PROFILE

宮沢和史

THE BOOMのボーカリスト。ソロ・アルバムはこれまでに4枚をリリース。海外でのリリース、ツアーも活発に行ない、一昨年にはヨーロッパ、昨年は南米ツアーを敢行。
ベストアルバムも昨年ブラジル、アルゼンチン、ヨーロッパでそれぞれ発売。「島唄」は国境を越え、今回のツアー先である東欧各国でも愛されている。

INFORMATION

★ライブ

【MIYAZAWA-SICK '05】
1月28日(金)
フランス・パリ 日本文化会館
1月29日(土)
フランス・パリ 日本文化会館
2月1日(火)
ブルガリア・ソフィア 国立文化宮殿
2月4日(金)
ポーランド・プシェミシル
プシェミシル市体育館
2月6日(日)
ポーランド・ヴロツワフ
IMPART HALL
2月9日(水)
ロシア・ モスクワ
ゴーリキ記念モスクワ・
アカデミック芸術劇場
2月10日(木)
ロシア・モスクワ クラブB2
2月12日(土)
イギリス・ロンドン
ICA Theatre "Future World Funk Night"
2月23日(水)
大阪・フェスティバルホール
2月25日(金)
東京・渋谷公会堂

大阪公演詳細

2月23日(水)大阪・フェスティバルホール
開場=18時15分/開演=19時
チケット=6,300円(全席指定・税込)
一般発売日=12月19日(日)
問=キョードー大阪
06-6233-8888(10時〜19時)

東京公演詳細

2月25日(金)東京・渋谷公会堂
開場=18時15分/開演=19時00分
チケット6,300円(全席指定・税込)
一般発売日=12月19日(日)
問=ディスクガレージ
03-5436-9600(平日12時〜19時)

【大阪・東京公演】

※6歳未満入場不可。※小・中・高校生のお客様は、割引いたし ます。チケットをご購入の上、当日入場時に身分証明書を提示してください。3,000 円をご返金いたします。
 
★リリース

宮沢和史作品
MIYAZAWA-SICK

『MIYAZAWA-SICK』
TOCT-24930
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SPIRITEK

『SPIRITEK』
TOCT-25275
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THE BOOM作品
百景

『百景』
TOCT-25378
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クラブB2での熱狂の一夜――2月10日

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 13時。ホテルのロビーに集合して、リハーサルのため会場へと向かう。今日の会場であるクラブB2は約500人収容の、音楽好きの若者が集まるクラブ。チケットは当日販売なので、どれくらいの人が集まるのかは、蓋を開けてみないとわからない。ただ、このロシアでの盛り上がりは尋常じゃない。

 18時過ぎ。リハーサルが終わり、本番の時間までいったんホテルに戻る。戻る途中に赤の広場へ立ち寄り、宮沢はメンバーへのプレゼントを買う。生まれて初めての赤の広場やクレムリン宮殿。ひとつひとつの規模が大きすぎて、目がくらむ。

 21時。ホテルのロビーで再集合して、会場へと戻る。到着すると、フロアは地元の若い人達でぎゅうぎゅう詰めの状態。チケットは完売したようだった(ほっ)。明らかに客層が昨日とは違う。狭い楽屋の中で、メンバーはそれぞれテンションを上げていく。

 22時。昨日に引き続いての共演、ナイト・スナイパーズのライブがスタートする。ボーカルのディアナがステージに立つと、行き来できない程にぎっしり集まった観客が大きな歓声を上げる。昨日とほぼ同じメニューでライブは進行していく。
 そしてラストの曲「コシカ」で宮沢が呼び込まれる。わずか2回目の共演なのに、2人は最高のテンションで歌う。ディアナは自分が着ていた白いシャツを宮沢に羽織らせ、自らは白いタンクトップ1枚になる。かっこいい。大歓声の中、2人の「コシカ」は終わった。

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 そしてスタッフが大急ぎでセットチェンジ。MIYAZAWA-SICKロシア最終公演、24時スタート。宮沢がステージに現れるやいなや、昨日と同じ街とは思えないほどの大歓声。今日は弾き語りはなし。バンドのたたみかけるような演奏で、アンテナの高いモスクワっ子を引きつけて離さない。

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 「Симаута(島唄)」でディアナを呼び込むと、歓声はさらに大きくなる。観客の人数は昨日の三分の一だけれど、「Симаута(島唄)」を歌う大合唱は昨日よりも大きい。狭い狭いステージだったけれど、メンバーは精一杯のパフォーマンスをしてくれた。

 アンコールを求める声もまるで地響きのよう。それに応えて、メンバー、そしてディアナ、さらにナイト・スナイパーズのギタリスト・イヴァンが登場。再び「Симаута(島唄)」を歌う。昨日のライブで高野さんと意気投合したイヴァン。間奏のギターソロで高野さんとギターバトル! 会場も更にテンションが上がって、最高潮の中、ライブは終わった。

 終演後、私は大急ぎでCD販売ブースへ。CDの価格は500ルーブル(約2000円)。モスクワ市民の平均月収は約13000ルーブル(約51000円)なので、決して安い金額ではありません。それでも、大勢の人が買っていってくれました。大声を張り上げて売っていると、モスクワ公演を手伝ってくれていた、地元の日本人学生の女の子が「ライブ、チョーーーー最高でした!! 私もCD買う! でもってお手伝いします!」と言って、ものすごい早口のロシア語で、現地の人に「今日のライブのプログラムが入った、最高にカッコイイCDだよ! 買って!」と呼び込んでくれました。私たちはこうやって各国で色んな人に助けてもらいながら、遂にモスクワまで辿り付けたのです。

 CDの販売を終えて、楽屋に戻ると、みんなビールで乾杯していた。特にこのツアーを主催する国際交流基金の桶田さんが最高にいい表情をしている。私はツアー中、どれだけ桶田さんに助けられたことか。厳しさと、バンドに対する愛情を併せ持った、本当に尊敬できる人です。彼女は「終わりたくない~~!!」とビール片手に叫んでいました。

 午前3時30分。ようやく会場を出て、ホテルへ戻る。そして午前7時にホテルをチェックアウト、モスクワ・シェレメチボ空港へ。ホテルの外は-18度。モスクワ滞在中で一番の寒さでした。空港へのバスの中ではみんな泥のように眠っていました。
 午前8時、空港に到着。チェックインまで少し時間がかかるとのことなので、30分ほど自由時間に。楽器の周りで、スタッフが朝日を浴びながらサンドイッチをほおばっている。それを見つめていたら、なんだか今までのこと全てが夢みたいに感じた――と思ってたら、ほんとに私は地べたに座って眠りこけていたらしく、はっと目が覚めたら、私の周りをぐるりとメンバー・スタッフが囲んで写真を撮っていました……。

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 やっとチェックインの手続きが始まるも、相変わらず時間がかかる。全ての手続きが終わって、外を見ると、今回のツアーで全力を尽くしてくれた、通訳のカーチャさんや現地でコーディネートをしてくれたスタッフ、日本大使館のみなさんが、私達が見えなくなるまでずっと手を振ってくれていた。今回のツアー、何度も経験した空港でのお別れ。出逢っては別れの連続。「また絶対に会いたい」その気持ちが、次へ繋げていく原動力になると思った瞬間でした。
by miyazawa-sick05 | 2005-02-16 17:26
 

 
 

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