スターバックスが大好きです。
本を読んだり、原稿を書いたり、資料を読み込んだり、ぼーっとしたり、友人と語らったり。ゆったりとしたソファは長居できるし、テラス席に座って行き交う人を眺めるのはリフレッシュできるし、電源とWi-Fiが完備されていてバリバリ仕事をするにも事欠かない。
スタバは、私にとっての「もうひとつの自宅」みたいなもの。そう、自宅(第一の場所)でもなくオフィス(第二の場所)でもない、アメリカの都市社会学者レイ・オルデンバーグが提唱する「サード・プレイス(第三の場所)」としてスタバはとっても優秀な場だと思います。
最近は週のうち3日間を多摩地区にある多摩大学で働くようになったため、店内で過ごすことよりも「持ち帰り」が多くなりつつあります。自宅近くにあるスタバに朝立ち寄って、マイ定番の「ソイラテ(HOT)」を注文。そのまま電車に乗って45分間の通勤時間にゆっくりとコーヒーを飲むのが密かな楽しみなのです。

熱いラテを手持ちで飲むときに活躍するのが「スリーブ」。段ボール紙でつくられたロゴ入りのスリーブは、ホットコーヒーを飲むには欠かせないですし、ちょっとおしゃれな気分も味わえるのですが、毎回カップとともに使い捨ててしまうのはちょっともったいない。
そんな「MOTTAINAI」という気持ちから、「使い回せるスリーブ」を開発した友人がいます。彼の名前は宮下竜介さん。大阪出身で京都の大学を卒業後、メーカーにて営業職に勤務後、縁あって昨年まで私のビジネスパートナーとして一緒に働いていた男性です。彼は現在別の仕事へと転職したのですが、傍らで企画・開発しているのがこの「革製スリーブ」。

もともと革が大好きで、革小物を手作りしていた宮下さんは、普通なら捨てられてしまうか、用途に困ってしまうような革の切れ端を上手に使って、スリーブづくりを始めたところ、周囲に好評。そこで多くの人に使ってもらおうと『TODOK』を立ち上げます。ブランド設立のストーリーから、気に入った革製スリーブの注文もここから行えますので、ぜひサイトをチェックしてみてください。
日常の中にある「MOTTAINAI」という気持ちが、素敵な商品に生まれ変わることがあります。私も早速注文。今から届くのが楽しみです。