ポーランド・プシェミシルでのライブ――2月4日
トメック・マコビェツキと宮沢
午後1時、ホテルから車で10分ほどの所にあるプシェミシル市体育館に到着。かなり古い建物。体育館の廊下を仕切って楽屋代わりに使う。楽屋にはプシェミシルで合流したスタッフからの差し入れ「赤いきつね」。初日のパリ以降、日本食レストランがあまり無い国にばかりをツアーしているため、MIYAZAWA-SICK旅団は一度も日本食にありついていない。そんな状況下にやってきた「赤いきつね」に、一同感激し、みんなで回し食い。見よ、この至福の笑顔。この写真を誰か「マルちゃん」に送ってやってください。


あらかた楽屋のセッティングを終えて、ホールに入ると、迷彩服の若者達が働いている。今日のライブは、国境警備隊の人達も舞台の設営などにボランティアで参加してくれている。本当に街ぐるみでこのライブを盛り上げようとがんばってくれている。本番直前、いつものように宮沢はポーランド語のMCを一生懸命練習している。今回は5カ国全て言語が違うから、本当に大変の一言につきる。ポーランドでの共演者、トメック・マコビェツキは昨日プシェミシルにマネージャーのアニャと2人で入ってくれた。楽屋でのインタビューがこちらに載っています。

開場時間。体育館には町中の人がやってきたの?というくらいに、多種多様な人々が訪れていました。約1300人近くの人が入ったそうです。ライブが始まると、なんだか異様な盛り上がり。ウクライナとの国境にあるこの小さな街プシェミシルでは、ロックコンサートというものに触れたことが無いであろう人達ばかり。反応が今までのコンサートとは全く違う。静かな曲の時にも、子供達がざわざわとしている。観ていた私は、すごく戸惑った。でもすぐにこの感覚がつかめた。あぁ、今までTHE BOOMが3年間野外で全世代に向けてやってきたライブ、あのときの肌触りに近い。土地土地によって、年齢層もお客さんのタイプも全く違う。なにせ今回は国まで違う! そう感じたその頃から、客席の反応も徐々にヒートアップしてきて、最後にはやはりこのバンドのペースに客席が巻き込まれていった。

アンコールで登場したトメック(ポーランド人なら誰もが知ってるロックシンガー。22歳!)に、客席も大興奮。トメックは宮沢と目を何度も合わせながら「ひとつしかない地球」を美しい日本語で熱唱してくれた。
ライブが終わったあと、急いで出口に設置したCDとTシャツを販売するための机で、「プイタ!!(ポーランド語で「CD」という意味)プイタ!!」と叫んでいると、「5枚ちょうだい」と言ってくれた男の子、「今日のライブの曲はたくさん入ってる!?」と興奮しながら話しかけてくれた女の子など、たくさんの人が集まってくれた。楽屋に戻り、宮沢にそんな反応を伝えつつ、弾き語りコーナーの時のことを話すと、「うるさいのは気にならないよ、俺。国も地方も違うんだから、反応が様々なのは当たり前。俺はベストを尽くす。今日の弾き語りはすごく満足がいく歌が歌えたよ」と言っていた。
バンドメンバーも今日は様々な感想を持っていたと思う。高野さんの日記を読んで感じることも沢山ありました。高野さんの日記を読むと、泣かされて、奮起させられます。

午後1時、ホテルから車で10分ほどの所にあるプシェミシル市体育館に到着。かなり古い建物。体育館の廊下を仕切って楽屋代わりに使う。楽屋にはプシェミシルで合流したスタッフからの差し入れ「赤いきつね」。初日のパリ以降、日本食レストランがあまり無い国にばかりをツアーしているため、MIYAZAWA-SICK旅団は一度も日本食にありついていない。そんな状況下にやってきた「赤いきつね」に、一同感激し、みんなで回し食い。見よ、この至福の笑顔。この写真を誰か「マルちゃん」に送ってやってください。


あらかた楽屋のセッティングを終えて、ホールに入ると、迷彩服の若者達が働いている。今日のライブは、国境警備隊の人達も舞台の設営などにボランティアで参加してくれている。本当に街ぐるみでこのライブを盛り上げようとがんばってくれている。本番直前、いつものように宮沢はポーランド語のMCを一生懸命練習している。今回は5カ国全て言語が違うから、本当に大変の一言につきる。ポーランドでの共演者、トメック・マコビェツキは昨日プシェミシルにマネージャーのアニャと2人で入ってくれた。楽屋でのインタビューがこちらに載っています。

開場時間。体育館には町中の人がやってきたの?というくらいに、多種多様な人々が訪れていました。約1300人近くの人が入ったそうです。ライブが始まると、なんだか異様な盛り上がり。ウクライナとの国境にあるこの小さな街プシェミシルでは、ロックコンサートというものに触れたことが無いであろう人達ばかり。反応が今までのコンサートとは全く違う。静かな曲の時にも、子供達がざわざわとしている。観ていた私は、すごく戸惑った。でもすぐにこの感覚がつかめた。あぁ、今までTHE BOOMが3年間野外で全世代に向けてやってきたライブ、あのときの肌触りに近い。土地土地によって、年齢層もお客さんのタイプも全く違う。なにせ今回は国まで違う! そう感じたその頃から、客席の反応も徐々にヒートアップしてきて、最後にはやはりこのバンドのペースに客席が巻き込まれていった。

アンコールで登場したトメック(ポーランド人なら誰もが知ってるロックシンガー。22歳!)に、客席も大興奮。トメックは宮沢と目を何度も合わせながら「ひとつしかない地球」を美しい日本語で熱唱してくれた。
ライブが終わったあと、急いで出口に設置したCDとTシャツを販売するための机で、「プイタ!!(ポーランド語で「CD」という意味)プイタ!!」と叫んでいると、「5枚ちょうだい」と言ってくれた男の子、「今日のライブの曲はたくさん入ってる!?」と興奮しながら話しかけてくれた女の子など、たくさんの人が集まってくれた。楽屋に戻り、宮沢にそんな反応を伝えつつ、弾き語りコーナーの時のことを話すと、「うるさいのは気にならないよ、俺。国も地方も違うんだから、反応が様々なのは当たり前。俺はベストを尽くす。今日の弾き語りはすごく満足がいく歌が歌えたよ」と言っていた。
バンドメンバーも今日は様々な感想を持っていたと思う。高野さんの日記を読んで感じることも沢山ありました。高野さんの日記を読むと、泣かされて、奮起させられます。
by miyazawa-sick05
| 2005-02-09 20:32