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乳がん早期発見のために~ピンクリボンによせて~

10月は、乳がんの撲滅・早期発見のための検診受診を呼びかける「ピンクリボン月間」です。


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そもそも、乳がんの検査って?”“どこで受けたらいいの?”

そんな疑問に少しだけお役に立てそうな情報を。


一般的に乳がんの検査の第一段階では、「視触診」と、

より確実さのために「マンモグラフィ」「エコー」という検査をします。


視触診

乳房の変形やひきつれ、くぼみと、乳頭部のへこみやただれ、分泌物など

見た目に異常がないかどうかチェックする検査(視診)と、

乳房とわきの下にしこりがないかどうかをチェックする検査(触診)です。


会社で1年に1度受ける健康診断の項目には「視触診」が含まれている場合もありますが、

40歳以上になったら「マンモグラフィ」も受けることをおすすめします。


マンモグラフィ検査

X(レントゲン)装置で、乳房を上下と左右から挟んで撮影する検査です。

しこりになる前の石灰化といわれる状態や、非常に小さなしこりを見つけることが得意な検査です。

私は多少の痛みを感じますが、撮影は一瞬です。

放射線の検査なので妊娠の可能性がある人は受けられません。


エコー(超音波)検査

横になって乳房にゼリー状のものを塗り、携帯電話程度の大きさの機械(プローブ)を直接あてながら

超音波で乳房の内部を調べていく検査です。

画面には 超音波によって得られた画像が同時に映っています。

しこりの内部やしこりの周辺の様子がわかるため、ある程度、良性か悪性かの判断をつけることができます。


乳がんの検査というと「マンモグラフィ」がよく知られていますが、

乳腺が発達している若い世代(20代、30)乳腺が白っぽく写し出されれてしまうために、

白く写るしこりが発見しにくいという難点があります。

そのため若い世代(20代、30)の人は「エコー検査」も併せておこなうことがよいとされています。


では、どこで受けたらよいかというと、

乳がんを見逃さないためには「乳腺」の専門医のいる施設での検査がおすすめです。

「乳腺科」「乳腺外科」「乳腺外来」「ブレストセンター」など診療科の呼びかたは施設によって異なります。


「婦人科?」と思う人も多いようですが婦人科の領域ではありません。

ただし、「レディスクリニック」「女性外来」などの名前をつけて、

婦人科と乳腺科の両方のドクターがいるところもあります。


わからない場合は、検査や診察を受ける前に、

乳腺の専門のドクターがいるかどうか問い合わせてみてください。


自覚症状がある場合は「診察」になるので健康保険が適用になります。

定期検診として自発的に受けたい場合は、「乳がん検診」をおこなっている施設かどうかをまず確認し、

同時に、乳腺専門医がいるかどうかや検診費用なども確認してから行くことをおすすめします。


参考までに、

マンモグラフィ検査のレベルが一定基準以上であると認定する

「特定非営利活動法人 日本乳がん検診精度管理中央機構」という組織があり、

ホームページには、認定を受けた医師と診療放射線技師のリストが掲載されています。


また、40歳以上の女性には2年に1度、お住まいの市区町村から「乳がん検診」の通知があるはずです。

検診項目は、視触診とマンモグラフィです。

詳しくは、お住まいの市区町村にお問い合わせください。


もちろん1ヶ月に1度くらいの頻度で生理後の乳房が柔らかい時期に

自分の乳房を自分でチェックする「セルフチェック(自己検診)」も大切。

ただし「自己“検診”は大切だけれど、自己“診断”してはいけません。」とは、

かつて取材した先生のお言葉。

“痛みがあるしこりは大丈夫”とか、“ま~るいしこりは良性腫瘍”とか・・・、

“一般的にはそういうことが多い”という情報に惑わされず、

おかしいと感じたら必ず医療機関を受診してください。


あなたを守るのは、あなた自身です。

たいせつなひとの笑顔のためにも、定期的な検診を♡


by mori-mado | 2014-10-01 20:37 | 医療キャスターのおしごと | Comments(0)

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