PROFILE

宮沢和史

THE BOOMのボーカリスト。ソロ・アルバムはこれまでに4枚をリリース。海外でのリリース、ツアーも活発に行ない、一昨年にはヨーロッパ、昨年は南米ツアーを敢行。
ベストアルバムも昨年ブラジル、アルゼンチン、ヨーロッパでそれぞれ発売。「島唄」は国境を越え、今回のツアー先である東欧各国でも愛されている。

INFORMATION

★ライブ

【MIYAZAWA-SICK '05】
1月28日(金)
フランス・パリ 日本文化会館
1月29日(土)
フランス・パリ 日本文化会館
2月1日(火)
ブルガリア・ソフィア 国立文化宮殿
2月4日(金)
ポーランド・プシェミシル
プシェミシル市体育館
2月6日(日)
ポーランド・ヴロツワフ
IMPART HALL
2月9日(水)
ロシア・ モスクワ
ゴーリキ記念モスクワ・
アカデミック芸術劇場
2月10日(木)
ロシア・モスクワ クラブB2
2月12日(土)
イギリス・ロンドン
ICA Theatre "Future World Funk Night"
2月23日(水)
大阪・フェスティバルホール
2月25日(金)
東京・渋谷公会堂

大阪公演詳細

2月23日(水)大阪・フェスティバルホール
開場=18時15分/開演=19時
チケット=6,300円(全席指定・税込)
一般発売日=12月19日(日)
問=キョードー大阪
06-6233-8888(10時〜19時)

東京公演詳細

2月25日(金)東京・渋谷公会堂
開場=18時15分/開演=19時00分
チケット6,300円(全席指定・税込)
一般発売日=12月19日(日)
問=ディスクガレージ
03-5436-9600(平日12時〜19時)

【大阪・東京公演】

※6歳未満入場不可。※小・中・高校生のお客様は、割引いたし ます。チケットをご購入の上、当日入場時に身分証明書を提示してください。3,000 円をご返金いたします。
 
★リリース

宮沢和史作品
MIYAZAWA-SICK

『MIYAZAWA-SICK』
TOCT-24930
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SPIRITEK

『SPIRITEK』
TOCT-25275
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THE BOOM作品
百景

『百景』
TOCT-25378
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<   2005年 02月 ( 19 )   > この月の画像一覧

 
トメック・マコビェツキと宮沢
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 午後1時、ホテルから車で10分ほどの所にあるプシェミシル市体育館に到着。かなり古い建物。体育館の廊下を仕切って楽屋代わりに使う。楽屋にはプシェミシルで合流したスタッフからの差し入れ「赤いきつね」。初日のパリ以降、日本食レストランがあまり無い国にばかりをツアーしているため、MIYAZAWA-SICK旅団は一度も日本食にありついていない。そんな状況下にやってきた「赤いきつね」に、一同感激し、みんなで回し食い。見よ、この至福の笑顔。この写真を誰か「マルちゃん」に送ってやってください。

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 あらかた楽屋のセッティングを終えて、ホールに入ると、迷彩服の若者達が働いている。今日のライブは、国境警備隊の人達も舞台の設営などにボランティアで参加してくれている。本当に街ぐるみでこのライブを盛り上げようとがんばってくれている。本番直前、いつものように宮沢はポーランド語のMCを一生懸命練習している。今回は5カ国全て言語が違うから、本当に大変の一言につきる。ポーランドでの共演者、トメック・マコビェツキは昨日プシェミシルにマネージャーのアニャと2人で入ってくれた。楽屋でのインタビューがこちらに載っています。


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 開場時間。体育館には町中の人がやってきたの?というくらいに、多種多様な人々が訪れていました。約1300人近くの人が入ったそうです。ライブが始まると、なんだか異様な盛り上がり。ウクライナとの国境にあるこの小さな街プシェミシルでは、ロックコンサートというものに触れたことが無いであろう人達ばかり。反応が今までのコンサートとは全く違う。静かな曲の時にも、子供達がざわざわとしている。観ていた私は、すごく戸惑った。でもすぐにこの感覚がつかめた。あぁ、今までTHE BOOMが3年間野外で全世代に向けてやってきたライブ、あのときの肌触りに近い。土地土地によって、年齢層もお客さんのタイプも全く違う。なにせ今回は国まで違う! そう感じたその頃から、客席の反応も徐々にヒートアップしてきて、最後にはやはりこのバンドのペースに客席が巻き込まれていった。

