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映画「子どもが教えてくれたこと」

アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン監督のドキュメンタリー映画
子どもが教えてくれたこと」を観ました。

主人公は、年齢も性別も異なる5人の子どもで、
それぞれ神経芽腫、腎不全、表皮水泡症、肺動脈性肺高血圧症を患い、治療しています。
その子たちと家族、友人、医師や医療機関でケアする大人たちの
「日常」を追った作品です。


↑ 公式サイトより、予告編。

彼らは多くの時間を、笑って走って興味の赴くままに、
多くの子どもと同じように“子どもらしく”過ごします。

でも、ちがうのは、
おどろくほどしっかり自分の病気や治療を理解していて、
自分のことばや振る舞いでそれを表現しているということ。
そして、我慢をしなければならない瞬間をいくつも経験していること。
すべてをわかって向き合い受け入れている姿は、風格すら感じます。

そんな彼らの喜怒哀楽に胸を突かれたり、
なんとも言えない気持ちになったりもしました。

だけど「病気だからかわいそう」とか「病気だからできることが限られてしまうはず」とか、
そんな外野の先入観が いかに陳腐かということも気付かされます。

「命の力を信じる」、
それこそが、この子どもたちが教えてくれたこと。

映画「子どもが教えてくれたこと」_a0231828_22405699.jpg

自分の命の力を信じて輝く5人の子どもと、
子どもの命の力を信じるおとなたちの日常を、
ぜひ多くの人に観てもらいたいと思います。

シネスイッチ銀座」他で 公開中。
子どももおとなも、ぜひ

by mori-mado | 2018-07-14 22:46 | morimado的日常 | Comments(0)

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