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バレンタインズデーのコンサート

12月にオープンした「ザ ゲートホテル東京 by HULIC」で
オープニング&バレンタインズデーを記念したイベントがあり、
司会を務めてまいりました。

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音楽監督のロバート・ライカー氏率いる
東京シンフォニア」が演奏するモーツァルトをたっぷり楽しんでいただきながら、
チョコレートリキュール「モーツァルト」を使ったカクテル4種、
イタリア ボッテガのスプマンテはロゼ、リンツチョコレートを味わっていただく、
カクテルパーティースタイル。

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銀座のど真ん中に、こんな素敵なホテルが誕生していたとは!
優雅な2時間でした。

今日演奏した「東京シンフォニア」は、今年6月〜7月の毎週末8回で
モーツァルトのピアノ協奏曲全21曲を奏でる「モーツァルト マラソン」を、
銀座 王子ホールで開きます。
これは日本・オーストリア友好150周年関連事業の一つでもあり、
独創的なピアニストとして名高い
サラ・デイヴィス・ビュクナー氏を迎えての、音楽マラソン。
ご興味ある方は、是非!


# by mori-mado | 2019-02-14 23:56 | morimado的日常 | Comments(0)

「AYA世代」のがん ~わたしたちにできること。

神様はいるのだろうか…と思うほど衝撃を受けたニュース。

日々進歩する医療の力を信じ、心より回復を祈るのみです。

 

18歳、未来に向かって夢を追いかける時期。

白血病と診断されたことを公表した池江璃花子選手、

そして日本中、世界中に、

ティーンエイジャーや若い世代でもがんとたたかっている人たちがいます。


わたしたちがもっとそれを知り、社会全体で支えていけるように、

以前「がんQ&A(テレ玉)」のインタビューで

埼玉県立がんセンター血液内科の川村眞智子先生に伺ったことを改めて書きます。


「AYA世代」のがん ~わたしたちにできること。_a0231828_13215309.jpg


50代頃から増えていく高齢期のがんや

「小児がん(15歳未満のがんの総称)」ともまたちがった特徴を持つ

思春期~若年成人のがんがあり、

これを「AYA(アヤ)世代」のがんと呼びます。

高齢期のがんは胃がんや肺がんなどが多いですが、

この世代に多いのは白血病やリンパ腫などの“血液がん”や“肉腫”など。

その種類は非常に多く、あらわれる症状も様々で、

年齢的に最初から「がん」を疑わないことで

発見が遅れる原因となることもあるそうです。

数が少ないため、小児科や高齢期のがんを診療、研究する医師にくらべて

専門家の数が少ないというのも、

この世代のがんの難しさだといいます。

近年、国も「AYA世代」のがん対策を推進する必要があると、

取り組みをはじめました。

“治療”ももちろんですが、川村先生が「とても大切」と強調するのは、

“療養環境”をサポートする体制の整備。

身体的にも精神的にも発育途中の年代なので、

治療環境は高齢のがん患者さんと大きく異なります。

学校、進学、就職、友達、きょうだい、

薬による肥満や脱毛など思春期における容姿の変貌…など、

この世代に特有の問題を少しでも解決していくためにも、

医師、看護師、臨床心理士に思春期や若年成人を専門とする人が

増えていくことが望まれています。

また、教育支援を始めとした環境の整備は、

治療効果にも影響があると、川村先生。

将来の希望を失わないことや、学校や友達とつながって復学をめざすことは、

病気克服の目標となると言います。

しかし、現在、義務教育ではない高校生の支援体制はまだ不十分で、

出席日数や単位が不足し、学校生活を続けられなくなるケースも少なくないそうです。

この解決には学校や都道府県の理解が必要です。

10代、20代…、治療後もつづいていく長い人生の、

方向を決める重要な時期だからこそ、

“病気を治すだけ”ではない治療をしなければならないと、

AYA世代」の患者さんたちと共にがんとたたかっている川村先生は

くりかえしていました。

池江璃花子選手への応援の気持ちから

「何か自分にもできることはないか」と感じた人も多いと思います。

AYA(アヤ)世代」のがんを知ること、

この世代特有の問題と課題を知り、社会全体で共有していくこと、

支援体制が整うよう身近なところから働きかけていくこと、

それもわたしたちにできることだと思い、

わたしもまずできることを。…と思って書きました。



# by mori-mado | 2019-02-13 13:08 | 医療キャスターのおしごと | Comments(0)

あけましておめでとうございます。

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撮影:小池 博さん ヘアメイク:逸見千夏さん


2019年あけましておめでとうございます。
皆様にとって素晴らしい年となりますように。

継続は力なり…という師匠の言葉を胸に、
今年も、“まだ見ぬ場所”をめざして努力してまいりますが、
亥年の私、猪突猛進ではなくココロノユトリをたいせつに、
丁寧に進んでいきたいと思います。