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 アンコールで登場したトメック(ポーランド人なら誰もが知ってるロックシンガー。22歳!)に、客席も大興奮。トメックは宮沢と目を何度も合わせながら「ひとつしかない地球」を美しい日本語で熱唱してくれた。
 ライブが終わったあと、急いで出口に設置したCDとTシャツを販売するための机で、「プイタ!!(ポーランド語で「CD」という意味)プイタ!!」と叫んでいると、「5枚ちょうだい」と言ってくれた男の子、「今日のライブの曲はたくさん入ってる!?」と興奮しながら話しかけてくれた女の子など、たくさんの人が集まってくれた。楽屋に戻り、宮沢にそんな反応を伝えつつ、弾き語りコーナーの時のことを話すと、「うるさいのは気にならないよ、俺。国も地方も違うんだから、反応が様々なのは当たり前。俺はベストを尽くす。今日の弾き語りはすごく満足がいく歌が歌えたよ」と言っていた。
 バンドメンバーも今日は様々な感想を持っていたと思う。高野さんの日記を読んで感じることも沢山ありました。高野さんの日記を読むと、泣かされて、奮起させられます。
by miyazawa-sick05 | 2005-02-09 20:32
 
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 今日はメンバーは一日オフ。IGAさんが「ぜひ連れていきたい場所があるの」と、メンバーをポーランドとウクライナとの国境へ連れていってくれました。有刺鉄線が張り巡らされた国境は、想像していたよりものんびりとした佇まい。宮沢が「EUの果てだね」とつぶやいていたのが印象的でした。
 上の写真はIGAさんからプレゼントされたクッキー。それはそれはおいしかったのです。

 夕方にホテルへ戻り、解散。宮沢は読売新聞ロンドン支局から「ライブの事前にインタビューをお願いできますか」とのオファーがあり、部屋で電話インタビューを受けました。

 夜、ホテルの前のイタリアンレストランに行くと、オーナー夫妻の大歓迎! 「明日のライブ必ず行くわよ!」とビールやワインを振る舞ってくれました。
by miyazawa-sick05 | 2005-02-07 10:52
 
国立文化宮殿の前で記念撮影
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 11時15分にソフィアのホテルを出発。昨日ライブを行った国立文化宮殿で機材をバスに積み込みます。コンサートで本当にお世話になった館長のおじさんも笑顔で待っていてくれました。館長さんは「また必ず戻ってくるんですよ」とあったかい笑顔で別れを惜しんでくれました。


この後ろ姿はベースのtatsuさん
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 たくさんの楽器や機材の積み込みを終え、ソフィア空港へ。飛行機での移動の度に、税関に機材を申請して、荷物チェックをして……という煩雑な手続きがあるので、フライトの3時間前に空港に着いても、飛行機に乗れるのはいつも離陸の直前。そのため、空港ではスタッフもメンバーも関係なく、機材を運んだりチェック中の待ち時間をつぶしたりしています。


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 ようやく税関でのチェックが終わり、ポーランド航空のプロペラ機にてジェシュフ空港(プシェミシルに一番近い空港。それでも空港から車で1時間30分)へ。空港に到着すると、ライブのオーガナイザーであるIGA女史が花束で出迎えてくれました。すでに空港にはライブの告知ポスターがあちらこちらに貼られていました。

 夜の街を抜けてようやくプシェミシルに到着。ポーランドとウクライナの国境にある小さな、とてもかわいらしい街です。
c0035682_10453559.jpg ホテルに到着してロビーに入ると、ここにもMIYAZAWA-SICKのポスターがありました。でもちょっと様子がおかしい。おねえちゃんのヌードがあしらわれた「ナイトクラブ・サターン」のポスターが横に貼ってあるのです。MIYAZAWA-SICKのポスターも少し胸がはだけている写真なので、この並びはちょっと微妙……。ということで記念撮影。ぱちり。
by miyazawa-sick05 | 2005-02-07 10:49
 
