ロシアでの記者会見――2月8日
レコーディングスタジオにて
11時にレコーディングスタジオへ向けて出発。明日のライブで共演するロシアのロックバンド・Night Snipersとのリハーサルと、新曲「ひとつしかない地球」のレコーディングを行なうためです。Night Snipersの中心人物、Diana Arbeninaは昨年10月に来日し、宮沢のステージを実際に観て、対面もしています。昨年12月に宮沢が初めてモスクワを訪れた際には、彼らの「コシカ(猫)」という曲を宮沢が歌い、レコーディングしました。スタジオにはすでにテレビ局が2局来ていて、リハーサル中もレコーディング中もカメラが回っているという状況でした。
Night Snipersが演奏する「コシカ」に合わせて、宮沢とNight Snipersのボーカリスト、Diana Arbeninaが歌う。重厚なロックサウンド。かっこいい! 3回ほど合わせ、お互いに親指を立てて「OK!」の合図。宮沢は「このバンドは本当にいいバンドだ」と言っていました。
リハーサルを終え、テレビ局のインタビューを済ませ、「ひとつしかない地球」のレコーディングへ。これまで各国でゲストの歌をレコーディングしてきたこの曲、今日はDianaの歌が新たに入ります。Dianaの素晴らしい日本語と、彼女がロシア語に訳した美しい詞はこの曲をさらに大きなものへと膨らませてくれる。歌入れもすぐにOKテイクが出ました。宮沢は「俺たちの旅が、この歌そのものだね」と。
レコーディングスタジオを出て、明後日のライブ会場でもあるクラブB2で行なわれる記者会見へ。なんと40社以上、80名近くの記者が集まっていました。ロシアだけでなく日本からも新聞社・テレビ局などが来ています。
まずロシアの記者に向けての宮沢とDianaとの共同会見。そこでは、宮沢に「ディアナとの出逢いについて」「ロシアのロックについてどう思うか?」などの質問が。それに対して宮沢は「人と約束できるようなロックがロシアにあるんじゃないか、と想像していましたが、彼女との出逢いでそれを確信しました」と答えていました。北方領土についての質問には「日本の国土は非常に狭いし、そこにたくさんの人が住んでいます。東京の人口密度はこの会場ぐらい高いと思います。ください(笑)。でも冗談抜きに、お互いの国でなにかを一緒にするスペースにならないかな、と思います。(東京から)モスクワは遠い街ですが、ロシアという国は日本から非常に近い隣の国ですし、なにかを一緒にやることができる架け橋の島になるといいんじゃないかと思っています。例えばロックフェスティバルをやるとかね」と答えたのがこの日一日で最も印象的な出来事でした。ディアナもその質問に対して答えていたのですが、ロシア語だったので解らず…。ごめんなさい。
続いて日本のメディアによる合同インタビュー。どのメディアも「本当にすごいことになっていますよ!」と興奮している様子で、中でもフジテレビの特派員の方は「t.A.T.u.も含めて暗い話題しか日本に提供できなかったこの国ですが、今回のニュースは本当に画期的です。ライブの翌日に日本に配信することが決定しました!」と意気込んでくれていました。ライブ翌日の「スーパーニュース」や「とくダネ!」、「めざましテレビ」等で流れる可能性があるそうなので、みなさんもお楽しみに!
街中にはライブを告知するアドボードが立っています
とても有意義だった会見の後は、日本大使公邸での夕食に招待されました。荘厳な建物の中でなつかしい日本食をいただく。公邸では野村駐ロシア大使夫妻があたたかく出迎えてくれました。野村大使は沖縄サミットの時に沖縄大使を務めていらっしゃったそうで、食事の席は沖縄の話で盛り上がりました。
そして久々に頂く日本食。ほんとーに幸せでした。帰り際に大使夫人は「宮沢さんって素敵な人ね」と言ってくれました。私も「ええ、そうなんです! 否定しません(笑)」と言っちゃいました。ともあれ、あー緊張した!