ご指導の程何卒よろしくお願い申し上げます。

森 まどか
フリーアナウンサー・医療ジャーナリスト


# by mori-mado | 2019-01-01 11:06 | ごあいさつ | Comments(0)

知ってほしい「掌蹠膿疱症」

「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」のメディア向けセミナーで司会をし、
日本大学の照井正教授と患者さんとのトークセッションでファシリテーターをしました。

「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」は、
手のひらや足底に、小水泡が混じる“無菌性(=感染しません)”嚢胞が
くりかえしできる炎症性の病気。
重症になると大きなフケのように皮膚が剥がれ落ちます。
痒みや痛み、鎖骨などに関節の痛みが出たり、
頭やお尻、膝など全身に皮膚症状が広がる人もいます。
悪化の要因として、扁桃炎や歯科治療の材料、喫煙なども考えられるそうです。

日本に約15万人。
照井教授によれば、世界的に見ても多くはないため
これまでは研究するドクターも多くなく、
治療薬も開発が進みにくかった経緯があるそうです。

ご自身の経験を話してくださった患者さん(Sさん)は、34歳で発症。
30年以上、自分の顔や頭を自分の手で洗えない、
足の裏の症状で朝起きてベッドが立ち上がる時の痛みは、画びょうを5個くらい踏むような感覚、
湯船につかると剥がれ落ちた皮膚が浮かび上がってお湯が見えなくなるし、
痛みもあり、真冬も含めて30年湯船に浸かったことがない、、、。
重症化したSさんの日常生活は、
聞いても簡単には想像ができないくらい制限を受けているものでした。

皮膚症状のため人からの視線も気になり、
買い物は手袋をはずせない、
靴は自分の足よりかなり大きいサイズを履かないとならないため
特に冠婚葬祭のときにジロジロ見られるなど、
自分の症状による苦しみに加え、外からの視線の“二重の苦しみ”と向き合ってきたそうです。

照井教授は、
「ピアニスト、寿司職人、美容師…など、症状のせいで仕事を失う人もいる。
死活問題です」と、話します。

症状は“大波小波”、すこし落ち着いてもまた悪化していたというSさんが、
「“大波小波”がゼロになった」と話すのは、
「生物学的製剤」といわれる新しい薬の治験に参加したことがきっかけだそう。
私が今日お会いした鈴木さんは皮膚の症状も見える場所にはほとんどなく、
ハツラツとしていました。

「全ての人に合うかどうか私にはわからないから何とも言えないけれど、
私は症状が“ゼロ”になった。
30年ぶりに湯船で手足を伸ばしたのが嬉しかった。
素足になれたのが嬉しかった。
やっとやっと普通の人間に戻れた気がしました」

この現状をお伝えできたことは大きな意味があったと思います。

15万人が多いか少ないかはわかりません。
でも、原因がわからなかったり患者数が少ないことで治療技術が進まなかったり、
情報がなかったり、社会の理解が得られなかったり…と、
苦しんでいる人たちがいるということは事実です。

日進月歩の医療の力の大きさと、
私たちひとりひとりの認識、理解が患者さんの苦しみを減らすことができるということを、
今日また再確認しました。

生物学的製剤は高価です。
患者さんたちの負担も大変だし、国の医療費にも重くのしかかります。
様々な課題がありますが、「普通の人間に戻れた気がした」というSさんの言葉が、
強く胸に響きました。

まず、いますぐにでも私たちにできることは、偏見をなくすこと。
「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」という病気があることをぜひ知ってください。

