うまくいっている時もそうでない時もわたしはしあわせで溢れている。
2017年 11月 10日
数日、wifiをオフにさせて頂き、沖縄から280キロ離れた
台湾へ。私は初めての台湾。
私にとっての台湾は、小籠包や足裏マッサージよりも何よりも
作家、向田邦子さんが1981年8月22日に永眠された地。
という印象が強かった。
あの向田邦子さんが
エッセーの取材で訪問するはずの台北の松山空港に向かっている途中で
墜落事故。そして、いつか家族の手が離れたら、沖縄クラスの帰りに
一人立ち寄ることができるかな、そんな場所が
私にとっての台湾だった。
今回は、そんな台湾に両親の古希の祝いで
兄弟でプレゼントの旅。
お祝いを去年忘れていた私は(!)、一年遅れの
お祝いをどこでしようかとギリギリまで迷い
台湾に決めたのは出発の10日前。
(なぜか私が主導権を握っていた)
日程のみ、先に皆に有給や休業を確保してもらっていた。
私の担当は①ホテルをどこにするのか②カメラ係
と勝手に自分で決めて、そこに集中した。
台北に到着し、中山区までMRTに乗車し、
ホテルについた時には一人で「やったーーーー!」と誰もほめてくれないので(!)
一人で「ねえ、ねえ、ホテルのセレクトいいよね!」と
何度も言っていた。この時点で私の仕事は50%達成。
今回は年寄り子供が一緒。私は夜市よりもキャブった場所が
好きなのですが、みんなそんな感じではない。。。。
まあ、よかろう、と思い、最終日には「わがよかごと」出かけようと
思っていた。カフェやデパートや路地裏の雑貨店なども
見てみたいな。贅沢は言わない、1時間でいいので
見よう、そう思っていたけれど、、、最終日、
日本よりもお店のオープン時刻が遅くて、フライトの時間を
考えると、結局一軒も行けなかった。
それもまたよし!どんとこいだ!
絶対行きたい、というわけではないから
皆で過ごすことに意味があるよね。
街にゴミが落ちてない、女性の肌が綺麗、タクシーが安すぎる、足裏マッサージにはまりそう
など。
最後の最後にパスポートを紛失して、一人台湾に残った人がいますが(!)
それもまたいい思い出になることでしょう。(実際は何だかとても疲れました
その事件から数時間。笑、その人には次回からパンツにインさせます。パスポート!)
なぜか、福岡国際空港についてすぐに義母に連絡したくなり、義母に連絡しました。
人生のパートナーは自分で選ぶことができる時代に生まれたけれど
生まれた家族、義理の家族は、縁だな、そう思う。
祖母は結婚相手の人と結婚式当日に会った、そんな時代。
たった三世代違うだけで、自由はこんなにも身近だ。
義母、実母よりも、色々な意味で自由で勝手なオンナ盛りを
過ごしている私。
そして、儚くてちっぽけな私の日々が、うまくいっているように感じる時期も
そうでない時も、しあわせで溢れているということを忘れてはいけないと
強く思った。
うまくいっている時も、そうでないと感じる時も、しあわせで
溢れている。何度でも自分に言おう。
思うようにいかないと思うのは簡単すぎる。
中年だったら、そこから意地を自分に見せてあげようじゃないか。
うまくいかないと言わずに、じっとまた発酵させよう。
淡々と過ごそう。
どんな日常もしあわせで溢れている。
そう思えるように、また旅に出よう。
日常が愛おしいと思えるところまで旅に出よう。
休業中お問合せ頂き、お待ち頂き
ありがとうございました。
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by yumikomiyamiya
| 2017-11-10 12:42
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