てっぺん（ＡＭ１２時）近くまで
ガキSPの編集チェック。
尺の関係で、なくなくカットする場所をみんなで検討。
本当にもったいない。
しかし放送時間が３時間１４分しかないのだから、まぁ〜しょうがない。

その後、六本木へ移動。
知り合いの忘年会に合流し
空きっ腹のままワインをゴクリゴクリと飲む。
帰ったのは朝の4時46分。
案の定ヘロヘロになり、帰りのタクシーでは
どういう道順で帰ったのか、一切記憶がない。

家の前に到着し、お金を払おうと
財布を捜すが見あたらない。
「えっ？嘘？」
仕方なく、家にあるお金で払う。
領収書を貰い、そのままベットに直行。
財布が気にはなったが
飲んでたお店は、気心の知れた人ばかりで
しかも貸し切っていたので
知り合いの誰かが持って帰ってくれて
いると信じて、連絡をせず爆睡。

朝、目が覚めると
そうとうな二日酔いで、なかなかベットから出て行けない。
もちろん食事なんてもってのほか。
水しか喉を通らない。
パソコンの前にも座って居られない。

からえづきがする中
脱ぎ散らかした服から携帯を取り出し
お店に残った人に連絡するが
「見あたらなかった！」との返事。

ガッビィ〜ン！

古い擬音だが、マジでこんな感じで一気に愕然する。

二日酔いで　人と話をするもの嫌なのに
電話でカードを一旦全部停め
気持ち悪いまま　麻布署へ紛失届けを出しに行く。

夕方から打ち合わせに出て
「クレジットカードや、キャッシュカードや免許証・・・」
こんな年の瀬に、面倒なことになるなぁ〜と
落ち込んでいると、タクシーの人から連絡が入る。

タクシーを降りたのが朝の４時４６分だったので
そのまま誰も乗せることもなく　家に戻って見つけたらしい。
だったらもっと早く連絡くれっつぅ〜の。
と一瞬思ったが、そんなことより　財布が出てきた喜びの方が強く
まるで命の恩人のように、感謝の言葉が出てきちゃう。

家まで届けてくれるとの事で
待っていると、ちゃっかり代金は請求された。
まっ、でも財布を無くしたことを思えば
天と地の差があるので　これぐらいなんともない。


からえづきはおさまらないが
財布が出てきて心は晴れやかになった。
２２時から「ヘイ！ヘイ！ヘイ！」の打ち上げへ。
二日酔いのままだったので　乾杯も、お酒を飲まず、僕だけ水。
スペイン料理に舌鼓を打ちながら　徐々に胃の調子が良くなってくる。
朝と夜でこんなに身も心も違うなんて
ちょっとしたことで人は辛い一日にも、楽しい一日にもなるんだなぁ〜と
実感しながら、パエリアに手が伸びていた。


※ちなみにこの写真の御菓子は久々にヒット
　けっこう美味い！　なんか病みつきになりそう！


高須光聖オフィシャルＨＰ「御影屋」