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安全・安心な医薬品とは

薬剤師向けのセミナーで、キャスターをやらせていただきました。
第一線で活躍されている薬剤師のお二方を講師にお招きし、
「安全・安心な医薬品のポイント 包装表示、識別性」をテーマにお送りする、60分の生放送番組。
医療安全の観点からの薬剤のパッケ−ジや表示について、ト−クセッションをおこないました。

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Iマネージャーが撮影してくれたリハーサル中の1コマ♪

薬のシ−トや袋、個装箱という限られたスペ−スに、
薬剤の名称や使用期限、容量、メ−カ−名など様々な情報が記載されていますが、
「薬事法」で定められたこの記載は、
現場の医療スタッフにとって優先度の高い情報こそパッと目に入る表示にすることが必要であり、
それにより薬の取り違い、扱い違いによる事故を防ぐという役割が求められています。

医療事故を未然に防ぐ、現場スタッフの作業効率を上げる、患者が正しく服用できる…という視点から、
医薬品のパッケージには、実は様々な工夫、改良が行われています。
これを先駆けて工夫したのは、ジェネリック医薬品(後発医薬品)でした。
ジェネリック医薬品のメリットは、もはや価格が安いというだけでなく、
識別性に優れている、利便性に優れている製品を開発するという、企業努力の部分も大きいのです。

先発か後発かということではなく、医療現場において安全で安心な薬剤とはどのようなものか、
大学病院での薬剤選択の事例を紹介いただきながら、講師のご意見も伺いました。

あってはならない医療現場での事故を確実に防ぐための対策は、
何重にしても“これで十分”ということはありません。
医療機関が薬剤を選択するときの検討材料として、
治療効果とともにパッケージ表示も重要であることを、
実際の“ヒヤリハット(事故寸前)”事例をあげてお話いただきました。
最近では、ユーザーである医療現場のスタッフや患者、介護者の目線での使いやすさを追求し、
改善していこうという意識変化が、医薬品業界全体で起こっているそうです。

よりよい医薬品が世に出るためには、
薬剤と患者さんをつなぐ現場の薬剤師さんと、製薬メーカーの、良好なコミュニケーションが不可欠。
そのような意味も含めて、近年、薬剤師に期待される役割はさらに大きくなっていると言えそうです。

医療の世界は奥深い! またひとつ勉強させていただきました。

by mori-mado | 2013-06-25 23:53 | 医療キャスターのおしごと | Comments(0)

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