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 ついにやってきたソフィアでのライブ当日。ファンから届いた沢山の応援メールをプリントアウトして楽屋に貼りだしました。その1枚1枚を宮沢は真剣に、そして嬉しそうに読んでいました。


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 リハーサルの合間を縫って、宮沢はブルガリア語でのMCの練習に励みます。練習している脇を通りかかったギターの高野寛さんは「なんだか家庭教師と生徒みたいだね」と笑っていましたが、それに対して宮沢は「いやな思い出だ……」と苦笑。どんな思い出なんでしょうか。
 ちなみに先生は、ブルガリアでのライブの主催・日本大使館の山岸さん。前日、私たちを温泉に連れて行ってくれた方です。ついつい出てしまう宮沢のポルトガル語風のアクセントに「それじゃラテンすぎます!」とピシャリ! なかなか厳しい先生でした(笑)。

 ソフィア公演の会場である国立文化宮殿は、3000人以上収容することができる、バルカン半島最大のコンサートホール。そんな大きな会場に、お客さんは来てくれるんだろうか……。正直言って、開演するまで不安で不安でしょうがなかったのです。そんな緊張の中、開演。メンバーがステージに立つまでは客席を見ないでおこうと勝手に決めていた私は、メンバーがステージへ向かうのを見て、客席へ。果たして目の前には信じられない光景が広がっていました。大きな会場の半分以上を埋め尽くす、ブルガリアの人たち……。そして彼らは大きな歓声でバンドを迎えてくれました。マンガみたいだけれど、「夢じゃないか」と目をこすって確かめてしまうくらい。本当に驚きました。
 それというのも、ブルガリアは世界の中でも日本人が少ない国のひとつで、在留邦人が大使館の職員を含めて約120人しかいないからです。もちろん在留邦人の方も来てくれたし、このライブの噂を聞いてわざわざ足を延ばしてくれたバックパッカーもいらっしゃったそうです。それでも、日本のロックミュージシャンが日本人のほとんどいない国に歌いに来て、こんなにも多くの人が集まってくれたことはまさに奇蹟!だと思います。

みやざわさん あなたを 愛しています
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 ブルガリアのあちこちから遠い道のりを経て、ソフィアまでやってきてくれた人たち。中にははるばる黒海沿岸からバスに乗って来てくれた高校生のグループも! その人たちの大きな歓声! 日本語で描かれたメッセージボードを手にかざして見せてくれている人もいました(写真が見づらくてすみません……)。がんばって書いてくれんだと考えると、本当に嬉しくなります。


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 そして特別ゲストのKiril Marichkov(キリル・マリチュコフ)さんが登場。宮沢と交互にデュエットした「My Heart, My Soul, My Fear」は、まさに大人のロックという味わい。
 アンコールで再びKirilさんが登場。昨日レコーディングしたばかりの「ひとつしかない地球」を歌う。この歌をここで歌うことの意味は本当に大きい。お客さんにとっては、初めて聴く歌のはずなのに、みんながハミングをしているように見えました。


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 曲が終わってバンドが袖にはけると、「MIYAZAWA!MIYAZAWA!MIYAZAWA!」の大コール! その大声援に呼ばれ、もう一度ステージに上がって、この日2度目の「島唄」を演奏。すると、今まで楽しみながらも立ち上がることのなかった、1階後方の人たちも立ち上がり、会場がまさに総立ちに! 客席には泣いている人がいっぱいいる。もっとお客さんの顔が見たい!!と思ったその瞬間、客席の照明がだんだんと明るくなってきた! おかげで、最後の最後に写真をぶれずに撮ることができました。この写真でこのライブの半分も伝わるとは思っていませんが、想像をふくらませて見てください! 歓声が聞こえてくるかもしれません。

 ライブが終わった後、CDを売るために急いでロビーへ! 大きい会場で、出口もたくさんあるので、一ヶ所でCDを売ってもとても追いつかないことに気づきました。おつりをポケットにねじりこんで、CDを手に持てるだけ持って、出口付近で「CDモーリャー!!」と叫びました。このフレーズは「CDあります!」という意味。その場に居た日本人の方に教えてもらったものです。すると、みるみるうちにブルガリア人が群がってきて、CDを買ってくれました。パリに続いてCD完売です!