・「掌蹠膿疱症ネット」→ こちら

・日本皮膚科学会のホームページに
掌蹠膿疱症に関するQ&Aが掲載されています。→ こちら

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帰り道のクリスマスイルミネーション。


知ってほしい「掌蹠膿疱症」_a0231828_22305671.jpg

いろんなテーマのお仕事の本番がずっと続いていて、
秋から冬への記憶がすっ飛んでいる気がしますが、、、
日々、情報を届ける責任とやりがいを感じながら、まもなく今年も終わります。
ブログでのレポートも、さかのぼって書かねば・・・( ̄▽ ̄;)

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掌蹠膿疱症メディアセミナー
「中重症患者の日常生活に深刻な影響を与える『掌蹠膿疱症』とは?
―患者さんが直面する実態および最新治療のご紹介ー」
主催:ヤンセンファーマ株式会社

# by mori-mado | 2018-12-10 22:35 | 医療キャスターのおしごと | Comments(0)

「ポリファーマシー」とは?

今日の取材は、高齢者の「ポリファーマシー(多剤併用)」。

メディア向けのセミナーで、
秋下雅弘先生(東京大学医学部附属病院 老年病科)と、
池上あずさ先生(社会医療法人芳和会 くわずみ病院 院長)のお話を伺いました。

ポリファーマシーとは、多くの薬を同時に服用することで害をなすもののことを言います。
高齢になると多い脳血管の病気や糖尿病、高血圧、
脂質異常症(高コレステロール、高中性脂肪)、
胃の不調、便秘、不眠、痺れなど…、
これらで医療機関にかかり、それぞれの病気や症状に対する「薬」が積み上がっていくことで、
認知機能を低下させたり、転倒の原因となったり、、、
様々なリスク(害)が生じることをご存知ですか?

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厚生労働省の資料によれば、日常的に飲んでいる薬が6種類以上という人は75歳以上で4割以上。
ピークは80代後半で、10種類以上服用している人も15%近くになります。
秋下先生のお話では、
日常的に服用する薬が5、6種類を超えると明らかにハイリスクとなることが
日本老年医学会の調査でもわかっていて、
慢性の病気のコントロールについては症状や生活環境などを考慮しながら
“処方の見直し”をする必要があるというのが、これからの考え方とのこと。

とくに不眠症に対して処方される治療薬は慎重にする必要があり、
薬を減らす→止めることが治療のゴールであることを明確にし、
睡眠に関する生活習慣改善をしっかり実行していくことが重要だそう。

眠れない、夜中に起きる、早朝に起きるということに悩む高齢者のみなさん、
何時間眠れたかということは問題ではないそうです。
眠ることにこだわるのでなく、
昼間の生活に大きな支障がなければ
睡眠時間は何時間でも(例えば3時間でも4時間でも)良いということを知ってください。
寝付けないときは一旦起きることも有効。
眠れないからとベッドで何かするのではなく、
一旦起きて疲れをためて眠くなったらベッドに入るということを心がけるといいそうです。
本人と家族&医療者が不眠症治療のゴールを正しく認識することで、
現在高齢者の7%程度である不眠症治療薬の処方は半分くらいに減らせるのでは、、、と
池上先生は話していました。

不眠に限らず薬の処方の適正化に向けては、
医師はもちろんですが、薬剤師の専門性と経験がカギを握っています!
“チーム医療”の時代、地域の薬剤師さんがもっと専門性を発揮できる医薬連携を!
医師も薬剤師もどちらも意識を変えることが求められます。


今回のセミナーのベースとなったのは、
MSD株式会社が行った「シニア世代における服薬・不眠症治療に関する実態調査(2018年)」。
シニア世代の7割が「多剤併用(ポリファーマシー)」を「知らない」と答え、
「配偶者には睡眠薬に頼らず眠ってほしいが、眠るためには薬も仕方ない」と板挟みの状況が9割…など、
調査結果からは、高齢者の薬を巡る実態が見えてきます。

薬を創る製薬会社が健全な社会をめざして服薬の実態を調査し、
適正使用に向けて啓発していることに、大きな意義を感じました。

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メディアセミナー「高齢者の多剤併用に関する実態と不眠症治療の課題」
主催:MSD株式会社


# by mori-mado | 2018-11-06 23:33 | 医療キャスターのおしごと | Comments(0)

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