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みなさま
マサイマラの瀧田です!
今日は遠いアフリカから日本のみなさまにご相談のメールです。
実は現在アフリカ大陸全土では、アフリカゾウが象牙密猟の為に後10−15年ほどで絶滅してしまうだろうと予測されるほどの急速な勢いで殺され続けています。
マサイマラでも2012年のみで95頭のゾウが象牙目的で殺されています。そして、アフリカ大陸では去年3万5千頭のゾウが殺されている状況です。人口の約1割が密猟により殺され、種がこの先、生き延びていけないと予測されるところまで密猟が悪化してしまいました。アフリカゾウがいなくなってしまう日も、そう遠い日ではなくなって来ています。
レンジャーでも警察でもない私にはフィールドの前線でゾウ達を守ることは出来ません。しかし、自分の国がアフリカゾウの絶滅のきっかけを作ってしまったのに何もしないでいることは出来ず、現在のアフリカゾウの象牙問題を取り上げた映画を友達が作っているので、その日本語訳と吹き替えをボランティアで受けています。
WHITE GOLD
WHITE GOLDは3月のCITES 会議の1ヶ月後の4月からアメリカ、イギリス、ドイツ、中国でプレミアを開始します。象牙大国の一つでもある日本の方に見て欲しいそうですが、コネクションがなくてプレミアの予定が立たないとのことです。日本でのWHITE GOLD のプレミアやメディアカバレージを通して、より多くの日本人にアフリカゾウがいなくなってしまう日がそう遠くないこと、象牙需要をなくすのは私たち日本人の大きな責任であること。1989年に全世界が「象牙を欲しがらない世界」を作り上げてアフリカゾウを危機から救ったように、私たちがアフリカゾウを救う為に出来る一番大切なことは、「象牙を持つのはいけないこと」を常識とする日本社会を作ることだと思っています。
アフリカゾウ達の悲劇を一人でも多くの日本人に知ってもらい、日本が今後象牙などの取引に関わっていかないように消費者の需要がなくなるような訴えをしていきたいと思っています。もし可能でしたら、アフリカゾウの現状をより多くの人に知っていただけるよう、みなさまのお力をお借りすることは出来ないでしょうか?
私個人もFacebookのページ「アフリカゾウの涙」を通して、アフリカゾウたちの危機を伝えています。

私たちの世代でアフリカゾウがいなくなってしまうことがないよう、アフリカから出来る限り問いかけていきたいです。毛皮運動を通して誰も毛皮を着たがらなくなったように象牙を持つことを好まない社会をどうやって築いていっていいのか。もし良いアドバイスが頂けたら嬉しいです。プロの動物カメラマンさんなど何枚かアフリカゾウの素晴らしい写真を使う許可を得ることが出来ています。もし、アフリカゾウの美しさとその姿が消えて行ってしまうかもしれないことをビジュアルでもっと身近に多くの人に感じてもらえれば象牙を「物」として見るのではなく「生きたゾウから奪い取られたもの」という現実が伝わるのではないかと・・・。

メディアの方、アーティストの方、議員さんなどのdecision maker をご存知の方、そして一般の方、出来るだけ多くの方にこの現実を知って欲しいので、より多くの方にこのメールを転送していただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!
瀧田明日香






