 会場を出て、打ち上げ会場へ。その打ち上げで、山岸さんは「私の任期がある残り2年の間に、必ずもう一度宮沢さんたちにここに戻ってきてもらえるようにがんばります!!」と言ってくれました。またひとつ、宮沢にとっての故郷が生まれたようです。


HAPPY BIRTHDAY!
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 打ち上げでもバンドのメンバーのテンションは下がらない! そんなメンバーからのスペシャルサプライズ。お店の電気が消えた!?と思いきや、ケーキとろうそくが登場! この日はバイオリン・二胡の土屋玲子さんの誕生日だったのです。素晴らしい一日は最後までハッピーでした!
by miyazawa-sick05 | 2005-02-03 21:11
 
ソフィアにてテレビ出演、レコーディング――1月31日

bTVの入り口に貼ってあったポスター
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番組収録前、大あくび第二弾!
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収録直前
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 この日は朝8時30分にロビー集合。ホテルを出発して、朝の情報番組に生出演するために、ブルガリア最大のテレビ局・bTVへ。このbTVでの収録は2度目。1月の頭にライブのプロモーションのためにブルガリアを訪れ、視聴率50パーセントを超えるという国民的番組『Slavy's Show』に出演して以来です。その時と同じく、今回も「島唄」を生演奏。朝9時からの出演にもかかわらず、宮沢は渾身の歌で勝負! 収録後に「テレビ見たブルガリア人は"朝から力入れて歌ってる日本人がいるなぁ"って不思議だろうね」と笑ってました。

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 本番中は撮影ができないので、楽屋でパチパチと画面録りをしていたら、そこに居たヘアメイクさん達が「GOOD SONG!」と私に笑いかけてくれました。
※1月7日に『Slavy's Show』に出演したときのレポートはこちらの“MIYAZAWA-SICK '05 travelogue ”に記しています。


Kiril Marichkovさんと宮沢
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 午後からはブルガリア最大のニュース通信社「BTA」にて、ライブにゲスト出演してくれるブルガリアのベテランロックシンガー、Kiril Marichkov(キリル・マリチュコフ)さんとの共同記者会見。たくさんのブルガリアの記者が取材に来てくれました。
 記者会見で記者が「ブルガリアでの初ライブ、どんな気持ちですか?」という質問に対して、宮沢は「言葉は違うけれど、僕の音楽がブルガリアの人たちに伝わることを信じて、明日歌いたいと思っています」と答えていました。


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 記者会見の後は、Kirilさんと「ひとつしかない地球」のレコーディング。スタジオへ向かう途中、日本大使館の山岸さんに温泉を汲むことができる場所へ案内してもらいました。ブルガリアはヨーロッパいち、温泉が多い国なのです。そこでは、たくさんある蛇口から温泉の湯気がもうもうとたっていて、地元の人たちが5リットルは入りそうな大きなペットボトルを両手に抱えて、温泉を汲み持って帰っていました。私たちも蛇口から直接温泉を一口いただきました。無味無臭だけど、あったかくてほっとする感じ。宮沢も温泉に手を当てて暖をとっていました。宮沢による温泉の写真はこちら
 スタジオに向かおうかと思ったその時、かわいい帽子をかぶった品の良さそうなおじいさんが宮沢に寄ってきて「君は日本のロックスターだろ? テレビを見たよ」と話しかけてくれたのです。そうです、と答えるとおじいさんは「ヨーロッパをツアーで廻ってるんだって? 成功を祈っているよ。健康には気を付けるんだよ」と言って、よっこらせと大きなペットボトルを持って去っていきました。温泉以上にあったかい気持ちをもらうことができました。


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 18時に市内のレコーディングスタジオに到着。ボーカルブースが一つしかない、小さなスタジオだけど、ハードディスクレコーディングが出来る設備が整っていました。
 レコーディングがスタート。Kirilさんは、一生懸命練習してくれた日本語で「ひとつしかない地球」の日本語パートと、宮沢の歌詞を酌み取って、ブルガリア語で詞を付けてくれたパートを歌入れしていきます。既に60歳を超えているキリルさん、ずっとオリジナル曲で勝負してきた方です。壮大なキャリアの中で、日本語で歌うことはもちろん、人の歌に歌詞を付けることも初めての経験。だからこそ慎重に丁寧に、歌ってくれました。CATIAさんの風のような歌声とはガラリと変わって、重厚感のある、説得力の固まりのような歌声でこの歌を表現してくれました。Kirilさん、ありがとう!