11時にレコーディングスタジオへ向けて出発。明日のライブで共演するロシアのロックバンド・Night Snipersとのリハーサルと、新曲「ひとつしかない地球」のレコーディングを行なうためです。Night Snipersの中心人物、Diana Arbeninaは昨年10月に来日し、宮沢のステージを実際に観て、対面もしています。昨年12月に宮沢が初めてモスクワを訪れた際には、彼らの「コシカ(猫)」という曲を宮沢が歌い、レコーディングしました。スタジオにはすでにテレビ局が2局来ていて、リハーサル中もレコーディング中もカメラが回っているという状況でした。
Night Snipersが演奏する「コシカ」に合わせて、宮沢とNight Snipersのボーカリスト、Diana Arbeninaが歌う。重厚なロックサウンド。かっこいい! 3回ほど合わせ、お互いに親指を立てて「OK!」の合図。宮沢は「このバンドは本当にいいバンドだ」と言っていました。
リハーサルを終え、テレビ局のインタビューを済ませ、「ひとつしかない地球」のレコーディングへ。これまで各国でゲストの歌をレコーディングしてきたこの曲、今日はDianaの歌が新たに入ります。Dianaの素晴らしい日本語と、彼女がロシア語に訳した美しい詞はこの曲をさらに大きなものへと膨らませてくれる。歌入れもすぐにOKテイクが出ました。宮沢は「俺たちの旅が、この歌そのものだね」と。
レコーディングスタジオを出て、明後日のライブ会場でもあるクラブB2で行なわれる記者会見へ。なんと40社以上、80名近くの記者が集まっていました。ロシアだけでなく日本からも新聞社・テレビ局などが来ています。
まずロシアの記者に向けての宮沢とDianaとの共同会見。そこでは、宮沢に「ディアナとの出逢いについて」「ロシアのロックについてどう思うか?」などの質問が。それに対して宮沢は「人と約束できるようなロックがロシアにあるんじゃないか、と想像していましたが、彼女との出逢いでそれを確信しました」と答えていました。北方領土についての質問には「日本の国土は非常に狭いし、そこにたくさんの人が住んでいます。東京の人口密度はこの会場ぐらい高いと思います。ください(笑)。でも冗談抜きに、お互いの国でなにかを一緒にするスペースにならないかな、と思います。(東京から)モスクワは遠い街ですが、ロシアという国は日本から非常に近い隣の国ですし、なにかを一緒にやることができる架け橋の島になるといいんじゃないかと思っています。例えばロックフェスティバルをやるとかね」と答えたのがこの日一日で最も印象的な出来事でした。ディアナもその質問に対して答えていたのですが、ロシア語だったので解らず…。ごめんなさい。
続いて日本のメディアによる合同インタビュー。どのメディアも「本当にすごいことになっていますよ!」と興奮している様子で、中でもフジテレビの特派員の方は「t.A.T.u.も含めて暗い話題しか日本に提供できなかったこの国ですが、今回のニュースは本当に画期的です。ライブの翌日に日本に配信することが決定しました!」と意気込んでくれていました。ライブ翌日の「スーパーニュース」や「とくダネ!」、「めざましテレビ」等で流れる可能性があるそうなので、みなさんもお楽しみに!
街中にはライブを告知するアドボードが立っています
とても有意義だった会見の後は、日本大使公邸での夕食に招待されました。荘厳な建物の中でなつかしい日本食をいただく。公邸では野村駐ロシア大使夫妻があたたかく出迎えてくれました。野村大使は沖縄サミットの時に沖縄大使を務めていらっしゃったそうで、食事の席は沖縄の話で盛り上がりました。
そして久々に頂く日本食。ほんとーに幸せでした。帰り際に大使夫人は「宮沢さんって素敵な人ね」と言ってくれました。私も「ええ、そうなんです! 否定しません(笑)」と言っちゃいました。ともあれ、あー緊張した!
by miyazawa-sick05
| 2005-02-09 22:50