくても、「テレビ電話」があれば十分だと思わせるほどのいい打ち合わせができました。
私たちの時間は有限です。こうした時間を節約しながら、効果を最大化するのを求められるのがビジネスの宿命。だとしたら、便利なツールを使えば、仕事ははかどるし、ストレスは感じにくくなるし、悩みは解消するしの一石三鳥。このシステム、SOHOと化している我が家にも一台欲しいなと真剣に思わせてくれました。おすすめです。