 レコーディングが終わったのは21時過ぎ。宮沢もワタクシもかなりヘトヘトの状態でホテルへ戻りました。でも、明日のライブのために仕込みをしているスタッフたちはまだ作業中。仕込みを終えた彼らをロビーで迎え、部屋へ戻る頃には日付も変わっていました。今日も一日長かった!
by miyazawa-sick05 | 2005-02-03 15:53
 
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 まだ日も昇らない早朝7時。ホテルを出発してフランスからブルガリアへ。エールフランスの機内食は、ちゃんとフランス料理でした。ちなみにローストビーフ。っていうかローストビーフはフランス料理なのか?
 飛行機に乗って2時間半後、窓から見えてきたのは一面の雪景色! 想像以上に寒そう……。ソフィア空港に到着し、飛行機から降りると、パリとは比べモノにならない寒さ! 「身を切る寒さ」とはまさにこのこと。

 空港では3週間ぶりに在ブルガリア日本大使館の山岸さんと、通訳のニコリーナさんに再会。このふたりに再会できるということだけで、ブルガリアに来るのが楽しみでした。
※1月上旬のブルガリア・ソフィアへの訪問については、このヨーロッパツアーについてまとめたページ“MIYAZAWA-SICK '05 travelogue”をご覧ください。


ソフィア第18高校の校長先生も空港まで来てくれました。
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 税関を通って外に出ようとすると、聞き覚えのあるメロディーが聞こえてきました! なんとそこには前回訪問したソフィア第18高校の生徒さんたちが「島唄」を歌いながら出迎えてくれていたのです! あまりの驚きに、MIYAZAWA旅団一行はぼーぜんとしています。笑顔の素敵な校長先生も来てくれていて「みんなコンサートを楽しみにしていますよ」とにっこり。日本からこんなにも遠く離れた国で、こんなにたくさんの人が待ってくれてるなんて、なんて幸せな事なんだろう。 さらには、ブルガリア国営テレビまで私たちの到着を待ち受けていました。宮沢和史はブルガリアのヨン様か? それくらいの盛り上がりでした。こちらの記事を見てください。見出しが「JAPANESE MUSIC STAR RETURNS TO SOFIA」! STAR!?


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 車に荷物を載せて、一路ホテルへ。ホテルでもサプライズが待っていました。ブルガリアの伝統音楽を継承しているグループが「ぜひMIYAZAWAにこの音楽を聴いて欲しい」とホテルのロビーで待っていたのです。
 突然始まった演奏会。羊の胃の皮でできたバグパイプのようなブルガリアの伝統楽器「ガイダ」と縦笛の「カバル」や太鼓など、ヨーロッパと中近東が混ざりあったような音色、つまりまさにブルガリアの歴史と重なる伝統音楽なのです。
 最初は「聞かせる」タイプのゆっくりとした音楽が、最後には太鼓を駆使した誰もが踊らずにはいられなくなる、ダンスミュージックに。口笛も合いの手で入り、これはまさにカチャーシー! 宮沢はもちろん、メンバー、スタッフ、ホテルの従業員までもが輪になって踊り出しました。
 演奏が終わって、グループのリーダーが、「ブルガリアはいろんな国の文化が混ざり合う、まさに交差点のような国です。ギリシャ、マケドニア、ルーマニア、トルコ……。お互いに影響しあって、“バルカン音楽”ができるのです。MIYAZAWAにぜひ聴いてもらいたかった」と説明してくれました。「もちろんMIYAZAWAのライブも行くよ!」とにっこり。ブルガリアに到着してまだ2時間も経ってないのに、起こることの濃さといったら目が回りそうです。

 夕食は大使館のみなさんが招待してくれた、ブルガリア料理の食事会。素敵な一軒家のレストラン。臓物スープや、チーズ、パプリカを炒めたもの、そして最後には、やはりブルガリアといえばヨーグルト! ということで、おなかいっぱい頂きました。

