今年もどうぞよろしくお願いいたします。
1月7日に七草がゆを作りました。
が、家人より「今日は飲み会」というメールが。。
もったいないなあ。
春の七草=セリ、ナズナ、ごぎょう(ハハコグザ)、ハコベ、ほと けのざ(コオニタビラコ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)のおかゆを食べると、邪気 が払われて病気にならないと言われています。
今、もったいないばあさんの新しい絵本を作っているのですが、その本の見返しに「春の七草」「秋の七草」を載せることになり、 絵を描きました。
いざ描くとなると、ナズナ(ぺんぺん草)やハコベなど、道ばたで 見慣れているつもりの草でも、「葉っぱは交互についてたっけ?上向き?下向き?」など、細かいところがわからなくて、あちこち調べながらの作業になりました。
調べているうちに、「ナズナはどうしてぺんぺん草っていうのだろ う?」とか、「コオニタビラコをホトケノザっていうはなぜ?仏の座って草が別 にあるのに?」とか、新たな疑問がわいてきて、作業は膨らむばかり。
でもそんなこんなを考えながら歩いていると、道ばたの草を見るの も楽しくなります。
ナズナ(ぺんぺん草)のぺんぺんは、三味線の音のことで、葉っぱが三味線のバチの形をしているので、その名がついた…と一説には言われているそうです。
てっきり、おててのような葉っぱ同士があたって、ぱちぱち拍手し ているみたいにぺんぺん音がなるからだと思い込んでいましたが、ぺんぺん草の音を出す遊びは、種がはいっている葉っぱをつまんで下にさげてくるくる回すと、しゃらしゃら~と言う音が出るんですね。
私も子どもの頃には遊んでいたのに、すっかり忘れていました。
この春2月の新刊絵本「もったいないばあさん もりへいく」の中で、昔ながらのいろんな野遊びをご紹介しますので、よかったらぜひ、見てください。^^/
*「もったいないばあさん日記」は毎日新聞で連載中(毎月第4水曜日掲載)です。
引き続きどうぞよろしくお願いします*