白金台ルカンケ
白金台の「REQUINQUER」で、気のおけない友人とランチ。
メニューが変わるごとに、“美味しいものは美しい”まさに、、、のお料理をいただき、
日々のことを語り合う、しあわせの時間です。
ほんものの「小石」と間違えそうな
小さなパン(小石)と豚のリエットからスタートするコース。
苔に見立てたパウダーもかかった「小石」が箱庭のような演出で運ばれてくると、
毎回、「さ、はじまるよ♡」というワクワクした気持ちになります。
つづいてフォアグラのお菓子仕立て。
フォアグラを小さな小さなお菓子に仕上げる一品。
お菓子といってももちろんデザートではなく、アミューズです。
フォフグラが苦手な私も、これは大好き。
今月は「いちごのエクレア」。
いちごの可愛らしさを出すために、ベビーピンクのレンズ豆の上にちょこんと。
レンズ豆は食べられません。笑
カリフラワーの甘みを感じる、濃厚でもやさしいスープ。
スープといえども繊細な盛りつけ。
モダンな器とのコントラストも美しく、目も楽しませてくれます。
前菜は、白子のフリット。
山ほどの山ウドと一緒に、ブロッコリーのソースで。
春を思わせるエディブルフラワーが散らしてあり、華やかな一品です。
実は、白子はふだんは遠慮するのですが、
スタート前にお話をうかがったところ、「きっと美味しくいただける」と確信。
その通りになりました。笑
口に入れたときの濃厚すぎる感じが見事にアレンジされています。
食材の甘みや苦みのバランスが絶妙だし、なんてったって美しい!
本日の鮮魚は、白菜、里芋、春菊、牡蠣とともに。
アートです!
カリッと香ばしいお魚と、燻製した里芋がとても合う!
春菊もアクセントになって力強い味を、
泡仕立てにしたソースがまろやかにまとめてくれました。
デザートはタタン。
林檎の酸味とキャラメルのほろ苦さ、アイスクリームの冷たさ、クランブルの食感が
口の中でいっぺんに広がり、
甘くない大人のデザートといった一品。
ボリューム満点のお料理の後でも、ほどよくスーッと味わえます。
この日はコーヒーをやめて、ハーブティーと一緒にいただきました。
最後に小さな小さなカヌレが、木の幹を模した器に入って出てきます。
ごちそうさまでした♡
大きな通りから1本入った径にある、こじんまりしたフレンチレストランです。
食材の個性が掛け合わさり、丁寧で繊細な美味しさが作り出される一皿、一皿。
美味しくて、美しくて、たのしい“至福の時間”は、
いつも、こころとからだを元気にしてくれます♪♪
by mori-mado | 2018-02-08 15:22 | 美味しいものたち | Comments(0)