 さて、ここで濃い一日もおしまい、と言いたいところですが、最後に予想だにしなかった出来事が! レストランの外に出ると、乗ってきたハズのマイクロバスが忽然と消えているではないですか! ドライバーさん顔面蒼白……。どうやら、というか間違いなく盗難にあった模様。結局タクシーを呼んでホテルへ帰ったものの、ドライバーさんのことを考えると……。波乱含みのブルガリア初日でした。
by miyazawa-sick05 | 2005-02-01 21:09
 
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 今日はホテルから徒歩で会場に向かいます。途中でパーカッショニストのマルコス・スザーノがおいしそうなケーキ屋さんを発見! 「オォ! イチゴタルトネ!」と大好物を買って、幸せそうです。


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 パリ2日目。本日も満員御礼です。宮沢のフランス語のMCも心なしか流暢になっているようで、客席も前日よりも言葉のひとつひとつに盛り上がっていました。ライブも前日にも増した盛り上がり!
※宮沢和史のオフィシャルサイト内ニュースページに、パリでのライブを観に来てくれた人たちの感想も載っていますので、そちらもご覧ください。


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 ライブが終わり、CATIAさんが「これはMIYAZAWAにプレゼントよ」とワインを差し出してくれた。そのワインにはラッピングのように便せんが1枚巻かれていて、そこには「この数日間一緒にいて、MIYAZAWAに触発されて、歌詞を3編書きました。この歌詞にぜひ曲を付けて、いつか一緒にセッションしましょう」と書かれてあったのです! 宮沢は大事そうにその瓶を抱えていました。

 打ち上げ会場のビストロへ移動。地元のパリっ子で既にお店は盛り上がっていました。出てくる料理(当然フランス料理)は今まで結婚式のオードブルでしかお目に掛かることがなかったテリーヌや生ハムなど。食べてみると、そりゃもうウマイ! 地ビールを飲みながら盛り上がっていると、BGMに聞き覚えのある歌が。
「YMCA」! 万国共通、パリッ子もメンバーも、そしてライブを主催してくださった日本文化会館のスタッフも、みんな一斉に「ワーイ・エム・シー・エ!」と振り付けで踊る。なんだかすごく幸せな時間だった。
 まだまだこの先は長いけど、素晴らしいツアーのスタートを切ることができました。メルスィ・ボク!

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by miyazawa-sick05 | 2005-02-01 16:10
 
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 いよいよ、本当の意味でのツアー初日、パリでのライブです。
 午後、会場である日本文化会館に到着。チケットは完売! お客さんは日本人とフランス人が半分ずつぐらいという感じです。続々と入場してくるお客さんにツアーのスタートを実感します。
 

開場します!
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 ライブは20時40分に始まりました。まずはCATIAさんがふたりのミュージシャンとともに登場し、ポルトガル語で、ボサノヴァ・スタイルでカバーした「島唄」を含む5曲を歌いました。
 続いて宮沢和史MIYAZAWA-SICKが登場。一昨年のヨーロッパ・ツアー、昨年の南米ツアーと、一緒に海外ライブを続けてきたこのバンドは強力です! 
※MIYAZAWA-SICKのギタリスト、高野寛さんがご自身のサイト内のツアー日記にもこのライブの感想を書いてますので、ぜひチェックしてください。
 

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 アンコールを求める、拍手とフロアを踏みならす足音には本当に感動的でした。アンコールではCATIAとともに前日にレコーディングしたばかりの新曲「ひとつしかない地球」を初披露。ポルトガル語と日本語のデュエットです。


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 大歓声の中、ライブが終わりました。私は急いでCDとツアーTシャツを売るためにロビーへ。CDは昨年10月にヨーロッパでリリースされた、ヨーロッパ独自編集の宮沢和史ベストアルバム『TOKYO STORY』です。
 お客さんから「今日のライブでやった曲はこのCDに入ってるの?」と訊かれた(と思う)ので「ウィ!」と答えてみた。そしたら、なんとなく通じた! それからはお客さんたちにとにかく「メルスィ!」を連発していたら、勢い余って日本人のお客さんにも「メルスィ!」と言ってしまい、プッと笑われました……。


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 CDもあと残り数枚という時に、写真の女性が近づいて来て、「このCDをちょうだい!」と英語で話しかけてきました。彼女はすごい勢いで話し始め、「私はセネガル出身で、今はフランスに住んでいるの。今日の『島唄』でMIYAZAWAのMCに感動して涙が出たわ。セネガルでは黒人が大量虐殺された歴史があるの。オキナワの歴史ととても重なるものを感じたわ。他の曲もアグレッシヴで最高のライブ! 明日は当日券が出るのかしら? 絶対に明日も来るからね!」と言ってくれました。彼女はミュージシャンだと言い、「いつかMIYAZAWAと一緒にやりたいわ!」と去っていきました。私は泣きそうになりました。
 楽屋に戻ったあと、宮沢にその話を伝えると「俺のフランス語のMC、通じてたんだね」と嬉しそうでした。

 初日にして最高潮のライブ。恐るべし!
by miyazawa-sick05 | 2005-02-01 15:47
 
パリのラジオ局で。中央がCATIAさん、右端が番組DJ。
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ボサノヴァのスタンダード「イパネマの娘」をCATIAさんとセッション!
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 午前、ラテン専門のFM局「Radio LATiNA」にCATIAさんと共に出演しました。CATIAさんはパリに住むブラジル人シンガー。昨年12月、彼女の東京でのライブを宮沢が観に行き、今回のパリでの共演を約束しました。
 ラジオ局のDJは宮沢の音楽にとても興味を持ってくれて、質問もばしばし飛んできます。「なぜブラジル音楽に惹かれているのか?」という質問に、「ブラジル音楽には、絶望と喜びが同居している。人間が持っている喜怒哀楽が全て音楽で表現されている。そこに自分は惹かれている」と宮沢が答えると、「国や言葉が違っていても、音楽でそれを共有できる喜びをMIYAZAWAは知っている。それがとても素晴らしいことだ。MIYAZAWAは“音楽の根元”を今もなお探しているようだ」とCATIAさんもコメント。
 DJも「MIYAZAWAの音楽はアバンギャルドから伝統まで多岐に渡っている希有なアーティストだ」と大絶賛。そして、「ぜひ弾き語りで歌ってもらえないか?」というリクエストに応じた、なんの打ち合わせもなしの宮沢とCatiaさんによる「イパネマの娘」セッションに、ブースの中はとても盛り上がりました。
「メルスィ・ボク(ありがとう)! 僕はこの放送局がとても好きです。こんな専門チャンネルが東京にもあればいいのに」と、宮沢は名残惜しそうにスタジオを後にしました。


歌詞についての打ち合わせ。会話はポルトガル語で。
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「MIYAZAWA-EYES」のこの写真はこうやって撮りました。
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 「Radio LATiNA」を出て、パリ16区のはずれにあるレコーディング・スタジオへ向かいます。一軒家を改造したスタジオはとても居心地のいい造りになっていて、ロビーに入ると、ギターを改造したオブジェがあちらこちらに飾ってある。宮沢は自分の写真blog「MIYAZAWA-EYES」用の撮影に余念がない様子(笑)。
 ツアーに来ていながらレコーディングというのは、今回のツアーでは宮沢の新曲「ひとつしかない地球」を各国のゲスト・ミュージシャンと各地、旅先でレコーディングしていく計画があるからなのです。
 では早速、とボーカルブースに入るCATIAさん。CATIAさんはこの日のレコーディング用に、日本語とポルトガル語をミックスした歌詞を書いてきてくれていました。CATIAさんが一声出しただけで、さわやかな風が吹いてきました。


ヘルシーなレバノン料理
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 レコーディングが終わった後は、ちょっと遅いランチ。日本でもどのスタジオにも置いてあるお馴染みの出前ファイルがここにも! パリの出前はというと、ピザはもちろん、イタリアン、お寿司、インド料理など多種多様。ここで私達が選んだのは、なんとレバノン料理。レバノン???食べたことない、んじゃ食べてみよう!ということで、頼んだところ、野菜中心の煮込み料理でした。特に子羊を煮込んだものが、
やわらくて癖もなくてすごくおいしかった。
 食事中もCATIAさんと楽しいおしゃべりが続きました。CATIAさんはほんとに明るくてかわいらしい方でした。
by miyazawa-sick05 | 2005-02-01 02:09
 
 

 
 

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